フェラーリ F430 マイスターチェック&オーナーご依頼ポイント リペア

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

今回、フェラーリ F430 メンテナンスご依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ F430を積んでファクトリーに戻って参りました。

 

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い申し上げます。

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フェラーリ F430 チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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チェック開始です。

 

まず、第1段階。

Ferrari純正車両診断テスター SD3を、Ferrari F430 車輌コントロールユニットに接続。

ECUと交信開始です。

Errorコードのみのチェックではなく、Ferrari純正車両診断テスター SD3で、車輌全体のエレクトロニクス関連の状態や、調整の状態を詳細に把握します。

各部の作動状況や出力波形に至るまで、コンピューター上で出来うる全てのエレクトロニクス関連のチェックを行い、現状の車両の状態を把握します。

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各部の作動状況や出力波形に至るまで、SD3で出来うる全てのエレクトロニクス関連のチェック。

現状の車両の状態を把握します。

 

ただ、コントロールメインユニットが車輌全てを網羅している訳ではありません。

SD3でモニタリングしても、ERRORコードが入力されない部分も多々存在します。

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ボデープロテクターの装着。

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Ferrari純正 車両診断テスターSD3で取得した各部のデータ。

現状のF430 車輌全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデータを取得。

最新のFerrariアップデートデータとの比較も行います。

 

現状の電子制御部位データを全て詳細に把握します。

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続いて、SD3で取得したデータは、あくまでもデータとし受け止めます。

データ全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを、専用機器を使用し単体点検を実施。

 

更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。

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F360後継モデルのF430。

心臓部は、4.3L V8気筒32バルブ。

F355~360に採用されていた1気筒5バルブ F131Bの改良版ではなく、マセラティ用にフェラーリのエンジン開発部門が作った4.2Lを大きく改良したユニット。

4バルブをベースに排気量を4308ccに拡大したTipoF136E型。

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最高出力はエンツォのために開発された可変式バルブタイミングシステムの採用また、圧縮比を 11.3までに引き上げられ490PSを発揮。

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エンジンマネージメントシステム ボッシュ製モトロニックをME7までバージョンアップ。

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TipoF136E型 モトロニックME7の基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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近年の車輌は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。

 

たとえば、車輌下部のアンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計され、エアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力を発生させるダウンフォースを作り出します。

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車輌下部全面にアンダーカウルが装備されています。

ダウンフォースを得る反面、オイル漏れ等発生しても中々オーナーには判りづらい部分です。

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オイルの漏れ。

アンダーカウル上に漏れ出した多量のオイル。

 

アンダーカウルが装着されている為、中々オーナーは気づかないポイント。

定期チェックで早期に発見し、確実なリペアを行うことで多大なダメージを回避することが可能です。

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フロントバンパー アンダーカウルロックポイント。

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アップ画像。

 

装着部分が折損し、確実にアンダーカウルが装着できない状態。

この状態では乱気流が入り込み、ダウンフォース効果とは正反対のリフト作用が起こりえます。

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続いて、メカニカル関連のチェック。

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年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

F430 前期、後期の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また、車輌の使用状況や保管状態で車輌の状態が全く違う為、的確なチェックを行います。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく、樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

 

指定交換に列記されているパーツでも、必ず交換しないといけない訳ではありません。

的確なチェックで判断します。

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車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…..書ききれない複雑な機構を組み合わせ、1台の車輌として構築されています。

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車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

 

車輌の使用状況や用途、保管状態で車輌のコンディションは千差万別です。

また、これまでどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車輌のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

 

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

全て1から独自の思想また目線で、的確なチェックを行います。

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オイルの漏れ。

オーナーが通常目にする事の無い部分に不具合が発生している場合が多いのは事実です。

オーナーが分からないうちに不具合が進行し、他のパーツに悪影響を及ぼしてしまっている場合が多々あります。

 

定期チェックで早期に発見し、確実なリペアを行うことで多大なダメージを回避することが可能です。

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オイル漏れ発生個所の中には、色々な素材のパーツが有ります。

 

代表的なガスケットや、ラバー素材パーツ。

ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解がある程度の年数で起こります。

また特にエンジン関連パーツは、熱による弾性不良また、回転部分の磨耗(エンジンを長期間始動しない車輌は、形成変化を起こします。)などもオイル漏れを発生させてしまいます。

 

また、構成金属パーツ類では、金属を構成する個々の原子そのものが膨張して、格子間隔が大きくなりその為、弾性変形を生じパーツ接合面に歪が発生しオイル漏れを発生させている場合も多々見受けられます。

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漏れ出したオイルが周りの問題の無いパーツにまで付着。

早期の対応が必要です。

 

漏れ出したオイルが他のパーツなどに付着し全く問題の無いパーツまで攻撃し始めます。

分かりやすく言うと、輪ゴムにオイルを付けると、数日でゴムの弾力性が無くなり伸ばすと直に切れてしまいます。

これと同じ事が車輌に生じます。

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漏れ出したオイルが、エキゾーストマニホールドにも付着。

 

ガソリンは引火性が強く、オイルは着火性が強い油脂です。

オイル漏れやグリス漏れはエキゾーストマニホールド等、高温な箇所に付着すると発火。

車輌火災に至り人命に関わる非常に危険なポイント。

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ステアリングギヤボックスからオイル滲みが始まってきています。

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TPMSのシステムエラーが発生しています。

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F430のサスペンションシステムは、フロント / リヤ共に、ダブルウィッシュボーン。

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フロント / リヤサスペンションブッシュのアップ画像。

F430ですらブッシュの劣化が始まってきています。

 

サスペンションブッシュは、路面の凹凸による衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるアルコア社アルミ合金フレームに入力されることを防ぐ役割を果たしています。

衝撃からフレームやボデーを守る、非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。

サスペンションブッシュは定期交換パーツです。

使用年数や走行距離に関係なく、確実な測定やチェック、ドライバビリティーで良否を判断します。

ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れ、ダブルウィッシュボーンのメリットが崩れデメリットばかりが大きくなります。

フェラーリ本来のシャープなハンドリングの楽しさを味わうには、非常に大切な部位の1つです。

また、経年劣化等で使用許容範囲を超えパーツとしての機能性を失うと、ボデー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃でボデーまたフレームのねじれや結合部の破損など、車輌の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

 

車輌にとって非常に重要な個所ですし、交換する事でフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。

的確なチェック&リペアで、2次的ダメージを防ぐ事が可能です。

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リングギヤの破損。

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リングギヤの歯が切損しています。

 

なぜ、このような不具合が発生してしまったか?

引き起こしている主原因は?

これらの要因も特定します。

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ブレーキディスクローターの偏磨耗。

F430のブレーキディスクローターは、ベンチレーテッドディスク。

 

ブレーキローターの偏磨耗で、ブレーキキャリパーのピストンが押し戻されることによる悪影響は、さまざまな状態で発生してきます。

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個別にシステムチェックを行い、トータル的にチェックします。

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推測での判断や、テスターのErrorコードのみの判断でのパーツ交換や、安易なリペア…。

当たればよいですが当たらなければ…余りにも安易過ぎます。

 

全ては、車輌構成から始まり、エレクトロニクス、メカニカルシステム、素材まで含め熟知したエンジニアが独自のトラブルシューティングを行います。

メカニカルから、エレクトロニクスの司令塔〜末端のコントローラーや、センサー等を完璧に見極め、ピンポイントでトラブルポイントを確定します。

次に、なぜ不具合が発生してしまったか?

引き起こしている主原因は?

これらの要因も特定します。

 

このプロセスが非常に重要です。

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全てのチェックが終了したフェラーリ F430。

 

確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。

内容をまとめ、現状の車輌の状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

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幾通りかのメニューの中から、お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ F430 リペア&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

リペア&メンテナンス開始です。

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細部のパーツまでプロテクターを装着。

脱着パーツの保護を完璧に行います。

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リペア&メンテナンスに伴う各パーツを、丁寧に分解。

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中々オーナーが目にする事の無い隠れた部分には、塵や埃、また油汚等が蓄積しています。

 

まずパワートレイン分解前に、蓄積している汚れを全てクリーニングします。

これは、異物が分解パーツ内部へ混入するのを避ける為。

クリーンな状態で作業を進める為、行います。

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アルコア社のフレーム。

 

上記の状態では、リペア&メンテナンス時に異物の混入が避けられません。

分解前に、独自のクリーニングアップ方法で一掃しクリーンな状態を取り戻します。

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クリーニングアップ終了のパワートレインの画像です。

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フレーム クリーニングアップ後の画像。

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フレームアップ画像。

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細部まで完璧なクリーニングアップを実施。

汚れも一掃。

 

リペア&メンテナンス中、パーツ内部への砂や埃の混入を完全にシャットアウト。

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ボルト、ナット1つまで、クリーニングアップ。

クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、ボルト、ナットにストレスを掛けず、ロックを解除しボルト&ナットのピッチを保護します。

また、再使用パーツにもストレスを与えません。

 

こだわったクリーニングアップを行います。

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全ての部位に対しクリーンな状態から分解します。

私達メンテナンスする側も気持ち良くリペア&メンテナンスに掛かれます。

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クリーンな状態から分解したパワートレイン。

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クラッチハウジング内部の現状の画像。

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まず、分解前に一度全てクリーニングアップします。

 

これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。

また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。

 

また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

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クリーニングアップ後の画像です。

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細部まで完璧なクリーニングアップを実施。

汚れも一掃。

 

ボルト、ナット1つまで、クリーニングアップ。

クリーンな状態からリペアポイントを分解することで、内部への異物の混入を避けると共に、ボルトやナットにストレスを掛けず、ロックを解除しボルト&ナットのピッチを保護します。

 

全ての部位に対し、クリーンな状態からリペア&メンテナンス開始です。

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リペア&メンテナンス完了のパワートレイン。

クリーンな状態から、項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.の加工修正を行い、精度を1つ1つ確実に取り戻しフルオーバーホールを実施。

 

個々のパーツ精度を確実に取り戻したパーツを、独自のノウハウを盛り込み組み込み。

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ボルト、ナット1つまでメンテナンス。

効率にとらわれる事なく、1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げます。

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オーナーが大切にされている車輌。

車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで、細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。

 

パーツを持っているエンジニアの手。

手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗うという当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。

爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすれば、オーナーは不安もいだかれる事でしょう。

 

私たちのサービスはそこから始まります。

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パワーユニット側も、メンテナンス&クリーニングアップを実施。

クリーンな状態から、パワートレインの組込みに備えます。

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パワートレインの搭載。

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フレームの隅々まで、丁寧にクリーニングアップ。

 

分解時のチェック項目の1つでもあるパーツ精度。

分解、組立てにあたり、脱着部分全ての締結部分の加工修正を行い、基本搭載位置の見直しも図りパワートレインを搭載。

 

高い次元での構造体に仕上げます。

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ボルトや、ナットは全て、トルクレンチを使用し最終ロックします。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。

 

他の部位も同様です。

ボルトやナットの締め付けトルクは、材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイント。

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アルコア社リムーバブルフレームのメンテナンス&クリーニングアップへと。

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分解時のみ可能な細部のメンテナンス&クリーニングアップを行います。

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ミッドシップの車輌では、非常にストレスのかかる部分。

クリーニングアップ後、各部の測定またメンテナンスを行い、適正化を図ります。

 

メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のリムーバブルフレーム。

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クリーンな状態から、細部までチェック&メンテナンス。

適正化を図ったリムーバブルフレーム。

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リペア&メンテナンスに伴い分解したパーツ。

再使用パーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。

 

私たちのリペア&メンテナンス工程は、再使用パーツに独自のチェック項目を設けています。

生産時のパーツ精度の誤差、また使用での精度低下部分は専用機器で修正し再使用します。

 

また、全て独自のクオリティーで徹底したクリーニングアップを実施し再使用します。

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仮組みでフィッティングの確認。

仮組みから本組みまで独自の精度で組み上げます。

 

私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。

全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。

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エンジンオイルの交換。

オイルの劣化度は、目で見る 触るなど簡単な方法で判断しにくいものです。

真っ黒になったオイルや、異臭 変色している物は別ですが…..

 

通常、使用期間や走行距離で判断します。

各オイル類には全て食品と同じ様に賞味期限が有ります。

賞味期限切れでは本来の性能を発揮できず車輌を痛めてしまいます。

劣化の発生は、外気による酸化、メカニカル圧力によるオイル分子のせんだん、熱、ブローバイガス内のフューエルの混入で劣化していくのが一般的です。

 

エンジンオイルは、ベースオイルで色々と分類されます。

鉱物油

部分合成油

化学合成油

PAO

エステル

植物油

規格で分けると…

API規格

ILSAC規格

SAE規格

ACEA規格

JASO規格

粘度による分類では…

SAE粘度

HTHS粘度

エンジンオイルでは、潤滑 冷却 防錆 応力分散 密閉作用 洗浄作用の6つの作用が求められます。

色々と各社ラインナップが有りますが、メリットとデメリットが有ります。

 

モデル毎また、使用する部位また、車輌の使用用途などを全て加味し、1番ベストなオイルを選択します。

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ドレンプラグもスッキリ クリーニングアップ。

締め付けたガスケットは再使用しません。

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続いてミッションオイル交換。

 

エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまでよくなるミッションオイル。

シフト操作をするとミッション内部で、大きなギヤが噛み合ったり外れたりしますよね。

ギヤオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますが、ギヤオイルの場合、この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

 

車輌の特性やモデルまた、使用用途に応じて、オイル成分や粘度などなど……ベストなオイルを選択し交換します。

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ドレンボルトに金属粉が…

オイル交換を適切なスパンで行われていなかったか、F430のポテンシャルに対応不足のオイルが注入されていたか?

応力分散作用が不足していたのでしょうね。

ミッションも破損すると非常に高額なリペアになるので、オイルの選択と、交換スパンはキッチリ行う必要があります。

 

F430のパフォーマンスに十二分に対応できるスペックのオイルへと交換します。

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ドレンプラグクリーニングアップ後の画像。

クリーンな状態で組み込み。

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F1マチックオイルの交換。

 

F1マチックオイルの交換も見逃されがちです。

FerrariのF1マチックオイル交換は、Ferrari純正車両診断テスターで通信しながらの交換。

Lamborghini のeギヤーオイル同様、純正テスターを使用せず無理に交換すると、F1マチックポンプや、各ソレノイド機構に負担が掛かり破損します。

破損してしまうと非常に高額なパーツ。

Ferrari純正車両診断テスターでのメンテナンスが必要です。

 

F1 マチックオイルも車輌にベストなスペックのオイルで…

油脂の管理は非常に大切なポイントです。

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油脂の交換と同時に、周辺部分をクリーニングアップ。

スッキリ クリーンな状態に。

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リペア&メンテナンスに伴い分解したパーツ 一部の画像。
 

再使用パーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。

私たちは、再使用パーツにも徹底したメンテナンス&クリーニングアップを行います。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

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単品から全ての分解パーツをメンテナンス&クリーニングアップ。

隅々までスッキリ クリーンな状態から組み込みに備えます。

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私たちは、細部まで独自のクオリティーで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを行います。

どの部位においても効率化を求めず、こだわったメンテナンスをご提供します。

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フロントサスペンションシステム現状の画像です。

 

サスペンションシステム ステアリングシステムのクリーニングアップを行います。

同時に締め付けトルクのチェックを行います。

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また、分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々まで、クリーンニグアップします。

 

中々オーナーが目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくても、ダストや砂などが付着してしまう部分でもあります。

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同じくリヤセクション。

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フロント&リヤブレーキローターの現状の画像。

 

ホイールとの締結面に錆が発生しています。

この状態では確実な面圧でホイールと接触できません。

 

フロント&リヤ共にメンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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フロント リヤ クリーニングアップ後の画像です。

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きめ細やかなクリーニングアップを随所に施します。

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同じくリヤセクション。

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細部までこだわったクリーニングアップを実施。

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今回、サスペンションシステム系統のリペア&メンテナンスは行っていません。

使用許容範囲を超えているサスペンションシステムでは、セットアップを行っても車輌に反映されないばかりか、逆に悪影響を及ぼすからです。

今回はクリーニングアップのみの実施。

 

サスペンション系統は、車輌の基本骨格を守る大切な役目と、本来のシャープなハンドリングまた、走行フィールをドライバーに約束してくれる非常に大切な構造体の1つです。

次回のリペア、最重点ポイントです。

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フロント&リヤブレーキローターのメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

ホイールとの締結面の錆も加工修正。

ホイールとの締結圧力も本来の圧力へ…..

 

徹底した、メンテナンス&クリーニングアップを行います。

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続いてカウル類のメンテナンス&クリーニングアップへと。

現状のカウル類の画像です。

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チェック&リペアまた、メンテナンスに伴い分解した、アンダーカウルやフェンダーライナー類。

分解したパーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。

 

私たちの作業は、分解パーツを1点1点クリーニングアップし美観を取り戻します。

また、トラブルを未然に防ぐ事も兼ね、全て組み込み前に表裏共にクリーニングアップします。

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クリーニングアップ&メンテナンス後のカウルの画像です。

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細部までこだわったクリーニングアップを実施。

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リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要です。

クリーンな状態で組込みに備えます。

 

各部メンテナンスと同時に施工する独自のクリーニングアップ。

各部のクリーニングアップは、本来の素材を熟知し蘇らせる意味で1番適した仕上げを行います。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行いません。

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続いて、お持込み頂いたホイールのクリーニングアップ&メンテナンスへと。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ メンテナンス開始です。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

4輪全て表裏共に、本来の発色を取り戻しました。

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プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつ。

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メンテナンス&クリーニングアップ終了のホイール。

組み込みに備えます。

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こちらもお持込頂いたホイールボルト。

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まずクリーニングアップを行います。

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クリーニングアップ&メンテナンス後のホイールボルト。

汚れていたボルトピッチ間もクリーンな状態に仕上げ、規定トルクでの確実なロックを可能にします。

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また、クリーンな状態からクラックやキズのチェック。

錆が発生していたヘッド部分もクリーンな状態に…

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クリーニングアップ後のシャシーの画像です。

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クリーンな状態から独自の味付けを施し、F430に潜在するキャラクターを存分に発揮させます。

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セットアップ済みのシャシーへ、クリーンなカウル類を組み込み。

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カウルの組み込みは、基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

全てのチリ合わせや、左右の均一性、ボルトロック状態の位置にもこだわり組み込み完了です。

 

各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、全て作業の一貫と考え行います。

特別な費用等は必要ありません。

私たちのごく通常の作業の流れです。

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R/H L/H ドアミラーの不具合も現品でリペア。

生産時と同じ工法で完璧にリペアします。

 

リペア工法にもこだわります。

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全てのメンテナンス完了。

最終チェック&セットアップへと…

 

Ferrari 純正テスター SD3でパワーユニットのリペア&メンテナンスに伴うECUのセットアップ。

まず、以前の車輌セットをセットダウン。

続いてリペア&メンテナンス後の車輌に合わせセットアップします。

 

この工程が仕上がりを大きく左右します。

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最終セットアップ。

Ferrari純正車両診断テスターSD3で、Tipo F136Eの基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自のセットアップを実施。

独自の味付けを行い、F430のポテンシャルを余す事無く引き出します。

メカニカル面も、的確な最終チェックまた、独自の味付けを行います。

 

最終の詰めです。

このプロセスが重要です。

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独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。

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精度を取り戻すメンテナンス。

随所に施すクリーニングアップやリフレッシュなど、追加作業と思われがちですが、追加費用は頂きません。

 

これは、私たちのクラフトマンシップの一貫であり、より良いコンディションに車輌を仕上げる為のメンテナンスだからです。

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エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。

全てのリペア&メンテナンス終了のフェラーリ F430。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全ての、リペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 294枚 (CD-R 2枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので車輌と一緒にお持ちします。

今回メンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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