フェラーリ 365 GT 2+2 マイスターチェック

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

今回、フェラーリ 365 GT 2+2 メンテナンスご依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 365 GT 2+2を積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

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フェラーリ 365 GT 2+2 チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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チェック開始です。

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365GT2+2は1967年、パリ・サロンでデビュー。

330GT2+2の後継車で、1971年序盤までの3年あまりにわたって生産された365GT2+2。

 

ピニンファリーナがデザインを担当。

ピニンファリーナのファクトリーで組み立てられ、内装の取り付けまで完了した状態でフェラーリに送られ、フェラーリがメカニカルコンポーネントを組み込むという工程を経て生産された車輌。

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当時のオプション ボラーニ製ワイアホイールが装着されていますね。

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メインフレームは、2本の鋼管チューブラーフレームとクロスメンバーで構築されています。

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フェラーリ専用SST(専用工具)を使用し、センターロックを解除します。

安易な工具でロックを解除すると、スピンナーが傷つきます。

 

フェラーリ専用SST(専用工具)で、キズや歪みを発生させる事無く確実にロックを解除します。

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マイスターチェック開始です。

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ボデープロテクターの装着。

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パワーユニットは各バンクに1本のカムシャフトを持つ4.4リッターV12のTipo245。

排気量は、4390cc。

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ツインチョークのウェバー40 DFI/5キャブレターを3基備え、公表出力は320hp。

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独自のチェック項目を細部までチェックします。

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続いて、メカニカル関連のチェック。

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ 365 GT 2+2の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

 

また車輌のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返しマシンより受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車輌として構築されています。

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車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車輌の使用状況や、これまでに至るメンテナンス状況で車輌のコンディションは千差万別です。

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これまで車輌がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車輌のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

 

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

全て1から独自の思想また、目線で的確なチェックを行います。

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冷却水漏れ。

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漏れ出したエンジン冷却水が、滴り落ちてくる現状。

 

この状態では、走行中やアイドリング中に突発的なオーバーヒートを引き起こし、パワーユニットに2次的ダメージを与えてしまいます。

また、エンジン冷却水の主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

漏れたエンジン冷却水は、ペイントを侵食する作用を持ち合わせています。

 

早期の確実なリペアで、致命的な2次的ダメージを防ぐ事が可能です。

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オイルの漏れ。

シリンダーからのオイル漏れ。

漏れ出したオイルが、エキゾーストマニホールドにも付着。

 

ガソリンは引火性が強く、オイルは着火性が強い油脂です。

オイル漏れやグリス漏れはエキゾーストマニホールド等、高温な箇所に付着すると発火。

 

車輌火災に至り人命に関わる非常に危険なポイント。

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本来のオイルドレンではなく、テーパー形状のオイルドレンが装着され、オイルパン側にクラックが入ってしまっています。

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複数の箇所からオイル漏れ。

オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。

 

代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。

ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こります。

また特にエンジン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しない車輌は、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。

また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生しオイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。

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現状のサスペンションシステム。

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外部からの要因また、対応年数の超過で完全に劣化し切っているサスペンションブッシュ。

サスペンションブッシュとしての役割を完全に消失してしまっている状態です。

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車輌の基本骨格でもあるフレームに多大なダメージを与える部分の1つ。

サスペンションブッシュ。

 

パーツ構造体として機能が使用に耐えられなくなる状態が発生し車輌にダメージを与えてしまいます。

サスペンションブッシュの役目は、路面からの凹凸の衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームに入力されることを防ぐ役割。

衝撃からフレームや、ボデーを守る非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。

また、ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れダブルウィッシュボーンのメリットが崩れデメリットばかりが大きくなります。

 

経年劣化によるヘタリが、許容範囲を超えて落ち込んだり、亀裂が入ってしまうと、ボデー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、ボデーまた、フレームのねじれや、結合部の破損など、車輌の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

 

見逃されがちなサスペンションブッシュ。

車輌にとって非常に重要な個所ですし、交換する事で、フレームを確実に守り、またドライバビリティも格段にアップします。

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ブレーキシステム。

 

車輌の運動を究極的に表現すれば、「走る、曲がる、止まる」ですね。

つまり、①加速、②コーナリング、③制動の3要素が、クルマの運動性能を示しています。

一般的に「走る」ばかりに関心がいきますが、いくら早く走ってもブレーキシステムに不安要素があれば安心して走らせることができませんね。

実は何よりも重要な性能は「止まる」ことにあると言えるでしょう。

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ブレーキディスクローターは、キャリパーに組み込まれたブレーキパッドをブレーキローターに圧着させ、その摩擦力によって制動させるパーツです。

ブレーキローターは使用に伴って磨耗や偏磨耗する為、定期的なローターの研磨や交換が必要なパーツの1つです。

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ブレーキディスクパッド。

 

ブレーキディスクパッドは、残量だけでなく、劣化の見極めも重要です。

ディスクパッドは、10〜20程度の複数の複合材料で成型されています。

パッド複合材料の経年劣化も進みます。

劣化が進むと本来の制動能力が著しく低下するだけではなく、剥離し危険な場合すらあります。

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リザーバタンクはオリジナルではない箇所に安易な装着がなされている現状。

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点火系統にトラブルを抱えているようです。

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エレクトロニクス関連のトラブルか、メカニカル機構でのトラブルかを、見極める事が重要です。
 

間違ったトラブルシューティングでのリペアや、使用を継続すると確実に他の関連パーツを破損させる負の連鎖反応を起こします。(2次的不具合)

車輌に異変を感じた場合は、早急な対応が必要不可欠です。

それも、確実なトラブルシューティングで主原因を1回で的確に判断しリペアしないと、負の連鎖反応が全く違った系統に飛び火します。

 

どのようなトラブルシューティングも同じですが、ここで間違うと致命的。

独自のトラブルシューティングでトラブルポイントをピンポイントで確定します。

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エアコンのシステムチェック。

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ガス漏れポイントのトラブルシューティング。

車輌全体に巡らされているエアコンパイプや、パーツを全て専用機器を使用しリークポイントを的確にチェック。

 

専用機器は数種類完備します。

漏れの大小で全ての機器を使い分けます。

赤外線での設備も完備。

最先端の設備とエアコンの基本構造を熟知したエンジニアがトラブルシューティングを実施。

確実にリークポイントを特定します。

 

ここでの誤診は致命的です。

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フロントプロテクター。

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取り付け部分が破損している状態。

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インナーハンドル。

メッキが剥げ、アルミテープで巻かれている状態。

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全てのチェック完了のフェラーリ 365 GT 2+2。

 

こちらのMaintenance Reportにはチェック内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全ての、チェック中の分解写真。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 115枚 車輌と一緒にお渡しさせて頂きます。

今回マイスターチェック御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

お問い合わせ

4 Comments

  • k.y| 2013年2月8日 at 12:38 PM 返信

    細部にわたる検証有難うございます。頭が下がるばかりです。先日御社に伺い各所に貴社のポリシーを感じました。これだから全国、多くの方々から支持されているのだなと感じさせられました。一週間後伺いますので、頑張って点検等お願いします。良きアドバイス楽しみにしています。  

    • ナカムラエンジニアリング
      ナカムラエンジニアリング| 2013年2月8日 at 6:07 PM 返信

      お世話になります。

      先日は遠方よりお越し頂き有難う御座いました。

      クルマではなく、芸術品を生み出すという意識で常に取り組ませて頂いております。

      より良き方向を明快に示すことのできる建設的なメニューを作成します。

      よろしくお願い致します。

  • k.y| 2012年12月23日 at 2:00 AM 返信

    これからが楽しみです。とにかく宜しくお願いします。私から惚れ込んで依頼したナカムラさんです。お待ちしています。

    • ナカムラエンジニアリング
      ナカムラエンジニアリング| 2012年12月25日 at 11:54 AM 返信

      お世話になります。

      今回365GT 2+2メンテナンスご依頼、誠に有難う御座います。
      私どものリペアや、メンテナンスに対する思想、理念をご理解頂き、作業ご依頼頂きました事に感謝致します。
      独自のクオリティーで1台1台仕上げさせて頂いておりますので、きっとご満足頂けるかと思います。
      チェックに入らせて頂きますまで今しばらくお待ち下さいませ。

      宜しくお願い致します。

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