ケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両 ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
 

今回、ケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両 メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両 を積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

ケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両 ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック開始です。

エンジン始動不良の為、他のセクションのチェック工程を進めます。

ケーニッヒ ポルシェ 928  車両全体の詳細なチェック工程へと進みます。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

ケーニッヒ ポルシェ 928 の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
 

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

 

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。
 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

ケーニッヒ ポルシェ 928 車両全体のメカニカル及び、エレクトロニクスのチェック工程へと進みます。

各部の緻密な測定チェックを行い、各パーツが使用許容範囲内か否かの判断を基本データをもとにチェックします。

 

ナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスプログラム マイスターチェックは、テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的な定期点検ではなく、隠れた内部にまで緻密なチェックは及びます。

 

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密にチェックします。

車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 
メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。
 

また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。

タイミングベルトの交換時期を著しく超過している状態。

ポルシェのタイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも、4年での交換が必要です。

 
交換する期限を厳守しないと、バルブクラッシュを引き起こし、エンジンに多大なダメージを与える重要な部分です。

 

この状態でのクランキングは非常に高いリスクを伴います。

劣化したタイミングベルトは、エンジン始動時のクランキング時、もしくはエンジン停止時に歯こぼれする場合がほとんどです。

 

何故かと言うと。

 

①エンジン始動時のクランキング時には、スターターがリングギヤを介しクランクシャフトを回転させます。

この時点でクランクシャフトに直結しているクランクギヤに掛かっているタイミングベルトはスターターの動力により負荷なく駆動しますが、カムシャフトが直結されているカムシャフトギヤは停止状態です。

停止しているカムシャフトは、バルブスプリングなどの大きな負荷が掛かっている為、カムシャフトギヤ側で、タイミングベルトが歯こぼれします。

 

②エンジン停止時はどうでしょう。  

エンジンが動き続けている状態で、イグニションキーをOFFにするとエンジンが停止します。

この時点で吸入・圧縮・爆発・排気の工程が停止しピストンが停止すると共に、クランクシャフトまたクランクギヤも停止します。

カムシャフトは回転モーメントが働いている為回り続けようとします。

回転モーメントの力が働いているのに対し、停止しているクランクギヤに掛かっているタイミングベルトに大きな負荷が掛かりタイミングベルトが歯こぼれします。

 

③走行中は回転モーメントの作用で、タイミングベルトにはほぼ負荷が掛かっていない状態です。

走行中にタイミングベルトが歯こぼれするのは、悲惨なメンテナンス状況下に置かれている車両ぐらいです。

 

タイミングベルトに限らず、近年悲惨なメンテナンス状況下に置かれている車両が非常に多いです。

 

今回、エンジン始動不良のトラブルシューティングまた、ケーニッヒ ポルシェ 928のエンジンメカニカル・エレクトロニクスのチェック工程に進む為、オーナーに許可を頂きタイミングベルト交換を行った上で、エンジン始動不良のトラブルシューティング・エンジンメカニカル・エレクトロニクスのチェック工程へと進みます。

エンジンからのオイル漏れ。
 

通常目にする事の無い部分にトラブルは潜んでいます。

オーナーが分からないうちにトラブルは進行し、ダメージが車両内部で拡散している場合が多々あります。
 

1年に1度、緻密な車両チェックを行う事が非常に重要です。

初期トラブルの間にメンテナンスを実施しコンディションを整える事で、深刻なダメージを回避することが可能です。

エンジン シリンダーブロックとオイルパン接合部のガスケットが経年劣化してオイル漏れしています。

接合部より経年劣化したガスケットが変形し、突出している状態。

この状態でエンジンを始動すると、かなりのオイルが漏れ出すと思われます。

スーパーチャージャー潤滑オイル用のフィルター・オイルホース・クランプ。

以前に交換されている模様です。

 

フィルターの取り付けに簡易のクランプが使用され、確実に固定されずぶら下がった状態。

使用されているオイルホース全て通常のラバーホース。

ロック部分は通常のホースクランプが使用されています。

 

このオイルラインは高圧なオイルがスーパーチャージャーへと導かれます。

高圧オイルラインに通常のオイルホース・ホースクランプの使用は耐久性に著しく問題があります。

 

固定方法・使用するホース・ロック部分を適正化するメンテナンスメニューをご提案させて頂きます。

ブローオフバルブのパイピングの状態。

ケーニッヒ 928のブローオフバルブは、サードパーティ製の大気開放型。

余剰圧力は、大気開放されるタイプです。

パイピングの経年劣化による切損。

 

このように切損している状態では、スーパーチャージャーで加給した圧力が、ブローオフバルブから常に大気開放されエンジンに過給圧が掛からず、全くパワーが出ない状態に陥っています。

オイルディップスティック。

ディップスティックが経年劣化により折損している状態。

フューエルポンプ・フューエルストレーナー。

以前に交換されている模様です。

 

パイピングの形状がオリジナルの状態から著しく変更され、チェックバルブすら装着されていない状態です。

フューエルポンプの吐出量にも問題が…

 

スーパーチャージャーの過給が上がるにつれ、エンジンへと供給される燃圧が低下しフルパワーを発揮できません。

燃圧低下によりエンジン燃焼室へのガソリンの供給が不足し、燃焼室の温度が異常に高温になりエンジンブローに繋がります。

 

ターボチャージャー・スーパーチャージャー装着車両には非常に重要な部分の1つでもあります。

 

このような基礎知識も、ターボチャージャー・スーパーチャージャー装着車両のメンテナンスを確実に行うには非常に重要なことなんです。

フューエルホース。

 

フューエルホースが劣化し切損している状態。

このような場合、他のホースも同様に劣化している為、関連するフューエルホースを同時に交換しておく事が好ましいですね。

エンジン R/H L/H に装備されるエンジンマウントの状態。

トランスミッション R/H L/H に装備されるトランスミッションマウントの状態。

 

エンジンマウント・トランスミッションマウントに亀裂が入り、使用許容限度を超過している状態です。

 

エンジン・ミッションといった機関内部では、部品が回転する事でさまざまな振動が発生します。

その為、こうした機関とフレームとの間にショックアブソーバーのような働きをするマウントを設け、車両に振動が直接伝わりダメージを与えない働きをするのが、エンジン・ミッションマウントの役割です。

 

現時点での交換が好ましいでしょう。

フロント・リヤ ブレーキシステム。

フロント・リヤ共に、ブレーキキャリパー内部パーツの劣化や錆の発生で固着した状態です。

オーバーホールが必要です。

ブレーキホースが経年劣化し亀裂が入った状態です。

 

この状態では、ブレーキング時ホースが破裂し油圧が逃げ、ブレーキが全く効かない状態に陥ります。

R/H L/H ドライブシャフトブーツの状態。

経年劣化によりラバーの弾性が失われ亀裂の入ったドライブシャフトブーツ。

 

正常なドライブシャフトブーツ内は、CVジョイントを潤滑するグリスで満たされています。

破れると、内部の潤滑グリスが回転力で飛散し、CVジョイントを潤滑出来ず、ベアリングが焼き付きAssyでの交換を余儀なくされる部分。

 

現時点での交換が好ましいでしょう。

バッテリーが完全放電してしまっている状態。

 

製造年月日を確認すると約8年経過しています。

完全にバッテリーの寿命を超過しています。

経年劣化によりラバー硬化したタイヤのトレッド間がひび割れている状態。

 

【タイヤ交換時期の豆知識】

タイヤ交換には色々なポイントがあります。

 
①単に残り溝が1.6mmに達したスリップサインに近づいた状態。

②溝が残っていても長年の装着で硬化し、ひび割れてきた状態。

 
タイヤは傷や深いひび割れなどが入ったまま走行すると、タイヤ自体のバーストなど重大な損傷にもつながるので危険です。

また、通常①②の状態に達しないと交換しなくてもよいと思われています。

 
しかし、タイヤ本来のパフォーマンスを発揮させる為には、3年〜5年でタイヤ交換時期の1つの目安といえます。

3年〜5年程度でタイヤのゴムが劣化しコンパウンドが硬くなり、本来のパフォーマンスを発揮出来なくなります。

 

この項目も交換の目安にするのが好ましいでしょう。

ケーニッヒオリジナルのホイールには、タイヤエアー測定用のプレッシャーセンサーが、1つのホイールに2個装着されています。

プレッシャーセンサーパッドに亀裂が入ったり、欠損しているセンサーもあります。

センサー本体の作動は、現在テストラン出来ない状態ですので良否の判別は不可能です。

現状出来うるチェックを実施した所、センサーパッド部分からタイヤエアーが漏れ出している状態です。

ケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両専用ホイール。

経年により折角のディープリム表面がくすみ・黄ばみでインパクトが薄れてしまっています。

 

ホイールのレストアをメンテナンスメニューでご提案させて頂きます。

ケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両 現状出来うるチェク工程が終了しました。

タイミングベルトの交換時期を著しく超過している状態。

この状態でのクランキング・エンジンスタートは、タイミングベルトが歯こぼれしバルブクラッシュに繋がる非常に高いリスクを伴います。

 

エンジン始動不良から、エンジン作動時の各部のチェックを実施する為、まずタイミングベルト交換に伴う私たちが推奨するメンテナンス部分のメニューを作成しご提案させて頂きます。

ご承諾頂きましたタイミングベルト交換メニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

タイミングベルト交換工程へと進みます。

ボディープロテクターの装着。

タイミングベルト交換工程へと進みます。

スーパーチャージャー・ブローオフバルブetc.分解工程へと進みます。

私たちナカムラエンジニアリングが行う丁寧な作業と、エンジンのフルパワーを発揮させ、また美しさを追求するメンテナンスをご覧下さい。

 

私たちは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

エンジン冷却水抜き取り工程の画像です。

注入時には、添加されている成分内容など、私たちが厳選したケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両に推奨するエンジン冷却水を使用します。

スーパーチャージャー・ブローオフバルブetc.分解工程後の画像です。

タイミングベルト交換に伴う分解工程を更に進めます。

スーパーチャージャー専用パイピング分離工程後の画像です。

 

パイピング内部に、エンジンに付着している細かな砂や微細な塵等一切混入しないよう即座にマスキング処理を実施。

最善を尽くすメンテナンスを行います。

 

メンテナンス後、分離したパイピングが装着される時点で初めてマスキングが取り外されるのです。

 

お客様から全幅の信頼を得てメンテナンスを受け負わさせて頂くナカムラエンジニアリング。

このような細かな見えない箇所に企業の責任があると私たちは考えます。

分解工程後のエンジン内部の画像です。

非常に汚れ切った状態です。

タイミングベルトに張力を与える油圧テンショナーから多量のオイルが漏れ出し、タイミングベルトに正規の張力が与えられていない状態です。

 

やはり、この状態でエンジンをクランキングさせるとバルブクラッシュを引き起こし、エンジンに多大なダメージを与えたでしょう。

ウォーターポンプの状態。

 

長期間オーバーホールが行われていなかったと推測出来るコンディション。

 

ウォーターポンプはエンジンの前側についており、そのさらに前にはタイミングベルトがあります。

また、ウォーターポンプそのものがタイミングベルトによって動いている場合も多くあります。

つまりウォーターポンプを交換するためには、一旦タイミングベルトを外す必要があるのです。

 

タイミングベルトというのは、その名の通りバルブとピストンが動くタイミングを合わせるためのものであり、その取り外しや組み付けには細心の注意が必要になります。

タイミングベルトだけを交換しても、次にウォーターポンプの交換が必要になれば、再びタイミングベルトを交換しなくてはなりません。

 

私たちが作成するメンテナンスメニューには、タイミングベルト交換が必要な場合、ウォーターポンプのオーバーホールは常にメニューに盛り込まれています。

漏れ出したエンジンオイルが溜まっている状態。

タイミングベルト交換工程に伴いエンジンのクリーニングアップ工程へと進みます。

 

私たちが行うメンテナンスは、整備前に付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。

これは、作業中に砂や塵がパーツ内部へ混入することを避ける為。

また、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。

また、見た目にも汚れが落ちスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

 

現状のエンジンの画像です。

 

クリーニングアップ工程へと進みます。

タイミングベルト交換に伴う分解工程前のクリーニングアップ。

クリーニングアップ実施後の画像です。

 

この状態から分解工程を行う事で、タイミングベルト交換時エンジン内部への砂や埃の混入を完全にシャットアウトします。

フロントからの画像です。

タイミングベルト交換工程前のクリーニングアップ。

タイミングベルト交換に伴う基本メンテナンスですので無償で行わせて頂きます。

 

私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。

クリーニングアップ工程を終え、初めて分解工程へと進みます。

 

私たちが行う整備・メンテナンスはここから始まります。

ウォーターポンプ 交換工程から進めます。

クリーンな状態からウォーターポンプAssy分離工程後の画像です。

画像左が長期間交換が行われていなかったと推測出来るコンディションのウォーターポンプAssy。

画像右がニューパーツのウォーターポンプ。

ニューパーツのウォーターポンプ。

ウォーターポンプはエンジンの前側についており、そのさらに前にはタイミングベルトがあります。

また、ウォーターポンプそのものがタイミングベルトによって動いている場合も多くあります。

つまりウォーターポンプを交換するためには、一旦タイミングベルトを外す必要があるのです。

 

タイミングベルトというのは、その名の通りバルブとピストンが動くタイミングを合わせるためのものであり、その取り外しや組み付けには細心の注意が必要になります。

 

タイミングベルトだけを交換しても、定期交換パーツの1つでもあるウォーターポンプのオーバーホールを行わなかった場合、ウォーターポンプからのエンジン冷却水漏れ・ベアリングの破損が発生する場合があります。

 

その場合、再度ウォーターポンプ オーバーホールの為だけに、エンジン内部まで分解しなければなりません。

 

私たちが作成するメンテナンスメニューには、タイミングベルト交換が必要な場合、ウォーターポンプのオーバーホールは常にメニューに盛り込まれています。

 

私たちはそのリスクを詳細にご説明させて頂き、今回のメニューに入れるか否かはオーナー様とご相談致します。

ウォーターポンプ エンジン側、締結面のメンテナンス工程へと進みます。

エンジン側、締結面メンテナンス後の画像です。

 
項目毎に回転部分、接合部分、軸受けetc.のメンテナンスを実施。

接合する面を綿密に整え、シール剤を塗らなくてもよい精度に仕上げます。

 

機能性と精度の追及。

これらの工程を終え初めて、ウォーターポンプが装着されます。

ウォーターポンプ 交換工程 終了です。

私たちは、全ての過程において徹底したエンジン性能の向上と美しさにこだわります。

 

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

油圧テンショナー交換工程へと進みます。

クリーンなエンジンから油圧テンショナー分離工程後の画像です。

タイミングベルトに張力を与える機能を司る油圧テンショナー。

 

完全に破損している状態です。

この状態ではタイミングベルトに正規の張力が与えられていません。

 

やはり、この状態でエンジンをクランキングさせるとバルブクラッシュを引き起こし、エンジンに多大なダメージを与えたでしょう。

ニューパーツの油圧テンショナーの画像です。

 

私たちが作成するメンテナンスメニューには、タイミングベルト交換が必要な場合、ウォーターポンプ・テンショナー・テンショナーベアリングのオーバーホール又は交換は常にメニューに盛り込まれています。

 

私たちはそのリスクを詳細にご説明させて頂き、今回のメニューに入れるか否かはオーナー様とご相談致します。

タイミングベルト テンショナーローラーベアリングキャリア交換工程へと進みます。

画像左が、使用許容範囲を大幅に超過しベアリングの回転に違和感が発生しているローラーベアリング。

 

この様な場合タイミングベルトへの負担が著しく、タイミングベルトを傷めるばかりかエンジンパワー・エンジン レスポンスの低下にも繋がります。

 

画像右がニューパーツ。

ニューパーツのタイミングベルト テンショナーローラーベアリングキャリア。

タイミングベルト テンショナーベアリング・アイドラベアリングの交換工程へと進みます。

パーツ単位まで分解工程後の画像です。

テンショナーベアリング・アイドラベアリングは交換。

再使用するアームに至ってはメンテナンス・リフレッシュを施します。

私たちは、細かな箇所にも最善を尽くし機能性はもとより精度と美しさを追求するオーバーホールを行います。

ニューパーツのテンショナーベアリング・アイドラベアリングの画像。

 

【ベアリングの豆知識】

ベアリングを大きく分別すると、転がりベアリング・軸受ベアリング・滑りベアリングに分かれます。

金属で構成されているベアリングは、転がり面及び滑り面の潤滑をグリスで行っています。

ベアリング内部はグリスで満ちており、そのグリスにより薄い油膜を形成して金属と金属が直接接触する事を防ぐ大切な役割を果たしています。
 

グリスの役割。

 
摩擦及び摩耗の軽減効果。

摩擦熱の排出効果。

ベアリングの寿命の延長効果。

錆止め効果。

などなど多種多様な働きをしています。

 

一般的にベアリング内部に満ちているグリス漏れを防止する為、ラバー素材のシールなどによる密封構造の設計となっています。

 
密封によるメリット。

 
ベアリングが問題なく潤滑出来る量のグリスを保持する為。

砂や埃の混入を防ぎベアリングを傷などから守る為。

 

大きく分別しましたが、ベアリングはこのような構成パーツから成り立っている、小さいながら非常に重要な役割を果たしている部品です。

ベアリングなくして車両は製造できません。

 

このような基礎知識も、的確なメンテナンスメニューをご提案させて頂くには非常に重要なことの1つです。

再使用するアームのメンテナンス・リフレッシュ後の画像です。

 

これらの工程を終えて初めて組み上げられるのです。

ボルト1本までクリーニングアップ。

 

私たちは、全ての過程において徹底した機能性と美しさにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

 

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

個々に仕上がったパーツを組込み後の画像です。

この工程は、タイミングベルト交換工程の一部と考えていますので、全て無償で実施させて頂いております。

 

企業としてのメンテナンスに対するこだわりや考え方が問われる部分ですね。

タイミングベルト組み込み工程へと進みます。

 

画像左が使用許容限度を著しく超過したタイミングベルト。

画像右がニューパーツです。

 

ポルシェのタイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも、4年での交換が必要です。

 

交換する期限を厳守しないと、バルブクラッシュを引き起こし、エンジンに多大なダメージを与える重要な部分です。

使用許容限度を超過したタイミングベルトは、エンジン始動時のクランキング時、もしくはエンジン停止時に歯こぼれする場合がほとんどです。

 

何故かと言うと。

 

①エンジン始動時のクランキング時には、スターターがリングギヤを介しクランクシャフトを回転させます。

この時点でクランクシャフトに直結しているクランクギヤに掛かっているタイミングベルトはスターターの動力により負荷なく駆動しますが、カムシャフトが直結されているカムシャフトギヤは停止状態です。

停止しているカムシャフトは、バルブスプリングなどの大きな負荷が掛かっている為、カムシャフトギヤ側で、タイミングベルトが歯こぼれします。

 

②エンジン停止時はどうでしょう。  

エンジンが動き続けている状態で、イグニションキーをOFFにするとエンジンが停止します。

この時点で吸入・圧縮・爆発・排気の工程が停止しピストンが停止すると共に、クランクシャフトまたクランクギヤも停止します。

カムシャフトは回転モーメントが働いている為回り続けようとします。

回転モーメントの力が働いているのに対し、停止しているクランクギヤに掛かっているタイミングベルトに大きな負荷が掛かりタイミングベルトが歯こぼれします。

 

③走行中は回転モーメントの作用で、タイミングベルトにはほぼ負荷が掛かっていない状態です。

走行中にタイミングベルトが歯こぼれするのは、悲惨なメンテナンス状況下に置かれている車両ぐらいです。

 

タイミングベルトに限らず、近年悲惨なメンテナンス状況下に置かれている車両が非常に多いです。

私たちは、純正の新品であっても長期に在庫されていたタイミングベルトは使用しません。

また、低価格のOEMパーツも使用しません。

 

私たちは、パーツ管理が行き届いた純正のタイミングベルトのみ使用します。

カムシャフトギヤ・クランクギヤ メンテナンス工程後の画像です。

地味なれど非常に重要なポイントなんです。

フルパワーを発揮させるメンテナンスを行いタイミングベルト組み込工程へと進みます。

エンジンのフルパワーを発揮させる為のメンテナンスを1つ1つのパーツにエンジニアが情熱を込めて仕上げます。

全てに最善を尽くすメンテナンス工程を終えて初めてエンジンにタイミングベルトが装着されるのです。
 

私たちは、全ての過程において美しさとフルパワーを発揮させるメンテナンスを行います。

エアーツールなど一切使用せず、全てメカニックの綺麗な手と磨き上げられた工具によって行われます。

自動車工場で連想しがちな機械音など全くない。

 

このような環境のもと一切妥協なく完璧に仕上げられていくのです。

エンジンオイル ディップスティック 交換・ディップスティックパイプ メンテナンス・クリーニングアップ工程へと進みます。

ニューパーツへと交換するエンジンオイル ディップスティック現状の画像です。

再使用するディップスティックパイプ現状の画像です。

ニューパーツのエンジンオイル ディップスティック ・再使用するディップスティックパイプ メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

サーモスタット交換工程へと進みます。

 

画像左が装着されていたサーモスタット。

取り付け部分にシール剤がタップリと塗布された状態。

 

この状態では、内側にはみ出したシール剤がエンジン冷却系統全てに混入しています。

シール剤がエンジン冷却を司る個々の構成パーツに混入すると、冷却通路を詰まらせます。

至ってはエンジン水温の上昇に繋がりエンジンにダメージを与えます。

 

私たちはサーモスタット組み込み前に、エンジン側締結面のメンテナンスを実施しサーモスタットを組込みます。

ニューパーツのサーモスタットの画像です。

ウォーターホースの交換工程へと進みます。

再使用するパイピングは、メンテナンス・クリーニングアップを実施していきます。

ニューパーツのウォーターホース ・再使用するパイピング メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

単品から再使用するパイピング メンテナンス・クリーニングアップ。

 

滑らかな素地。

ビート部分の水垢も完璧に除去。

 

機能性また、美しさに徹底してこだわります。

【ラバーホースの豆知識】

 

ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。

外部因子作用による劣化

熱による劣化(熱酸化劣化)

光による劣化(光酸化劣化)

オゾンによる劣化

残留塩素による劣化

金属イオンによる劣化

溶剤膨潤による劣化

 

大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。

このような知識も、メンテナンスを的確に行うには、非常に重要なことなんです。

Vベルト・リブベルトの交換工程へと進みます。

ニューパーツのVベルト・リブベルトの画像です。

スーパーチャージャー駆動ベルトの交換工程へと進みます。

 

画像左が経年劣化で使用許容限度を著しく超過しているスーパーチャージャー駆動ベルト。

画像右がニューパーツ。

ニューパーツのスーパーチャージャー駆動ベルトの画像です。

フューエルホースの交換工程へと進みます。

 

画像左が経年劣化で使用許容限度を著しく超過しているフューエルホース。

画像右がニューパーツ。

使用許容限度を著しく超過しているフューエルホースのアップ画像です。

ニューパーツのフューエルホースの画像です。

整備に伴い分解したパーツのメンテナンス・クリーニングアップ工程へと進みます。

全ての分解パーツ1つ1つを丁寧に仕上げていきます。

 

機能性と見た目が大切なフェラーリやランボルギーニには、それ相応の対応が必要と私たちは考えます。

私たちは、全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわります。

 

私たちが行う整備の基本方針です。

①タイミングベルトカバーのメンテナンス・クリーニングアップ。

タイミングベルトカバー内部の画像です。

劣化したタイミングベルトが削れ、ラバー粉がタイミングベルトの駆動と同じ形状に飛散している状態。

②クランクプーリーのメンテナンス・クリーニングアップ。

③スーパーチャージャーのメンテナンス・クリーニングアップ。

④スーパーチャージャー駆動用ベルトのプーリーのメンテナンス・クリーニングアップ。

⑤ケーニッヒ スーパーチャージャーパイピング・ウエストゲートのメンテナンス・クリーニングアップ。

⑥ケーニッヒ エアクリーナーBOX・パイピングのメンテナンス・クリーニングアップ。

⑦ケーニッヒ コンプリート車両のみ装着されるコーションプレートのメンテナンス・クリーニングアップ。

 

 

全ての分解パーツ1つ1つを丁寧に仕上げていきます。

メンテナンス・クリーニングアップ工程へと進みます。

整備に伴い分解したパーツのメンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

①タイミングベルトカバー メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

タイミングベルトカバー内部 メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

内部に付着していたタイミングベルトラバー粉をスッキリ クリーニングアップ。

本来の肌艶を回復しました。

②クランクプーリー メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

回転部分・接合部分・軸受け・リブベルト装着部分etc.に至ってもメンテナンスを実施。

③スーパーチャージャー メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

④スーパーチャージャー駆動用ベルトプーリー メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

 

『お客様からよく頂くご質問の1つ』

再使用パーツのメンテナンス・クリーニングアップはどのようにされているんですか??

なぜこんなに綺麗になるんですか?? 

 

私たちナカムラエンジニアリングでは年代を問わず車両を構成している細かな1つ1つのパーツの機能性・素材等の知識を持ち、個々のパーツに一番最適な工法でメンテナンス・クリーニングアップを行っております。

 

これは非常に繊細な知識と技術、また最新の設備が必要不可欠なものとなります。

 

例にとってみると、こちらのアルミ合金製プーリーのメンテナンス・クリーニングアップ。

サンドブラストで綺麗にされているんですよね…..っていうご質問。

答えはNoです。

 

『ナカムラエンジニアリングでは、サンドブラスト設備は2機種揃えています』

 

サンドブラストというのは、ショット・ブラストの一種で、表面に砂・ガラスビーズ・アルミナなどの研磨材を吹き付ける加工法。

パーツ表面に砂・ガラスビーズ・アルミナなどの研磨材を吹き付け、パーツ表面を削り取り下地を出す。

簡単に言うと、一皮めくるといった感覚です。

 

①1機種のサンドブラスト機器を使用するのは、メッキ前処理・サスペンションアーム等の塗装前処理・コーティング前処理・さび落とし・各種金属や樹脂等の機械加工、成形時に発生するバリの除去などに使用します。

 

②もう1機種のブラスト設備は、最新の10~20ミクロンといった細かい研磨材を使用することで、【精密ブラスト加工】が可能なサンドブラスト機器です。

 

この最新の機器は、WPC処理も可能です。

WPC処理は、金属の表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンプルへ変化するので摩擦摩耗特性を向上させます。

 

駆動系パーツの疲労強度が大幅に向上し、シャフトの折れ・ギヤ欠け・ピッチング摩耗などのトラブルを大幅に減少させ、耐久性を飛躍的に向上させます。

特にギヤに関しては、その疲労強度を10倍以上にすることが可能とされています。

 

また、摺動性が飛躍的に向上する為、エンジンパーツ (メタル・コンロッド・カムホルダ・バルブ・エキマニ・ハウジング・アペックスシール・コーナーシール・ドライブシャフト・オイルポンプ(ケース・トロコイドギヤ)・プレート・デフ(リングギヤ・ピニオンギヤ))・ターボチャージャー部品・シリンダーブロック(ライナ)・ ミッション(ギヤ・シャフト)・ ロッカーアーム・リフタ・ スプリング・ロータ・エキセントリックシャフト・ サイドシール・スプリング類・CVジョイント・クラッチ・LSD(フリクションプレート) etc…)に使用します。

 

『ただ、クリーニングアップには一切使用致しておりません』

 

パーツ表面に砂・ガラスビーズ・アルミナなどの研磨材を吹き付ける為、表面が凹凸形状になり、パーツ表面がどうしても梨肌になり、本来の肌艶が無くなりくすんだ発色になり、逆効果のクリーニングアップに陥ります。

 

また、表面の凹凸形状に汚れが直ぐに付着しやすくなり、1年程度経過するとクリーニングアップ前より悲惨な状態に陥ります。

 

『ナカムラエンジニアリングが行うクリーニングアップ工法には、①②の設備は一切使用致しません』

 

更に特殊な設備・機器を使用し行います。

その設備・機器を使用する事により、新車時のパーツ本来の肌艶を回復させます。

⑤ケーニッヒ スーパーチャージャーパイピング・ウエストゲート メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

⑥ケーニッヒ エアクリーナーBOX・パイピング メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

 

【樹脂素材に適したメンテナンス】

 

まず、水洗いで細部まで綺麗に汚れを取り除きます。

ここからがメンテナンス工程となります。

 

PP及びABS樹脂ともに耐薬品性に優れており、よほど異質な薬品を使用しない限り、変質しない特性を持っています。

使用する可能性のあるIPAやエタノールも問題なし。

ガソリン・灯油などに関しては影響がありますが浸して放置しなければまず問題は出ません。

 

危険なのはエーテル系、ケトン系、エステル系などの薬品で、芳香族ベンゼン・キシレン・トルエンは石油系と同じで影響はあるものの常温で短時間なら耐えうる性能を持っています。

アルカリ系の耐性に関しても良好です。

 

樹脂パーツが劣化する一番の要因は・・・紫外線の吸収による劣化ですが、これは避けきれない問題です。

紫外線透過する製品ではなくコーティング剤が紫外線を吸収する溶剤が最適です。

 

大抵のケミカルに関して耐性があるため何を使っても大丈夫というニュアンスで書きましたが、私が書いた中で「短期間なら問題ない」としたものがあります。

 

石油系です。

石油系の製品は非常に多く、本当の意味で石油系を全く含まないものはないのかもしれませんが、少なくとも「石油のにおい」が分かる製品に関しては避けた方がいい溶剤です。

 

熱可塑性樹脂自体が石油系のパーツです。

 

長期に石油系溶剤にさらされると吸収し膨潤や白化することがあるからです。この性質は高温ほど起きやすく、エンジンやエンジンルームの高温になる箇所には絶対にNG。

その影響は決して無視できません。

 

 

私たちは、分解パーツ1つ1つの全ての素材を熟知した上で、適切なメンテナンス・クリーニングアップを行います。

⑦ケーニッヒ コンプリート車両のみ装着されるコーションプレート メンテナンス・クリーニングアップ工程後の画像です。

 

『メンテナンス・クリーニングアップ工程は、整備工程の一部と考えていますので、全て無償で実施させて頂いております』

 

私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

 

ナカムラエンジニアリングのメンテナンス品質です。

エンジンのフルパワーを発揮させる為のメンテナンスを1つ1つのパーツにエンジニアが情熱を込めて仕上げます。

全てに最善を尽くすメンテナンス工程を終え初めてエンジンに再使用パーツが装着されます。
 

私たちは、全ての過程において美しさとフルパワーを発揮させるメンテナンスを行います。

エアーツールなど一切使用せず、全てメカニックの綺麗な手と磨き上げられた工具によって行われます。

自動車工場で連想しがちな機械音など全くない。

 

このような環境のもと一切妥協なく完璧に仕上げられていくのです。

 

ナカムラエンジニアリング品質です。

私たちが推奨させて頂きましたパーツのみ交換工程終了のケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両。

エンジン始動前に、クランキングに伴うリスクを回避する工程へと進みます。

 

私たちが行う整備・メンテナンスはここから始まります。

Vol.①

エンジンオイルでの潤滑工程へと進みます。
 

この状態でセルモーターでクランキングを行うとドライスタートとなり、エンジン内部構成パーツを傷つけてしまいます。

 

セルモーターでのクランキング前に、まず手動でエンジンオイルポンプを駆動させ、何時間もかけエンジンオイルを構成パーツ全てに行き渡らせます。

Vol.②

セルモーターでのクランキング潤滑工程へと進みます。

 

手動でエンジンオイルポンプを駆動させ、構成パーツ全てに行き渡らせた後、エンジンが始動しないよう対策を施し、セルモーターのみ駆動させ、更にエンジン内部の隅々までエンジンオイルを行き渡らせ潤滑させます。

Vol.⓷

エンジン・スーパーチャージャー内部の隅々までエンジンオイルを行き渡らせ始めてエンジン始動工程に進みます。

 

お客様から全幅の信頼を得てメンテナンスを受け負わさせて頂くナカムラエンジニアリング。

このような細かな見えない箇所に企業の責任があると私たちは考えます。

Vol.④

全ての工程を終え、初めてケーニッヒ コンプリート エンジンスタートへと進みます。

長期に渡りエンジン始動されていなかったケーニッヒ コンプリート エンジン。

 

これらの工程は、始動前の整備の基本と私たちは考えます。

Vol.⑤

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックに伴い車両全てのチェック工程 実施の為、エンジン始動のみの必要最低限のパーツ交換を行わせて頂いた、ケーニッヒ コンプリート エンジン。

エンジン始動直後の画像です。

 

更にコンディションを整えるチェックへと進みます。

Vol.⓵

 

インスルメントパネルに表示される警告灯のチェック工程へと進みます。

ありとあらゆるシステムの警告灯が表示される状態。

 

ポルシェ 車両診断テスター・BOSCH エンジンアナライザー ・各種解析機器での分析へと進みます。

Vol.②

 

エンジン始動後からのチェック工程へと進みます。

使用許容回転数・各油脂類の規定温度・規定圧力・メカニカル・エレクトロニクス・etc…が適正値内で作動するか、否かの必要最低限のチェックを進めます。

ウォーターホースの経年劣化によるエンジン冷却水漏れ。

 

ウォーターホースは定期的な交換がお勧めです。

この様な場合、他のホースも同様に劣化していると考えて良いでしょう。

 

1セクションを完全にリセットする。

とても重要なポイントなんです。

 

【ウォーターホースの豆知識】

 

ホースの素材にもよりますが、ホースの劣化は下記が代表的な要因になります。

外部因子作用による劣化

熱による劣化(熱酸化劣化)

光による劣化(光酸化劣化)

オゾンによる劣化

残留塩素による劣化

金属イオンによる劣化

溶剤膨潤による劣化

 

大きく分別しましたが、個々の劣化にはさまざまな要因があります。

このような知識も、トラブルシューティングを的確に行うには、非常に重要なことですね。

ケーニッヒ 928 コンプリート エンジンは、スーパーチャージャー 武装タイプ。

 

ブローオフバルブは、サードパーティ製の大気開放型。

余剰圧力は、大気開放されるタイプです。

スーパーチャージャーで加給された圧力が、ブローオフバルブから常に大気開放されエンジンに過給圧が掛からず、全くパワーが出ない状態。

 

【スーパーチャージャーの豆知識】

スーパーチャージャーとは、より多くの混合器を燃焼室に導入し、燃焼力を増大させエンジン出力をアップさせる過給システムです。

スーパーチャージャーの歴史はターボチャージャーよりも古く、空気の薄い上空で過給システムを使用しエンジン内に無理やりエアーを送り込みエンジンの出力アップが必要な戦闘機への採用で一気に発展したシステムです。

 

エンジン内へ強制的にエアーを送り込んでやる。

これがスーパーチャージャーの原理なんです。

 

スーパーチャージャーの特徴は、エンジンを始動した瞬間から過給を開始する為、パワーの出方に時間的なズレ(ターボラグ)がなくてアクセルレスポンスも良く出力特性も滑らかです。

クランク軸からの出力によって過給器を駆動するスーパーチャージャーは、ターボチャージャーに比べ排気側に手を加える必要性が無いことから、排気ガス浄化性能や、アクセルワークにダイレクトに反応しエンジンの低・中回転域のトルク特性に優れるシステムです。

 

スーパーチャージャーの長所に加え、メカニカルノイズ・装置の大きさ・重さ・高回転域での詰まりといったデメリットもあります。

 

 

簡単に書きましたが、このような基礎知識も、ターボチャージャー・スーパーチャージャー装着車両のメンテナンスを確実に行うには非常に重要なことなんです。

ヒューズが溶解している状態。

 

【ヒューズの豆知識】

ヒューズは、規定以上の大電流から電気回路の保護・加熱や発火といったトラブルを防止する電子パーツの1つです。

ヒューズは、電気回路内に装備され、通常は導体として機能します。

何らかのトラブルが発生し、電気回路に規定以上の電流が流れると、ジュール熱により内蔵する合金部分が溶断し、電気回路を保護する役割を果たします。

 

ヒューズは電流の大きさにより、導体部分の大きさ・太さ・構成成分が異なります。

導体部分は露出もしくは、樹脂製カバー内部に装備されています。

樹脂製カバー内部に装備されている場合、合金部分の状態を確認できるよう、半透明な樹脂で覆われています。

ヒューズが溶けることを「溶断する」と言います。

「切れる」・「飛ぶ」と一般には言われています。

 

近年の小型化した電子機器では、ヒューズが半田付けされていたり、表面実装型の薄膜ヒューズが採用されています。

ヒューズは、電気回路の保護・加熱・発火するなどのトラブルを未然に防ぐために用いられます。

車両にとって非常に重要な役割を担うパーツです。

フューエルポンプの状態。

 

ケーニッヒ 928 コンプリート エンジンには、2つのタイプのフューエルポンプが装備されています。

①アウトタンクタイプ

②インラインタイプ

 

②のインラインタイプが破損している状態です。

エンジン始動後からのチェック工程の結果、アイドリング状態でのチェックが5分以上 実施出来ない状態です。

 

使用許容回転数・各油脂類の規定温度・規定圧力・メカニカル・エレクトロニクス・etc…が適正値内で作動するか否かのチェックを行っていく為、必要最小限のメンテナンス メニューを作成しご提案させて頂きます。

 

分かりやすくメニューポイントをご説明させて頂きますので宜しくお願い致します。

オーナー様に分かりやすくメニューポイントをご説明させて頂き、ご承諾頂きました必要最小限のメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

ケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両  上記メニュー 作業開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

整備・メンテナンス工程へと進みます。

フューエル系統の整備・メンテナンス工程へと進みます。

緻密なトラブルシューティングの結果、内部破損と確定したフューエルポンプ。

 

フューエルポンプの分離 検証工程へと進みます。

ピンポイントで内部破損と確定したフューエルポンプ。

内部検証の為、分解後の状態です。

モーターを駆動させる電圧・電流を供給するハーネスが完全に断線している状態です。

このプロセスにより、1度でトラブルを確実に改善します。

 

トラブルシューティングの詳細はこちらでご閲覧頂けます⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/#troubleshoot

ニューパーツ フューエルポンプの画像です。

組み込み工程へと進みます。

フューエルストレーナー分離後の画像です。

ニューパーツ フューエルストレーナー。

 

【フューエルストレーナーの豆知識】

 

フューエルストレーナーは、ガソリンをエンジンへと供給する配管に装備されているパーツです。

給油の際、混入する微小な塵・タンク内に蓄積する異物を除去し、エンジンにクリーンなガソリンを供給する役割を果たします。

 

ストレーナーが塵・異物etc…で詰まり気味になると、エンジンが必要とするガソリン量・圧力が不足しパワーダウンします。

完全に詰まった場合、ガソリンの供給が絶たれ、エンジンが突如としてストップします。
 

小さいながら非常に重要な役割を果たすパーツの1つです。

 

 

フューエルポンプ・フューエルストレーナーの組み込み工程へと進みます。

フューエルポンプ・フューエルストレーナー・フューエルホース交換工程後の画像です。

分離時のみ可能なクリーニングアップ後、フューエルポンプ・フューエルストレーナー・フューエルホース組み込み。

 

ナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスはパーツ分離時、表裏共に隅々までクリーニングアップします。

エレクトロニクス制御系統のトラブルシューティング工程へと進みます。

焼損しているフューズボード。

末端のパーツにトラブルを抱えている為、過剰な電流・電圧による発熱で、溶解・焼損を引き起こしています。

 

車両火災に至り、人命に関わる非常に危険なトラブルの1つです。

確認の為、一瞬イグニションキーをONにすると白煙が…

5系統のフューズボードが溶解・焼損しています。

装着されていたフューズの画像です。

 

本来10~15アンペアのフューズ装着部位に対し、30~50アンペアのフューズが組み込まれています。

これでは過剰な電流・電圧が通電し、フューズボード・配線・カプラが溶解・焼損している訳です。

無理にでも作動させる為に行われがちな事柄の1つです。

近年このような安易な考え方での対応が非常によく見受けられます。

根本的主原因を1度で確定する為のトラブルシューティング工程へと進みます。

ナカムラエンジニアリングでは、トラブル箇所を緻密に検証し論理立てます。

更にトラブルを引き起こした根本的主原因を特定します。

 

このプロセスにより、1度でトラブルを確実に改善します。

緻密なトラブルシューティングを行う為には、メカニックの知識・トラブル解析能力・最新の設備が必要不可欠です。

エンジン アイドリング時から最高許容回転数に至るまでのチェックに伴う必要最低限の整備・メンテナンス工程へと進みます。

バキュームホース・ウエストゲート パイピングの交換工程へと進みます。

分離後の状態です。

バキューム側は、正規の負圧がかからなくECU負圧センサーetc…が誤作動している状態です。

ウエストゲート側は、スーパーチャージャーで過給された圧力を制御できず、エンジンブローさせます。

 

ターボチャージャー・スーパーチャージャー装着車両のメンテナンスを承る上での基礎知識の1つです。

 

交換工程へと進みます。

ナカムラエンジニアリングが使用部位に応じ厳選した素材を使用し、パイピングを製作 交換。

インジケータ表示の異常点灯。

 

インジケータは車両の異常を即座にドライバーに知らせる役割を果たします。

① ドライバーが危険な状態にさらされる場合

② 車両が危険な状態にある場合

③ エンジン・ミッション等、作動停止・作動停止予告の場合

 

上記のみ点灯又は点滅します。

点灯又は点滅した場合、即座に車両を停止させる事が大切です。

インジケータ表示は車両全体をモニタリングしている訳ではありません。

非常に危険な場合のみ点灯又は点滅する警告灯です。

 

『ここで間違ってはいけないのは、インジケータ表示が点灯又は点滅していない場合、車両に全く問題が無いと勘違いしてしまう場合です』

 

 

トラブルシューティング工程へと進みます。

緻密なトラブルシューティングで根本的主原因を確定しました。

 

私たちが推奨する1セクションを確実に整備・メンテナンスを行う最良のメンテナンスメニューを作成しご提案させて頂きます。

オーナー様とご相談の上、今回はバッテリー交換のみ行っていきます。

バッテリーを取外した車両側の状態です。

通常オーナーが目にする事のない部分には、汚れが蓄積しています。

 
クリーニングアップを行います。

Vol.①

クリーニングアップ後の状態です。

このプロセスが、ナカムラエンジニアリング 品質です。

バッテリーは、外観では同サイズに見えても性能が大きく違う場合があります。

サイズと20時間率だけ合わせても基本性能は発揮しません。
 

ナカムラエンジニアリングがケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両に推奨するバッテリーへと換装。

基本性能を回復させます。

整備・メンテナンス終了のケーニッヒ ポルシェ 928 コンプリート車両。

 

実施した全てのチェック・トラブルシューティング・整備・メンテナンス工程の分解写真。

また新旧のパーツ画像。

全て担当メカニックが撮影しています。

詳細な写真 473枚をDVD-R 1枚に保存しております。

 

また、今回のメンテナンス内容・今後のメンテナンスメニューを分かり易く作成させて頂いております。

 

今回、ナカムラエンジニアリングへとメンテナンスを御依頼頂き、誠に有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

ナカムラエンジニアリングは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

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