Ferrari 308 クアトロバルボーレ 車検&オーナーご依頼箇所チエック

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

今回、Ferrari 308 クアトロバルボーレ メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたFerrari 308 クアトロバルボーレを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

Ferrari 308 クアトロバルボーレ 車検&オーナーご依頼箇所 チエック開始準備の為、リフトセクションへと…

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

チェック開始です。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

美しいボデーラインを持つベルリネッタのスタイリングはピニンファリーナのレオナルド・フィオラバンティにより作り出されたのは有名ですね。

あまりにも美しいボデーラインにレオナルド・フィオラバンティも個人的に今も308を所有しておられます。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

ボデープロテクターの装着。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

初期の308のパワーユニットは2926ccのV8 DOHCで、2バルブモデルはウェーバー製キャブレターを搭載し、最高出力255PS/7000rpm、最大トルク30.0kg·m/5000rpmを発揮。

1982年にキャブレター式からインジェクションに変更、またエンジンヘッドを4バルブ化したモデルがクワトロバルボーレ。

フェラーリ 308 クワトロバルボーレ

フェラーリ 308 クワトロバルボーレ

前年にインジェクション化され大幅にマイルドになった308GTBi/GTSiではマキシマムパワーは214PSにドロップ。

クアトロバルボーレでは、気筒あたり吸気2、排気2の4バルブ、8気筒でマキシマムパワーは 240PS(US、日本仕様は235PS)へと復活させたフェラーリ。

フェラーリ 308 クワトロバルボーレ

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

的確なチェック&トラブルシューティングが進みます。

トラブルポイントは、各専用機器で分析し裏付ける確証をとりピンポイントで確定します。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

心臓部はKジェトロ。

フラップが噴射量を制御するシステム。

全ての気筒に連続的に燃料噴射を行います。

システムに異常が無くてもセットアップで性能が大きく変わります。

機械的作動部分が多いので、経年劣化などでセッティングが変化するので、定期的なセットアップが性能を保ちます。

Kジェトロは、経年劣化や長期放置による不具合の発生は少ないですが、要件によりエンジンの初期性能が発揮できなくななっているマシンが非常に多いです。

構造や基本原理を熟知したエンジニアがKジェトロ各項目を全て個別にチェックします。

また、エレクトロニクス関連も全てチェック。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

リトラクタブルヘッドは作動しますが格納しない現状。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

的確なトラブルシューティングを行いオーナーにチェックポイントをお知らせします。

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続いて、メカニカル関連のチェック。

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

308  各モデル毎に傾向的不具合発生ポイントが存在します。

また、マシンの使用状況や、保管状態により、個々のマシンの状態が全く違いますので同時に的確なチェックが行なわれます。

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの1部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返しマシンより受ける衝撃や、恒に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけないと言うわけでは有りません。

的確なチェックで判断します。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

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フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

鋼管フレームで構成されている308シリーズ。

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※通常アップするチェック時の不具合ポイントの詳細な画像は差し控えさせて頂いていますが、
今回オーナーのご希望により代表的な部分を詳細にアップさせて頂きます。

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オイル漏れポイントの1部。

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シャフトシールからのオイル漏れ。

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デファレンシャルからのオイル漏れ。

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各部から漏れ出したオイルが、付属パーツにまで廻り込んでしまっています。

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エキゾーストにも走行風で付着。

車両火災を引き起こす原因。

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フロントステアリングラック部分。

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続いてF/Rサスペンションシステム。

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ブレーキホースの取り回し不良の為、アッパーアームと接触。

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ブレーキホースが裂ける寸前。

裂けると完全なノーブレーキ状態に…

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続いてフロントサスペンションブッシュの状態。

新車時から1度も手が入っていなかったのでしょう。

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現状の、サスペンションアーム ブッシュのアップ画像です。

完全に対応年数の超過で劣化し切っているサスペンションブッシュ。

サスペンションブッシュとしての役割を完全に消失してしまっている状態です。

マウントや、ホースに使用される代表的なラバーパーツの劣化は、酸素、オゾン、光、放射線、薬品、オイル、高温にさらされる事などなど………によって引き起こされゴムの物性は低下してしまいます。

特に、二重結合を主鎖に持つゴムは劣化しやすく、亀裂を生じたり、分解して粘着性を示すようになります。

いろいろな部位に用いられているラバーパーツは種々の配合剤を用い、更に架橋反応を行うため、劣化反応は非常に複雑です。

ラバーパーツの劣化は、ゴム材料が持っている機能が許容限界以下に低下することにより発生してしまいます。

パーツ構造体としての機能が使用に耐えなくなる状態が発生しマシンにダメージを与えてしまいます。

サスペンションブッシュの役目は、路面の凹凸の衝撃を、ボデーに入力されることを防ぎます。

衝撃からフレームや、ボデーを守る働きを持たせるのが、サスペンションブッシュの役目。

経年劣化によるヘタリが、許容範囲を超えて落ち込んだり、亀裂が入ってしまうと、ボデー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、結合部が破損したり、ボデー自体に致命的なダメージを与えます。

見逃されがちなサスペンションブッシュ。

マシンには、非常に重要な個所ですし、交換する事で、ボデー自体を確実に守り、またドライバビリティも格段にアップします。
今まで何だったんだろうと言うぐらい、驚くほど体感出来きる部位の1つです。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

同様のフロントスタビライザーブッシュ。

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続いてリヤーへ…

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リヤー現状の、サスペンションアーム ブッシュのアップ画像です。

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リヤースタビライザーブッシュ。

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フューエルラインが劣化により亀裂が入っています。

全てのラインも同様に…

破裂するとガソリンが噴出します。

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エンジン冷却ライン。

エンジン冷却水が少しずつ漏れている状態。

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ラジエターキャップの現状。

エンジン冷却水を加圧出来ない現状。

また、漏れ出したエンジン冷却水でサブタンクの塗装も剥離しています。

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ユニット付属構造部分。

許容範囲を超えるガタが発生しています。

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フロントキャリパーがバージョンアップされています。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

キャリパーとローターとのマッチングが合っていません。

ブレーキディスクパット残量は十分有りますが、キャリパーピストンがかなり突出しています。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

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フロアー。

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フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

フロントビッグバンバースポイラーの取り付け部。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

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続いてフロントセクション。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

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ブレーキマスターシリンダーからブレーキオイル漏れ。

ブレーキシステム全体に危険な状態です。

 

また、ブレーキオイルは成分上 塗装に付着すると侵食し剥離させます。

フェラーリ 308 クアトロバルボーレ

全てのチェックが終了した308 クアトロバルボーレ。

代表的な部分のみを詳細にアップさせて頂きました。

 

担当エンジニアが細部まで現状のマシンの状態を把握し切らせて頂きました。

内容をまとめ、現状のマシンの状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

フェラーリ 308 クワトロバルボーレ

全てのチェックが終了した308 クアトロバルボーレ。

実施したトラブルシューティング中の分解写真は担当エンジニアが撮影致しております。

今回、御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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