Ferrari 512TR マイスターチェック&オーナーご依頼ポイントチェック

※メンテナンスリポートの更新は2018/10/28を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

フェラーリ 512TR

ウエッブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

今回、Ferrari 512TR メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

只今、弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたFerrari 512TRを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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Ferrari 512TR マイスターチェック&オーナーご依頼ポイント チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

フェラーリ 512TR

チェック開始です。

 

まず、第1段階。

Ferrari純正車両診断テスター SD2を、Ferrari 512TR 車輌コントロールユニットに接続。

ECUと交信開始です。

ErrorコードのみのチェックではなくFerrari純正車両診断テスター SD2で、車輌全体のエレクトロニクス関連の状態や、調整の状態を詳細に把握します。

各部の作動状況や出力波形に至るまで、コンピューター上で、できうる全てのエレクトロニクス関連のチェックを行い現状のマシンの状態を把握します。

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ボデープロテクタを装着。

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パワーユニットは、テスタロッサの180度V型12気筒DOHCを受け継いでいますが、圧縮比は9.2から10.0に。

最高出力はテスタロッサより、35psアップの425ps/6750rpm、最大トルクは0.1kgmアップの50.1kgm/5500rpmを発揮するTipoF113型パワーユニット。

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ベルリネッターボクサーから引き継がれる2段構造に組み合わされたミッション。

5速MTからの変更は有りませんが、ハイパワー化に対応して、ギヤレシオが見直されている512TR。

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エンジンマネージメントシステムは、ボッシュ製のK/KEジェトロニックから、モトロニックM2.7へとバージョンアップ。

 

Ferrari純正 車両診断テスターSD2で取得した各部のデータ。

現状のF360 モデナ 車輌全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデーターを取得。

最新のFerrariアップデートデーターとの比較も行います。

現状の電子制御部位データーを全て詳細に把握します。

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続いて、SD2で取得したデーターは、あくまでもデーターとし受け止めます。

データー全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを専用機器を使用し単体点検を実施。

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Tipo F113型パワーユニット、モトロニックM2.7の基本原理や構造を熟知したエンジニアが更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。

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フレームの基本設計はテスタロッサの角型断面のクロームモリブデン鋼を引き継ぐかたちのフレーム。

テスタロッサでは分離型だったリアサブフレームは溶接され、一体型フレームになった512TR。

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テスタロッサに比べ、パワーユニット搭載位置を30mmダウン。

シフトのロッド部分は、ロールベアリング。

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続いて、メカニカル関連のチェック。

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

512TR  各仕様毎の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また、車輌の使用状況や、保管状態で車輌の状態が全く違う為、的確なチェックを行ないます。
 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの1部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけないと言うわけでは有りません。

的確なチェックで判断します。

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車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…..書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車輌として構築されています。

モデル毎の傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも有ります。

 

ただ、これまで、的確かつ確実なチェック&メンテナンスを受けてきたか?

また、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

更に、車輌の価値観を理解したエンジニアが携ってきたか?

過去の環境により、車輌のコンディションは大きく左右されます。

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項目別に独自のチェックを行います。

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エンジン&ミッションマウント。

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使用許容範囲を測定。

許容範囲は著しく下回り、なおかつ切損が発生しているマウント類。

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ブレーキシステム。

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ブレーキオイルの漏れ。

以前から漏れが発生していたようです。

ボデーパネル、ペイントまで侵食されています。

 

ブレーキシステムと一言で言っても色々な作用をするシステムの集合体。

個々に重要な役割を担ったパーツで構成されています。

人命に関わる非常に大切なポイント。

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フューエルデリバリー系統。

白く変色している箇所がガソリンが漏れ出しペイントを侵食しています。

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TR傾向的不具合ポイントのデリバリージョイントのクラック。

最新モデルからクラシケまで、どのモデルにもこのようなポイントが数多く存在します。

常に最新のデーターで車輌をチェックする事が可能です。

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続いてサスペンションシステム。
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サスペンションシステム アームブッシュの画像。

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サスペンションブッシュは、路面の凹凸による衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームに入力されることを防ぐ役割を果たしています。

衝撃からフレームや、ボデーを守る非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。

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サスペンションブッシュは定期交換パーツです。

使用年数や走行距離に関係なく、確実な測定やチェック,ドライバビリティーで良否を判断します。

ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れダブルウィッシュボーンのメリットが崩れデメリットばかりが大きくなります。

フェラーリ本来のシャープなハンドリングの楽しさが味わえない状態。

 

また、経年劣化等で使用許容範囲を超えパーツとしての機能性を失うと、ボデー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃でボデーまた、フレームのねじれや、結合部の破損など、車輌の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

車輌にとって非常に重要な個所ですし、交換する事で、フレームを確実に守り、またドライバビリティも格段にアップします。

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サスペンションシステム アームブッシュ。

パーツ構造体として許容範囲を超えてしまうと、伝統の鋼管フレームに多大なダメージを与えてしまいます。

定期的なチェック&リペアで、2次的ダメージを防ぐ事が可能です。

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フェラーリ 512TR

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接続面、ジョイント部分に油脂の滲みが確認できます。

今回はクリーニングをし、次回の点検時 要チェックポイントですね。

弊社では、1台1台の車輌の状態を把握し、記録を残して管理させて頂いています。

オーナーと車輌の良きパートナーとして常に車輌を向上していければと考えます。

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タイヤトレッド面の亀裂。

タイヤ交換時期には色々なポイントがあります。

単に残り溝が1.6mmに達したスリップサインに近づいた状態。

溝が残っていても長年の装着で硬化し、ひび割れてきた状態。

ただ、タイヤ本来のパフォーマンスを発揮させるにはタイヤによって異なりますが3年〜5年でタイヤ交換時期の1つの目安といえます。

3年〜5年程度でタイヤのゴムが劣化しコンパウンドが硬くなり本来のパフォーマンスを発揮出来なくなります。

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全てのチェックが終了したFerrari 512TR。

確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。

内容をまとめ、現状の車輌の状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

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幾通りかのメニューの中から、お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 512TR リペア&メンテナンス開始の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクタの装着。

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油脂類の交換から。

一言で油脂類と言っても、常に車輌は色々な油脂類で、潤滑や油圧の発生による作動が行われています。

エンジンオイル&オイルフィルター ミッションオイル F1マチックオイル ブレーキオイル クラッチオイル パワーステアリングオイル エンジン冷却水などなど…

FerrariやLamborghiniなどのスーパースポーツマシンは高速走行などが多い為、エンジンオイルだけでは無く、他の部位のオイルも頻繁に酷使されるので確実なスパンでの交換が必要です。

各油脂類は、色々と各社ラインナップが有りますが、メリットとデメリットが有り、モデル毎また、使用する部位また、車輌の使用用途などを全て加味し、1番適切なオイルを、弊社では選択します。

メーカー指定純正オイルが1番無難と言えば無難なのですが、全てのモデルに1番適切なオイルかと言えば疑問です。

新車時のエンジンに注入されているオイルは、メーカー指定純正オイルでは無く、初期馴染みなどなどを考慮した、ファクトリー専用の非常に高額なオイルです(一般には流通しない特殊な高性能オイル)。決してメーカー指定純正オイルでは無いんです。

モデル毎にオイルに添加されている成分内容や粘度などなど…を変更しベストなオイルをチョイスし交換する事で、車輌をよりベストな状態へと導きます。

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まずエンジンオイル&オイルフィルターの交換。

エンジンオイルは、ベースオイルで色々と分類されます。

鉱物油

部分合成油

化学合成油

PAO

エステル

植物油

規格で分けると…

API規格

ILSAC規格

SAE規格

ACEA規格

JASO規格

粘度による分類では…

SAE粘度

HTHS粘度

色々と各社ラインナップが有りますが、メリットとデメリットが有ります。

モデル毎また、使用する部位また、車輌の使用用途などを全て加味し、1番ベストなオイルを選択します。

モデル毎にオイルに添加されている成分内容や粘度などなど…を変更しベストなオイルをチョイスし交換する事により、車輌をよりベストな状態へと導きます。

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ドレンボルト インナー&アウターもキッチリクリーニング。

ガスケットの再使用はしません。

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続いて、オイルエレメントの交換。

エンジンオイルにはエンジン内部を清浄に保つ為にオイル中の汚れやゴミを取り込むオイルフィルターがありますね。

オイルフィルターがあると、エンジンオイルがそこを通過することにより、オイル内に取り込まれていた金属粉やスラッジ(ホコリや燃焼カスなどの不純物)が濾し取られます。

特に金属粉は、放置すると研磨剤と同様の効果をエンジン内に及ぼしてエンジン損傷の原因になる為、その除去は重要です。

オイルフィルターのろ過能力は上げ過ぎると油圧上昇や目詰まりなどの不具合を引き起こす可能性がある為にその性能はある一定のところで抑えられています。

その為オイルフィルターですべての金属粉やスラッジ等が除去できる訳ではないんです。

また、オイルフィルターの能力が低下し目詰まりを起こした場合を想定してバイパス機構を備えています。

フィルターが目詰まりしてエンジン内各所にオイルが供給できなくなると、エンジンが焼き付く原因となるからです。

ただしこの機構はあくまで非常用であり、的確なスパンでの交換が必要です。

また、交換時は的確なトルク管理の下での交換が必要です。

 

フランジ内部の不純物を除去。

クリーンな状態からエレメントを組み込み。

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ミッションオイルの交換。

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エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤーの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまでよくなるミッションオイル。

シフト操作をするとミッション内部で大きなギヤーが噛み合ったり、外れたりしますよね。

ギヤーオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますがギヤーオイルの場合この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤーの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

車輌やモデルに応じて、オイル成分や粘度などなど……ベストなオイルを選択します。

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適切なスパンでの交換が行われていなかったか、512TRのポテンシャルに対応不足のオイルが注入されていたか?

ドレンにミッション内部の金属粉が…

応力分散作用が不足していたのでしょうね。

ミッションも破損すると非常に高額なリペアになるので、交換スパンはキッチリと…

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ドレンプラグクリーニングアップ後の画像。

クリーンな状態で組み込み。

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エンジン冷却水。

エンジン冷却水は、エンジンオイルと同様、重要な役割を果たす液体です。

主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

高温なエンジンを常に冷却する役割を果たしています。

また、ラジエーターやエンジンブロックで使用される構成パーツに錆が発生しない様にする役目や、消泡性能などなど…もかね合わせています。

エンジン稼動時には、常に高温にさらされる為、エンジン冷却水も劣化します。

エンジン冷却水には、さまざまな化合物が含まれています。

エンジンオイル同様に、長期使用せず、1年に1回酷使されたエンジン冷却水を交換することにより、本来の性能を発揮させ、エンジンを守ります。

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続いてガスキャップの交換。

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ガスキャップの交換。

右が装着されていたガスキャップ。

内側のラバーが経年劣化しオイル漏れを起こしている状態。

左がニューパーツ。

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今回交換するFerrari 純正 ポリッシュ仕上げのガスキャップ。
 

こちらのパーツは、ウェブサイト Premium Parts で紹介しています 『Ferrari 純正 オプション アルミ製 ポリッシュ仕上げ フューエルフィラーキャップ set  』

Premium Partsでご購入して頂けます。

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Ferrari 純正 オプション ポリッシュ仕上げ フューエルフィラーキャップへと交換。

鏡面仕上げのガスキャップ。

クールなポイントです。

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ブレーキラインの交換へと。

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ブレーキホースは、ブレーキキャリパーへ高圧縮され高圧になったオイルを伝達させるパーツ。

ブレーキの安定した制動力、また人命に直結する為、定期的な使用年数で交換が必要な部分の1つです。

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現状の状態での交換は、塵や埃、汚れが内部混入する可能性があります。

まず、交換前に汚れた周辺部位のクリーニングアップから。
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車輌から取外した劣化が進んだブレーキホース。

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今回ご提案させて頂いたステンメッシュのブレーキホース。

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ステンメッシュブレーキホースへと換装するメリットは、通常の純正のゴム製ブレーキホースは、加圧時の膨張が大きく、マスターシリンダーで発生した圧力を100%キャリパーへ伝えることができません。

ステンメッシュブレーキラインにすることで膨張が少なくなり、ペダルストロークが短いので良く効くように感じられます。

ブレーキを踏み込んでいくとカチッとした感じになります。

ただ、メリットもあればデメリットもあります。

ステンメッシュホースはゴム製ブレーキホースの様に目視でのチェックが困難です。

必ず定期的な交換が必須となります。

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現状のホースクランプの画像。

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リペアに伴い分解した問題の無い脱着パーツはそのまま組み込まれるのが通常でしょう。

私たちのメンテナンス工程は、その問題の無い脱着パーツも1点1点リフレッシュを行います。

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クリーニングアップ後のホースクランプ画像。

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車輌の構成パーツには色々な処理が行なわれています。

使用用途で使い分けられています。

ごく一般的なメッキ クロメート処理いわゆるユニクロ処理が行なわれています。

以前は六価クロムが主流でしたが発がん性物質を含む為、現在の主流は三価クロムへ。

六価クロムと三価クロムでは処理方法が異なります。

また、三価クロムメッキと、三価クロメートも、まったく異なるメッキ方法です。

まだまだ、色々と違いが有りますが、個々の素材や処理方法を熟知してこそ1番適切なメンテナンスや、クリーニングアップにつながります。

これは、車輌のトラブルシューティング、リペア、メンテナンス全て共通する事でしょう。

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ステンメッシュホースへと…

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クリーニングアップ後の装着部位に確実に組み込み。

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通常オーナーが目にする事の無い隠れた部分ほど重要視します。
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ブレーキオイル漏れは、ブレーキの制動力を奪い人命に直結する非常に危険なポイント。

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また、ブレーキオイルは、通常ポリエチレングリコールモノエーテルが主成分です。

成分上、塗装等に付着すると、この様に塗膜を完全に侵食してしまう成分が含まれています。

侵食され露出したボデーパネルには錆まで発生してしまっています。

まず、侵食されたボデーリペアから…

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侵食されたペイントまた、ボデーパネルの処理。
 

侵されたボデーペイントを細部まで剥離。

また、錆は腐食生成物です。

少しでも残っていればその部分から錆は加速度的に侵攻します。

完璧に錆を除去し、再発を完全にシャットアウトします。

 

この様になる前に的確な定期チェックで人命を危険にさらす事無く、また車輌へのダメージを防ぐ事が大切です。

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下地のコンディションを整え、独自のプライマーサフェーサーでの処理が進みます。

塗装工程はまず、プライマーサフェーサー塗装するところから始まります。

 

パテ研ぎ三年サフ一年と言う言葉があるぐらい重要なパートです。

サフェーサーは、塗装前に行う下地の最終仕上げに使う塗料です。

サフェーサーを塗装することによって、ペーパー掛けの際に付く傷や、パーツ自体に存在する「ヒケ」や段差を消してくれる「塗装するパテ」としての役割が1つあげられます。

 

1番重要なサフェーサーの特徴は、防錆力、耐化学性、付着性、膜厚性に優れます。

サフェーサーを塗装する前は、必ず脱脂剤で脱脂を行うことが必要不可欠。

下地に油分が残っていると、密着不良を起こし防錆力、耐化学性、付着性、膜厚性の役割を果たせません。
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ブレーキオイル漏れの主原因ブレーキマスターシリンダ。

 

ブレーキマスターシリンダは、512TRではタンデム。

ピストンが2個並んで、各ピストンにシールラバーが装着されています。

このシールの経年劣化や、大気中の水分を吸ったブレーキオイルがシリンダー内部を腐食させオイル漏れを引き起こします。

ブレーキ系統の不良は、命取りの致命的不具合。

 

塗装が剥離するどころか、シリンダー内の油圧低下によりブレーキ性能を低下させ、最終的にはブレーキが全く効かなくなってしまう部位。

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ニューパーツへと…

再使用パーツまた、各配管やジョイント部分もクリーニングアップ。

スッキリ、メリハリの効いた機能美も再現。

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続いてプロテクターの現状の画像。

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裏側等、通常オーナーが目にすることの無い箇所。

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チェック&リペアまた、メンテナンスに伴い分解したパーツ類。

 

分解したパーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。

分解パーツも1点1点リフレッシュする事で、見た目にもスッキリし、トラブルを未然に防ぐ事も兼ね

全て組み込み前に表裏共にクリーニングアップします。

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クリーニングアップ後の画像。

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裏側も細部までスッキリと。

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細部まで完璧にクリーニングアップを実施。

クリーンな状態で組み込みに備えます。

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続いてサスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップ。

また、定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。

各部の調整と同時に締め付けトルクのチェック。

また、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

 

現状のフロントサスペンションシステムの画像。

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同時に、分解時にしか出来ない、フェンダー内部の隅々までクリーンニグアップします。

中々オーナーが目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくても、ダストや砂などが付着してしまう部分でもあります。

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同じくリヤーサスペンションシステムの現状の画像。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

乞うご期待!!

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サスペンションシステム ステアリングシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。

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ダストや砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がより機敏になると共に、クリーンな状態を取り戻しました。

きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。

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同じくメンテナンス&クリーニングアップ後のリヤサスペンションシステム。

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パフォーマンスを100%発揮させる為には、定期的に、特有のメンテナンスを行うことが必要です。

独自のクオリティーとテクニックで、徹底した特有のメンテナンスを実施。

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各部メンテナンスと同時に施工する独自のクリーニングアップ。

各部のクリーニングアップは、本来の素材を蘇らせる意味で1番適した仕上げを行います。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行いません。

 

各部のクリーニングアップは全て作業の一貫と考え行います。

特別な費用等は必要ありません。

通常の一連作業の一部です。
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続いてホイールのクリーニングアップ&メンテナンスへと。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

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F/R 4本全てホイールリペアが行われています。

表側の状態です。

表面は綺麗に仕上がっています。

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ホイール裏側の状態。

表側のみ塗装され、裏側はクリーニングアップされずペイントミストが付着。

汚れの上からペイントが付着してしまっています。

この状態ではペイント内部に汚れが入ってしまっている為、汚れを落としきることは不可能です。

 

4輪全てクリーニングアップ メンテナンス開始です。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

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表側からの噴きつけがスポーク間から飛び散って汚れを封じ込めています。

チョットした心遣いと、ひと手間で防げる事なんですが…

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出来る限りクリーンに出来た部分。

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メンテナンス終了のホイール。

組み込みに備えます。

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続いて、シャシ細部までクリーニングアップを行います。

クリーンな状態からシャシ全体の最終チェック&セットアップを行なっていきます。

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細部までクリーニングアップも完了。

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クリーンな状態から、チェック&セットアップ。

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Maintenance  Reportでは全ての画像をアップ出来ませんが、ポイントをオーナーに見て頂ける様、かいつまんでアップしています。

リペア&メンテナンスの新旧パーツ 対比画像また、セットアップ中の画像 製作過程や交換過程の画像。

また、分解工程や、精度を取り戻すメンテナンス工程も詳細に撮影していますのでCD-Rで、お渡しします。

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続いて、スイッチ類のリペアへと。

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樹脂製の風量、温度設定ダイヤルにクラックが入ってしまっている状態。

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ハザードスイッチは、アウターケースのロックキーの折損。

ハザードスイッチを押すとアウターケースがスイッチと共に上下に動いてしまう状態。

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現品を完璧に復元していきます。

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復元後の画像。

クラックや、折損していた部分を同じ樹脂で製作。

また、独自に配合したペイントで新車時の滑らかな肌触りを再現。

塗色は新車時の色と全く同じ。

ジェントルな色彩を再現できる塗色を独自で配合。

新車時同等のパーツへと復元。

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周辺部分や、装着部分も細部までクリーニングアップ。

復元パーツを組み込み。

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素材に関わらず完璧にリペアできると判断した場合、現品を完璧に復元します。

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ジェントルな仕上がり。

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続いて、今回のメンテナンスメニューの最終チェック。

入力されていたERRORコードなども、全てリセット。

また、センサー&アクチュエーターのアダプティブ。

メカニカル面も、的確な最終チェックを行ないます。

 

このプロセスが重要です。

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最終チェック終了。

最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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隅々まで独自のクオリティーで仕上げます。

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エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。

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今回のメンテナンスメニュー。

リペア&メンテナンス終了のフェラーリ 512TR。

こちらのMaintenance Reportには作業内容の1部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全ての、リペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

詳細な写真 272枚 (CD-R 2枚に落として有ります)及び、今回のメンテナンス内容。

また、今後必要なメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので車輌と一緒にお持ち致します。

今回メンテナンスご依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

 

お問い合わせ

4 Comments

  • Y.T| 2012年2月4日 at 2:11 PM 返信

    中村社長様へ                                                                    今日交換してほしいサスペンションを送りましたので宜しくお願いします。

  • Y.T| 2012年2月3日 at 8:43 AM 返信

    マイスターチェック リペア等宜しくお願いします。

    • ナカムラエンジニアリング
      ナカムラエンジニアリング| 2012年2月3日 at 11:09 AM 返信

      今回ご依頼頂き誠に有難う御座います。

      車輌をメンテナンスさせて頂くにあたって、オーナーの思いや、価値観を理解し、日々業務に携らせて頂いています。

      効率にとらわれず、独自のクオリティーで1台1台の車輌を仕上げてさせて頂きますので宜しくお願い致します。

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