株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリテスタロッサ 35年前のエンジン出力を回復させるための エンジンオーバーホール

フェラーリ専門誌 SCUDERIA にて連載いただいている テスタロッサ再生記、Factory News 編です。

フェラーリ製 180度V型12気筒DOHCエンジンシリンダーブロックを分解し

ブロックに圧入されているスリーブを

テスタロッサ専用工具で分解していきます。

12気筒、分解後のスリーブです。

このスリーブの中にピストンが収まっています。

毎分数万回転でスリーブの中で吸入・圧縮・爆発・排気をおこなっているピストン

マイクロメーターで摩耗値やピストンクリアランスを測定します。

ダイアルゲージでスリーブも測定します。

ピストンやスリーブを交換するか否かはこれらの測定値を複合的に検証し判断します。

 

35年前のエンジン出力を回復させるための エンジンオーバーホール、、もっとも重要な作業の一つなんです。

 

 

 

 

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