株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ タイミングベルトの仕組み 

今日は少しタイミングベルトについて書いてみたいと思います。

現在、工場でタイミングベルト交換が進んでいるフェラーリ328

⇧エンジン前方に取り付けられたジュラルミン製カバーの中にタイミングベルトは収まっています。

⇧カバーを取り外すとタイミングベルトがみえてきます。

正面、左右に大きく広がるように取りついている二本の黒いベルトが328のタイミングベルトです。

⇧タイミングベルトはこのようにカムシャフトとクランクシャフトを連結させています。

⇧エンジンから取り外したタイミングベルトです。

クランクシャフトとカムシャフトを連結しているタイミングベルトは、エンジン始動すると共に毎分数千回転もの勢いで駆動し続けます。

タイミングベルトは歯付ベルトとも言われるようにこのような凹凸があります。

その凹凸がクランクシャフトとカムシャフトを連動させる大きな役割を担当しています。

それがタイミングベルトと言うわれる所以です。

タイミングベルトが切れると表現されますがベルトが切れる訳ではなく、この小さな歯(凹凸部分) がポロリと欠けることを意味します。

この一つひとつの歯がとても大きな役割を担っています。

⇧今回交換する真新しいタイミングベルトです。

古いものと比較するとその違いが歴然としています。

これでまた3年、安心してフェラーリを楽しめます。

隅々まで綺麗に仕上げたエンジンに組み付けると、、

修理でもなく定期交換部品の単なる作業でもない。

私たちのフェラーリの世界へようこそ!

 

この続きは次回Factory Newsで

 

 

 

 

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