MORGAN 4+4 車検

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

いつもMORGAN 4+4 メンテナンス御依頼有り難う御座います。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回もご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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MORGAN 4+4 チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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リフトUP。

チェック開始です。

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1908年、H.F.Sモーガン氏によって創業された英国モーガン社。

英国のウスター州、マルヴァーンで日々手造りで歴史と伝統に誇りを持って車輌製作を今もなお行うモーガン・モーター・カンパニー。

モーガン社創始者、ハリーH.F.S.モーガンが、エンジニア学校と実地修行を経て、小さなガレージを開いたのが始まり。

モーガン・モーター・カンパニーが最初に生みだした車輌は、3ホイーラー。

 

熱心なカスタマーのリクエストで、104年の時空を超え….. それがモーガンの心意気。

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モーガン4+4の特徴は、現代にはありえない木材によるフレーム。

ボディや内装などのほぼ全てがハンドメイドによって仕立て上げられ、今なお伝統を引き継ぎ続ける精神は、素晴らしいの一言。

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サスペンションシステムは、フロント側が独立スライディング・ピラー+コイル。

リヤ側がリジット・アクスル+半楕円リーフ・スプリングで構成されているモーガン4+4。

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この固体に搭載されているパワーユニットは、英国フォード社のユニット。

キャブレータは、オリジナルからWEBERへと変更されています。

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車両全体の詳細なチェックを行います。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

モーガン4+4の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車輌のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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メカニカルチェック。

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車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

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車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも有ります。

 

これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法で整備&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所の修理だけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

 

車両のコンディションは千差万別です。

今回も1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。

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常に私たち独自の思想また目線でメンテナンスを行わせて頂いている車両。

非常に良いコンディションを保っています。

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最低でも1年に1度の的確な定期点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切ですね。

そうする事で車両の状態を把握でき、コンディションを整える事が可能です。

 

非常に重要なことですね。

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車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

 

全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。

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全てのチェックが終了したMORGAN 4+4。

 

確実に現状の車両の状態を把握し切らせて頂きました。

現状の車両の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。

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お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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MORGAN 4+4 メンテナンス開始です。

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油脂類の交換。

 

車両のオイルは、大きく分けて2種類に分別できます。

ひとつは、エンジンやミッション、デフなどの潤滑を目的としたオイル。

ふたつめは、ブレーキやクラッチ、F1マチック、パワーステアリングなどの油圧システムのオイル。

 

オイル交換の目安は、『性能が劣化したら…』と、言葉では簡単に言えますが、オーナーはオイル性能が劣化したという自覚症状を感じとることができないので難しいですね。

オイルの性能の劣化はゆっくりと進行するから分かりにくいものです。

 

オイルの性能劣化は、普通に使用しているだけでも時間の経過とともに劣化してしまいます。

空気と触れることで酸化してしまうのが主な理由。

高温になるとより酸化しやすくなります。

 

劣化したオイルのまま使用を続けると、エンジンやミッションなどを壊すことになります。

ちなみにスーパーGTなどのレースチームは、予選と決勝レースの間にもオイル交換をするほどオイル管理には気を遣っています。

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潤滑系のオイル交換の目安として、使用期間また、使用許容限度が設定されています。

 

使用期間また、使用許容限度を1度でも超えたオイルは、本来の性能を発揮できずメカニカルを痛めてしまいます。

また、車両ポテンシャルに十二分に対応できるオイルをチョイスするノウハウも重要です。

 

私たちは、添加されている成分内容や粘度など、車両のモデル・使用する部位に適した厳選したオイルを使用し、より一層車両をベストなコンディションへと導きます。

オイルの管理は非常に大切なポイントですね。

 

使用するオイルは、私たちが厳選したMORGAN 4+4に推奨するエンジンオイルを使用します。

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ドレンボルトをクリーニングアップ。

1度締め付けられたガスケットの再使用はしません。

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エンジン冷却水の交換。

専用ホースを使用しエンジン冷却水の他の部分への付着を防ぎます。

 

エンジン冷却水は、エンジンオイルと同様、重要な役割を果たす液体です。

主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

高温なエンジンを常に冷却する役割を果たしています。

また、ラジエーターやエンジンブロックで使用される構成パーツに錆が発生しない様にする役目や、消泡性能などなど…もかね合わせています。

エンジン稼動時には、常に高温にさらされる為、エンジン冷却水も劣化します。

エンジン冷却水には、さまざまな化合物が含まれています。

 

エンジンオイル同様に長期使用せず、1年に1回酷使されたエンジン冷却水を交換することにより、本来の性能を発揮させ、エンジンを守ります。

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ブレーキオイルの交換。

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ブレーキオイル交換前にリザーバタンク内部また、アウターケースのクリーニングアップを行います。

また同時にアウターケースに発生している錆びの除去も行います。

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リザーバタンク内部また、アウターケースをスッキリ クリーニングアップ。

錆びも完全に除去。

 

クリーンな状態からブレーキオイルを交換していきます。

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ブレーキオイルを専用機器で交換。

ブレーキオイルも、私たちがMORGAN 4+4に推奨する厳選したオイルを使用。

 

 

ブレーキオイル。

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。

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各部のオイル交換と同時に周辺部分もスッキリ クリーニングアップ。

私たちが行うごく通常のオイル交換工程です。

 

他の油脂類も多々存在しますが、全てのメンテナンスをご依頼頂いている車両。

全てデータ管理をさせて頂いています。

他の油脂類は前回のチェック時に交換していますので今回交換の必要はありません。

 

機能性と美しさを両立させるメンテナンスをご提供します。

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サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップを行います。

 

定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。

今回も、各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

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全てを管理させて頂いている車両。

非常に良いコンディションです。

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同じくリヤセクション。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

クリーンな状態からサスペンションシステム ステアリングシステムも、本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスも実施。

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ダストや砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がよりリアルになると共に、クリーンな状態を取り戻しました。

きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。

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同じくリヤサスペンションシステム。

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メンテナンスで機能性を、クリーニングアップで美しさを両立させます。

リペアからメンテナンス、クリーニングアップに至るまで、常に独自のクオリティーで管理し、コンディションを保ち、また向上もさせます。

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ホイールのクリーニングアップ&メンテナンス。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

ワイヤースポーク1本1本丁寧にクリーニングアップ。

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プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつ。

メンテナンス終了のホイール。

組み込みに備えます。

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クリーニングアップ後のシャシーの画像です。

クリーンな状態から、各部のセットアップも行いパフォーマンスのバージョンアップを図ります。

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全てのメンテナンス後の最終チェック&セットアップ。

独自のセットアップを施しMORGAN 4+4のポテンシャルを余す事無く引き出します。

 

最終の詰めです。

このプロセスが重要です。

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独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。
 

各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

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全てのメンテナンス 終了のMORGAN 4+4。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのメンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 113枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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コックピットに乗り込み、エンジンをかける。

ステアリングを握り、アクセルを踏む。

自分とクルマがひとつになり、自由になっていく。

クルマとは本来、自分を解放するものであり、自己表現であり、生き方そのものだと思う。

人生とクルマの本当の楽しみ方を知る大人のために…

 

私たちはすべての要素を高次元で考えます。

今後も、車輌全体のコンディションを把握させて頂きながら良きパートナーとして、共に車輌を向上させて頂ければと思います。

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