フェラーリテスタロッサ ネジ山の修理です。 (ヘリサート加工)
テスタロッサのエンジン後方には色々なオイルの給油口や排出口があります。
⇧ このような隙間の狭い箇所に給油口はあります。
黒いボンドで貼り付けられているのはオイルの給油口ロックボルトなんです。
⇧ ボンドを剥がしボルトを確認してみると斜めにねじ込まれていたようです。
⇧ 斜めにねじ込まれていたボルトを抜いた相手側。
ネジ山がなくなっています。
黒いボンドで貼ってあった理由はここにありました。
ボルトが締まらなかった (ロックできなかった) からボンドで留めてあったのでしょう。
⇧ このままではよくありません。ネジ山の再生をおこなっていきます。
⇧ 専用工具で再生していきます。
⇧ エンジン内部のネジ山の状態を確認しながら少しずつネジ山の再生が進みます。
⇧ 時間はかかりますが正確なネジ山に復元します。
⇧ 右の新しいボルトに交換し
純正の銅ワッシャをとりつけ規定トルクでロック。
私たちが扱っているクルマは フェラーリなんです。やはりこう直したい。
ネジ山の修理のため分解したクラッチケースの内側
分解した部品はクリーニングアップしてから組み付ける。私たちの信条なんです。
しっかり綺麗になりました。
組付けへと進みます。
外側も綺麗に整えました。
【テスタロッサ メンテナンス作業 参考費用 44,000円 ネジ山再生 (ヘリサート加工)・クリーニングアップ を含みます】