Ferrari F355 車検&オーナーご依頼ポイント チェック

フェラーリ F355

ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

今回、Ferrari F355 メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたFerrari F355を積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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Ferrari F355 車検&オーナーご依頼ポイント チェック 開始準備の為、リフトセクションへと…

フェラーリ F355

フェラーリ F355

ボデープロテクターの装着。

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チェック開始です。

まず、第1段階。

Ferrari純正車両診断テスター SD2を、Ferrari F355 車輌コントロールユニットに接続。

ECUと交信開始です。

ErrorコードのみのチェックではなくFerrari純正車両診断テスター SD2で、マシン全体のエレクトロニクス関連の状態や、調整の状態を詳細に把握します。

各部の作動状況や出力波形に至るまで、コンピューター上で、できうる全てのエレクトロニクス関連のチェックを行い現状のマシンの状態を把握します。

フェラーリ F355

F355の パワーユニットは、90度 V8 DOHC 5バルブ。

348tb/tsのF119G型 TB/GTS用のF119H型をベースに開発されたF129B型。

F119Hからストローク量を2mm延長して排気量を3.5リッターへとアップしたF129B型パワーユニット。

他にもさまざまな進化を遂げているF129B型パワーユニット。

代表的なのは5バルブ化。

IN側に3本 OUT側に2本のバルブを配し、ピストンはマーレー社のショートスカートの鍛造アルミニウム コンロッドはチタン製。

また、R/H L/Hバンク独立するタイミングベルトでカムシャフトを駆動させます。

更なる高回転型パワーユニットへと進むフェラーリのプロジェクトが垣間見れます。

ブロックとヘッドは鍛造アルミニウム製パーツで構成されている心臓部のメカニカルチェックも実施。

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エンジンマネージメントシステムは、PA / PR / XR 異なるスペックで制御されています。

PA / PRはM2.7 XRではM5.2に進化しています。

Ferrari純正 車両診断テスターSD2で取得した各部のデーター。

現状のF355 マシン全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデーターを取得。

最新のデーターとも比較します。

マシンのエレクトロニクス関連の状態を全て把握しました。

これより、SD2で取得したデーターは、あくまでもデーターとし受け止めます。

データー全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを専用機器を使用し単体点検を実施。

更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。

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最高出力は、380PS / 8,200rpm、最大トルク36.7kg·m/5,800rpmを搾り出します。

高回転型で、フェラーリ最高の官能的なエキゾーストノートを奏でるF129B。

F129B型エンジンのメカニカルまた、モトロニックM2.7 / 5.2 の基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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続いて、年数的 指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

F355 各モデル毎に傾向的不具合発生ポイントが存在します。

また、マシンの使用状況や、保管状態により、個々のマシンの状態が全く違いますので同時に的確なチェックが行なわれます。

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの1部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返しマシンより受ける衝撃や、恒に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけないと言うわけでは有りません。

的確なチェックで判断します。

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マシンはさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…..書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台のマシンとして構築されています。

マシン毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツが有ります。

ただ、これまでマシンがどの様な方法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

オーナーがどの様に使用してきたか?

どの様な保管をされてきたか?

色々な状況でメンテナンス個所が違ってきます。

指定交換に入っていないパーツでも使用状況によって寿命が長くもなりまた、短くもなります。

マシン内部の隠れた部分まで、的確なチェックが行われます。

常に定期的なマシンのチェックによりベストなマシンの維持が可能となります。

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近年のマシンは、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。

たとえば、マシン下部アンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計されエアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力が発生させるダウンフォースを作り出します。

マシン下部全面にアンダーカウルが装備されているのでオイル漏れ等発生しても中々オーナーには判りづらい反面もあります。

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シャシーは基本的には348同様、一部に鋼管スペースフレームを残しつつもよりスタンダードなモノコックフレームを採用したモデル。

センターモノコックのリアにはエンジンなどのユニットがマウントされているシャシー。

足回りは前後ともダブルウィッシュボーン。

サスペンションシステムは電子制御タイプの可変ダンパーを装着し2種類のプログラムが選択可能なシステム。

ブレーキシステムはF/R共にベンチレーテッドディスク。

ステアリングシステムは、パワーアシストシステムが採用されたラック&ピニオン。

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複数の油脂類漏れポイント。

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オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。

ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こります。

また特にエンジン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しないマシンは、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。

また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生しオイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。

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アンダーカウルが全面に装着されている為、中々オーナーには気づけない場合が多々あります。

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確実なトラブルシューティングで的確に主原因ポイントを確定します。

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サスペンションブッシュはコンディションの良い状態。

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現状のエキゾースト。

左側に注目。

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左エキゾースト取り付けボルトが欠損し、全く固定されていない状態。

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右はボルトが緩み隙間が開いている状態。

次に、なぜボルトが欠損してしまっているのか?

ボルト欠損や緩みの主原因は?

これらの要因を特定することが重要です。

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ドライブシャフトの現状。

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フェラーリの傾向的不具合発生ポイント。

熱害によるドライブシャフトブーツのダメージ。

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続いて、フロントセクション チェックの為、プロテクターの装着。

独自の項目毎に細部までチェックを行います。

続いてオーナーご依頼ポイントのトラブルシューティングへと…

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主原因をピンポイントで特定します。

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全てのチェックが終了したFerrari F355。

担当エンジニアが確実に現状のマシンの状態を把握し切らせて頂きました。

内容をまとめ、現状のマシンの状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

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今回のリペア&メンテナンス ポイントまた、今後のメンテナンス ポイント。

現状のマシンの状態を全て記載した報告書の中でご予算に合わせ決定しました今回のリペア&メンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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Ferrari F355  リペア&メンテナンス開始の為、リフトセクションへと…

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リフトUP。

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ボデープロテクターの装着。

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まず、エキゾーストからのリペア。

現状の状態です。

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装着の段階で無理をしています。

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ボルト欠損や緩みの主原因。

このような装着方法は、確実にボルト ナットの緩みが発生します。

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リペアパーツの1部。

材質や形状も吟味します。

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リペア終了のエキゾースト。

基本装着で確実にロック。

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周辺部分もクリーニングアップ。

個体差に合わせ微調整も実施。

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テールエンドも独自のクオリティーでフィニッシュ。

続いて油脂類の交換へ。

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ミッションオイルの交換。

長期間交換されていなかったのでしょう。

オイルの色や粘度が異常です。

エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤーの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまでよくなるミッションオイル。

シフト操作をするとミッション内部で大きなギヤーが噛み合ったり、外れたりしますよね。

ギヤーオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますがギヤーオイルの場合この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤーの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

マシンやモデルまた、使用用途に応じてオイル成分や、粘度などなど……ベストなオイルを選択し交換します。

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ミッションも破損すると非常に高額なリペアになるので、交換スパンはキッチリと…

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ドレンボルト インナー&アウターもキッチリクリーニング。

ガスケットの再使用は致しません。

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続いて、2次エアーポンプフィルターブラケットの折損のリペアへと。

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あまり見受けられないトラブルです。

おそらく以前のエキゾーストの装着方法から見ても、装着時 外的要因が加わり折損してしまっていると考えられます。

トラブルシューティング時、確実な現品修復方法をご提案させて頂いておりますので加工修復開始です。

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折損部分。

下処理を行ない、いくつかの工程を経て最終 基本位置を決定していきます。

角度や長さは重要なポイントです。

フェラーリ 348

基本位置を決定し冶具を製作。

冶具は、溶接パーツが熱変形しないよう基本位置でロック。

溶接工程に入ります。

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溶接工程は、機械加工室で行います。

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アルミ素材の純正パーツを、アルゴン溶接で溶着工程。

アルゴン溶接はタングステン電極の周りからアルゴンガを放出し、大気から溶融金属を遮断し溶接を行います。

電極が細く、非常に精密な溶接を行うことが可能です。

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溶接も完了。

下処理を実施し、梨肌が再現できる特殊ペイントを実施。

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使用した冶具を、補強用パーツとして再使用。

同様にペイントも終了。

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現品で確実にリペア完了です。

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続いてアクセルワイヤーの交換。

画像上がニューパーツ。

下が内部劣化してしまっているワイヤー。

一見の外観では、全く問題ない様に見えます。

交換するかどうかの判断は、的確なチェックと、エンジニアのテストランによる、ドライバビリティーでの判断で行います。

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ニューパーツの組み込み。

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300k近くで走るロードゴーイングマシン。

定期的な、足回り&マシン全体のトルク管理が必要です。

各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

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同時に分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々まで、クリーンニグアップします。

中々オーナーが目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくてもダストや、砂などが付着してしまう部分。

現状のフロントフェンダー内部の画像です。

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同じくリヤーセクション。

メンテナンス&クリーニングアップに入ります。

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トルクチェック、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。

ダストや、砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がより機敏になると共にクリーンな状態を取り戻しました。

きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを行います。

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同じくリヤーサスペンションシステム。

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続いてホイールのクリーニングアップ&メンテナンス。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ メンテナンス開始です。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

4輪全てホイール内側&表側共に、本来の発色を取り戻し組み込みに備えます。

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近年のFerrariは、ダウンフォースをアンダーフロアーで稼ぐ為、マシンフロアー全面 アンダーカウルで覆われています。

中々オーナーが目にする事の無い部分です。

チェック&リペアまた、メンテナンスに伴い分解した、アンダーカウルやフェンダーライナー類。

分解したパーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。

分解パーツを1点1点リフレッシュする事で、見た目にもスッキリし、トラブルを未然に防ぐ事も兼ね全て組み込み前に表裏共にクリーニングアップします。

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細部まで完璧にクリーニングアップを実施。

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クリーンな状態で組込みに備えます。

リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要です。

各部の仕上げは、レザーの素材、ペイントの素材、各部の構成パーツなどなど… 素材を熟知したエンジニアにより、部位部位に1番適した、本来の素材を蘇らす意味での仕上げが行われます。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行われません。

各部のクリーニングアップは全て作業の一貫と考え行います。

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続いて、マシン ロアーセクションの最終チェックと同時に細部までクリーニングアップも終了。

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クリーニングアップ済みのアンダカウルを基本装着位置へ確実に組み込み。

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続いて、全てのリペア&メンテナンス終了後の最終セットアップ。

入力されていたERRORコードなども、全てリセット。

また、センサー&アクチュエーターのアダプティブ。

電子制御部位は、Ferrari純正車両診断テスターSD2で最終チェックまた、セットアップを実施します。

よくセットアップしましたと言う言葉は聞きますが、トラブルコードの消去だけではセットアップとは言えません。

メカニカル面も的確な最終チェック&セットアップを実施します。

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独自のセットアップも終了。

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最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

Maintenance Reportでは全ての画像をアッブ出来ませんが、ポイントをオーナーに見て頂ける様、かいつまんでアップしています。

メンテナンス工程も詳細に撮影していますのでCD-Rで、お渡しします。

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エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。

フェラーリ F355

全てのメンテナンス終了のFerrari F355 。

こちらのMaintenance Reportには作業内容の1部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのメンテナンス中の分解写真。

全て担当エンジニアが撮影致しております。

詳細な写真  162枚 (CD-Rに落として有ります)及び、今回のメンテナンス内容、また今後のメンテナンスメニュー書類も分かり易く作成していますのでマシンと一緒にお持ち致します。

今回、メンテナンス御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

お問い合わせ

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