フェラーリ328 ナカムラリバイバルプログラム(NRP)が終盤を迎えようとしています。
フルインスペクションプログラム(FIP)でのお勧めのメニューを経て走り出した 328
エンジンが温まり、また冷えてゆく。通っていなかった冷却水が通りだし、流れていなかった電気が流れ出す。
そうすることで初めてみえてくる、、その問題点を
お客様と一緒に考え、またお客様が求めるコンディションまで 正確に 美しく仕上げてゆく。
これまで感じたことのなかった
そんな五感を刺激してくれるような フェラーリ、、
どこをみても美しく 華麗に。
今回は、ラジエターサブタンク (オリジナル部品) の交換から始まっています。
サブタンク、その締め付けボルト1本まで正確に。
隠れた部分、、そんなとここそ私たちは大切にします。
ホースを留めるクランプひとつ その角度も美しく。
タンクの色艶から七色に輝くラジエターキャップまで 旧いフェラーリに良く似合います。
通っていなかった電気が流れ出し
その接触不良がみえてきた配線やカプラ、、
写真右が接触不良で焦げてしまったカプラ。左が製作していく部品です。
可能なかぎりオリジナルと同じ部品で直します。
問題のあった配線も作り、、そのとりまわしも美しく。
エンジンが冷えている時のみ作動する機械仕掛けの この部品、、世界欠品ですが、
私たちの部品棚には、、旧いフェラーリの純正部品が並んでいます。
新しい部品をとりつけ、、新しい部品に合わせ 少しのエンジン調整を。
仕上がったエンジンです。
お客様が理想とする そのフェラーリへと 何年、いや何十年かけ仕上げていきます。
そのすべてを 私たちが担当させていただきます。
マラネッロで生まれた そのコンディションを追い求めて...
【フェラーリ328 メンテナンス作業 参考価格 11,000円 配線製作・カプラ製作・組付けを含みます。】