株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ599 マイスターチェック・ハンドルがとられる修理・サスペンション修理・アライメント調整 整備

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

フェラーリ 599

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

いつもメンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 599GTB Fioranoを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 599GTB Fiorano チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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マイスターチェック開始です。

 

まず、第1段階。

Ferrari純正車両診断テスター SD3を、フェラーリ 599GTB Fiorano 車輌コントロールユニットに接続。

ECUと交信開始です。

Errorコードのみのチェックではなく、Ferrari純正車両診断テスター SD3で、車輌全体のエレクトロニクス関連の状態や調整の状態を、詳細に把握します。

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各部の作動状況や出力波形に至るまで、SD3で出来うる全てのエレクトロニクス関連のチェック。

現状の車両の状態を把握します。

 

ただ、コントロールメインユニットが車輌全てを網羅している訳ではありません。

SD3でモニタリングしても、ERRORコードが入力されない部分も多々存在します。

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ボデープロテクターの装着。

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フェラーリ純正 車両診断テスターSD3で取得した各部のデータ。

 

現状の599GTB 車輌全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデータを取得。

最新のFerrariアップデートデータとの比較も行います。

現状の電子制御部位データを全て詳細に把握します。

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続いて、SD3で取得したデータは、あくまでもデータとし受け止めます。

 

データ全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを、専用機器を使用し単体点検を実施。

更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。

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2006年のジュネーヴショーで披露された599は、575M の後継車種であり、フェラーリのフラグシップを担うFRの2シーターグランツーリスモ。

5,999ccのエンジンを搭載することから599の名称が付けられた599GTB Fiorano。

 

スタイリングは、かつてピニンファリーナに在籍していたJason Castriotaが担当しています。

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パワーユニットは、あのエンツォ フェラーリに搭載されていたTipo F140Bがべースとなっています。

最高出力620ps/7600rpm 最大トルク 62.0kgm/5600rpmと、エンツォ用 Tipo F140Bと比べるとパワーで6% トルクで7%ほどのディチューン版。

このあたり、スペシャルなエンツォ フェラーリの地位を守るための配慮が伺えますね。

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599GTB Fioranoのパワーユニットは、Tipo F140C型。

水冷65度V型12気筒DOHC 4バルブ。

圧縮比は、11.2:1

ボア×ストロークは、φ92.0×75.2mmから絞り出される最高出力及び最大トルクは、上記の通り。

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マネージメントシステムは、ボッシュ製のモトロニック。

TipoF 140C型パワーユニット、モトロニックの基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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近年の車輌は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。

 

たとえば、車輌下部のアンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計され、エアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力を発生させるダウンフォースを作り出します。

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車輌下部全面にアンダーカウルが装備されています。

ダウンフォースを得る反面、オイル漏れ等発生しても中々オーナーには判りづらい部分です。

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フェラーリ 599は、これまでになかった磁気粘性流体ダンパーを用いたSCMサスペンションが採用され、トランスミッションは、変速時間を0.1秒までに短縮させたF1スーパーファストギヤボックスが搭載されています。

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リヤディフューザー。

完全にずれてしまっている現状。

 

この状態では、折角ダウンフォース効果を発揮する設計が、かえってドラッグ(乱気流)を発生させてしまいます。

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フロントバンパー。

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アップ画像。

フロントバンパーの破損。

 

全て現品修復可能と判断。

メンテナンスメニューでご提案させて頂きます。

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続いて、メカニカル関連のチェック。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ 599の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車輌のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも、必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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車輌はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ、1台の車輌として構築されています。

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車輌毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

 

車輌の使用状況や用途、保管状態で車輌のコンディションは千差万別です。

また、これまで車輌がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車輌のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

 

色々な状況でリペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

全て、1から独自の思想また、目線で的確なチェックを行います。

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リンクロッド現状の画像。

R/H L/H 共に曲げが入り、耐え切れなくなったロッドが溶接されている現状。

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599のサスペンションシステムは、フロント / リヤ共に、ダブルウィッシュボーン。

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汚れてはいますが、個々のサスペンションシステムの構造体には全く問題が無く、非常に良いコンディションです。

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タイヤの状態。

タップリと山は残っているのですが…

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トレッドに亀裂が入りバーストの危険性があります。

 

タイヤ交換には色々なポイントがあります。

単に残り溝が1.6mmに達したスリップサインに近づいた状態。

溝が残っていても長年の装着で硬化し、ひび割れてきた状態。

 

ただ、タイヤ本来のパフォーマンスを発揮させるには、タイヤによって異なりますが、3年〜5年でタイヤ交換時期の1つの目安といえます。

3年〜5年程度でタイヤのゴムが劣化しコンパウンドが硬くなり、本来のパフォーマンスを発揮出来なくなります。

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全てのチェックが終了したフェラーリ 599。

 

確実に現状の車輌の状態を把握し切らせて頂きました。

内容をまとめ、現状の車輌の状態を分かり易く明記し送付させて頂いた上、御連絡させて頂きます。

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お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 599 リペア&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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リペア&メンテナンス開始です。

 

まず、フロントバンパーリペアの為、細部までマスキング。

脱着時のパーツ保護を完璧に行います。

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フロントバンパーを丁寧に脱着。

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続いて、リブベルトの交換へと。

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現状の画像です。

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画像左が使用許容範囲を超えたリブベルトです。

画像右がニューパーツのリブベルト。

 

リブ部分の磨耗が進んでいる状態がよく分かって頂ける画像。

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リブベルトは、ラバーパーツなので高温に弱く、経時的な熱劣化が発生します。

劣化が進むと、このように磨耗や亀裂、剥離等が起こり切損してしまいます。
 

切損すると多大なダメージを引き起こすので、定期交換時期を確実に守り交換することが大切な部分です。

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画像右がリブベルトテンショナー ニューパーツ。

 

リブベルトはエンジンの回転を主にウォーターポンプやオルタネータ、パワーステアリングポンプ、エアコンコンプレッサー等に回転を伝えて作動させる役割を果たしているベルトです。

リブベルトの動力を確実に伝達するため、規定張力に調整するのがリブベルトテンショナーです。

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リブベルトを取外したパワーユニット フロントセクション。

組み込み前に細部までクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

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クリーンな状態から、リブベルトを組み込みます。

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リブベルト組込み完了。

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構成パーツも同時にクリーニングアップ。

細部までスッキリ。

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続いて油脂類の交換へと。

 

オーナーが大切にされている車輌。

車輌への乗り降りからメンテナンスに至るまで、細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。

 

エンジンオイルを抜き取る寸前のエンジニアの手。

手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗うという当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。

爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすれば、オーナーは不安もいだかれる事でしょう。

 

私たちのサービスはそこから始まります。

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エンジンオイル&オイルフィルターの交換。

 

エンジンオイルは、ベースオイルで色々と分類されます。

鉱物油

部分合成油

化学合成油

PAO

エステル

植物油

規格で分けると…

API規格

ILSAC規格

SAE規格

ACEA規格

JASO規格

粘度による分類では…

SAE粘度

HTHS粘度

色々と各社ラインナップが有りますが、メリットとデメリットが有ります。

モデル毎また、使用する部位また、車輌の使用用途などを全て加味し、1番ベストなオイルを選択します。

 

モデル毎にオイルに添加されている成分内容や粘度などなど…を変更し、ベストなオイルをチョイスし交換する事で、車輌をよりベストな状態へと導きます。

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ドレンボルトをクリーニングアップ。

1度締め付けられたガスケットの再使用はしません。

 

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

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オイルエレメントの交換。

まず、周辺部分のクリーニングアップを行い、塵や埃の混入を防ぎます。

 

エンジンオイルには、エンジン内部を清浄に保つ為に、オイル中の汚れやゴミを取り込むオイルフィルターがありますね。

オイルフィルターがあると、エンジンオイルがそこを通過することにより、オイル内に取り込まれていた金属粉やスラッジ(ホコリや燃焼カスなどの不純物)が濾し取られます。

特に金属粉は、放置すると研磨剤と同様の効果をエンジン内に及ぼして、エンジン損傷の原因になる為、その除去は重要です。

オイルフィルターのろ過能力は、上げ過ぎると油圧上昇や目詰まりなどの不具合を引き起こす可能性がある為に、その性能はある一定のところで抑えられています。

その為、オイルフィルターですべての金属粉やスラッジ等が除去できる訳ではないんです。

また、オイルフィルターの能力が低下し、目詰まりを起こした場合を想定して、バイパス機構を備えています。

フィルターが目詰まりして、エンジン内各所にオイルが供給できなくなると、エンジンが焼き付く原因となるからです。

 

ただしこの機構はあくまで非常用であり、的確なスパンでの交換が必要です。

また、交換時は的確なトルク管理の下での交換が必要です。

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まず、フランジ内部のクリーニングアップを行います。

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フランジ内部もスッキリ クリーンな状態に。

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クリーンな状態からオイルエレメントを、基本締め付けトルクで確実にロック。

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続いてミッションオイル交換へと。

 

エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまでよくなるミッションオイル。

シフト操作をするとミッション内部で、大きなギヤが噛み合ったり外れたりしますよね。

ギヤオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますが、ギヤオイルの場合、この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

 

車輌の特性やモデルまた、使用用途に応じて、オイル成分や粘度などなど……ベストなオイルを選択し交換します。

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クリーニングアップ後のドレンプラグの画像です。

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

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続いてブレーキオイルの交換へと。

リザーバタンク内部底に、大気中の水分を吸って加水した浮遊物が貯まっています。

この状態ではブレーキシステム構成パーツに悪影響を与えるばかりか、作動不良またオイル漏れを引き起こしてしまいます。

 

まず、加水した浮遊物のクリーニングアップから。

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クリーニングアップ後の画像。

新油は、このような透明なブレーキオイル。

ブレーキオイルは、599のパフォーマンスに十二分な対応ができるスペックのオイルをチョイスし交換します。

 

ブレーキオイル。

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。

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ブレーキオイル交換と同時に、周辺部分もクリーニングアップ。

フェラーリ 599の車輌スペックまた、使用用途に適したオイルで交換完了。

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パワーステアリングオイルの交換。
 

パワーステアリングは、エンジンの出力を利用してポンプを作動させることで高圧な油圧を発生させ、その力でステアリング回転力を軽減する部位。

ラック&ピニオン式とボールネジ式に大別されます。

また、スピードを感知することによりアシスト力を制御するパワーステアリングも有ります。

599は、油圧式。

油圧式を採用する利点に、自然なステアリングフィーリングが得られると共に、ドライビングプレジャーを追求出来ます。

 

パワーステアリングオイルの劣化が進んだ場合には、パワーロスによる操作性悪化やポンプからのオイル漏れが発生するなど、2次的不具合を誘発させます。 的確な交換距離及び年数での交換が必要です。

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エンジン冷却水の交換。

 

エンジン冷却水は、エンジンオイルと同様、重要な役割を果たす液体です。

主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

高温なエンジンを常に冷却する役割を果たしています。

また、ラジエーターやエンジンブロックで使用される構成パーツに錆が発生しない様にする役目や、消泡性能などなど…もかね合わせています。

エンジン稼動時には、常に高温にさらされる為、エンジン冷却水も劣化します。

エンジン冷却水には、さまざまな化合物が含まれています。

 

エンジンオイル同様に長期使用せず、1年に1回酷使されたエンジン冷却水を交換することにより、本来の性能を発揮させ、エンジンを守ります。

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リペア&メンテナンス後のパワーユニット&パワートレイン。

Maintenance  Reportでは全ての画像をアップ出来ませんが、ポイントをオーナーに見て頂ける様、かいつまんでアップしています。

リペア&メンテナンスの新旧パーツ 対比画像また、セットアップ中の画像 製作過程や交換過程の画像。

また、分解工程や、精度を取り戻すメンテナンス工程も詳細に撮影していますので、CD-Rでお渡しします。

 

 

メンテナンス完了のパワーユニット クリーニングアップ後の画像です。

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細部まで完璧なクリーニングアップを実施。

汚れも一掃。

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ボルト、ナット1本までクリーンに。

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パワーユニット ロアーセクション クリーニングアップ後の画像。

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作業前と、作業後のクリーニングアップを完璧に行います。

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続いてトランスミッションクリーニングアップ後の画像です。

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全ての工程において、徹底したメンテナンス&クリーニングアップを行います。

私たちのごく通常のリペア&メンテナンス工程の流れです。

 

精度を取り戻すメンテナンス。

随所に施すクリーニングアップやリフレッシュなど、追加作業と思われがちですが、追加費用は頂きません。

これは、私たちのクラフトマンシップの一貫であり、より良いコンディションに車輌を仕上げる為のメンテナンスだからです。

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続いて、サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップ。

定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。

 

各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

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また同時に、分解時にしか出来ないフェンダー内部の隅々までクリーニングアップします。

 

中々オーナーが目にする事の無い部分。

また、雨天使用しなくても、ダストや砂などが付着してしまう部分でもあります。

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同じくリヤセクション。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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クリーニングアップ&メンテナンス後の画像です。

サスペンションシステム ステアリングシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。

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ダストや砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がより機敏になると共に、クリーンな状態を取り戻しました。

きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施します。

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同じくリヤサスペンションシステム。

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リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要です。

 

各部メンテナンスと同時に施工する独自のメンテナンス&クリーニングアップ。

各部のクリーニングアップは、本来の素材を熟知し、蘇らせる意味で1番適した仕上げを行います。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは一切行いません。

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全てクリーンな状態からトラックロッドのリペア&メンテナンスに入ります。

 

トラックロッド車輌側 締結部、現状の画像。

締結部に錆の発生も見受けられます。

 

錆は、腐食生成物です。

少しでも残っていればその部分から錆は加速度的に侵攻します。

完璧に錆を除去し、再発を完全にシャットアウトします。

ニューパーツ組込み前に締結部位のメンテナンスを行います。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。

細部まで錆を完璧に除去。

 

メンテナンスで、より精度を高め、リペアポイントのキャラクターを存分に発揮させます。

このプロセスが非常に重要。

 

クリーンな状態から組み込み開始です。

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基本締め付けトルクで確実にロックします。

 

締め過ぎてしまうと、各ボルト類に伸びが発生し基本締め付けトルクでロック出来なくなります。

緩めでは、エンジンの振動でボルトが緩み出し、フレームや各部位にストレスを与え不具合を発生させてしまいます。

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全てトルクレンチを使用し最終ロックします。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

これを防ぎ、規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込んでいきます。

 

他の部位も同様です。

ボルトやナットの締め付けトルクは材質や処理の方法また、長さ等々でISO規格が設けられているほど重要なポイント。

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クリーニングアップ~メンテナンス工程を経てニューパーツを組み込み。
 

私たちが行う、ごく通常の作業工程の流れです。

どのようなリペア&メンテナンスに対しても、私たち独自の思想、理念の下、徹底した作業を行います。

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曲がり込み溶接されているリンクロッドの画像。

ストレートのロッドがニューパーツ。

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こちらもクリーンな状態から確実に交換。

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ホイールのクリーニングアップ&メンテナンスへと。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

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4輪全てクリーニングアップ&メンテナンス開始です。

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ニュータイヤへと換装。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

4輪全て表裏共に、本来の発色を取り戻しました。

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プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

 

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事の1つです。

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メンテナンス終了のホイール。

組み込みに備えます。

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クリーニングアップ後の車輌フロアーセクションの画像です。

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クリーンな状態から各部のセットアップを行い、パフォーマンスのバージョンアップを図ります。

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タイヤエアーを窒素ガスへ変更します。

 

窒素ガスは、ジェット機やF1また、レーシングカーのタイヤに純粋な窒素ガスを充填したタイヤが使われています。

窒素ガスをロードカーに入れた場合、色々な有効な効果が発生します。

多々有る有効な効果の中でも下記の事を重んじ窒素ガスをお奨めしています。

 

窒素ガスへと交換する事により、タイヤ温度が上昇しても、タイヤ内圧の上昇が非常に少ない効果をもたらします。

結果、高速コーナーで安定した操舵性を得る事が可能となります。

また、タイヤとホイール間にエアーが充填されていると、10ccの水分が混入する為、ホイール内部にサビが発生する原因となります。

このサビの発生を防ぐ為にも使用します。

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コーナーウエイトレシオ&フルアライメントの測定 セットアップに入ります。

 

まず測定前に、以前のセットアップをセットダウンし、クリアーな状態に。

メンテナンスで適正化したサスペンションシステム。

全てをセットダウンし、適正化したサスペンションシステムに合わせ1からセットアップします。

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コーナーウエイトレシオの測定&セットアップから。

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コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。

 

個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えます。

4輪アライメント調整の前にコーナーウェイト測定・セットアップを行います。

荷重移動がスムーズになり、サスペンションの性能がフルに発揮できます。

又、コーナーウェイトを合計(車両重量として軽量化計画を立てたり)パワーチェックを同時に行い、パワーウェイトレシオ・トルクウェイトレシオを計算する事も出来ます。

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フルアライメントの測定&セットアップへと。

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埃一つないクリーンな状態。

 

アライメントをセットできるポイントは多々存在します。

完璧にクリーンな状態からでなければ確実なセットアップが行えません。

全てにおいて完璧を追求し続けます。

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サスペンションシステムの変更、リペア&メンテナンスまた何らかのセットを変更した場合、フルアライメントの測定&セットアップは必要不可欠な作業。

また、変更点が無くてもアライメントは変化してしまいます。

 

定期的な測定&セットアップが好ましいポイントです。

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アライメントのポイントは、サスペンションシステムや、タイヤのキャラクターをどれだけ活かせるかが最重要ポイント。

ですので、基本アライメントは存在するものの正解は1つではありません。

 

車輌の仕様はもちろん、使用用途やドライビングテクニックによっても最適なアライメントにセットします。

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1台1台タイヤの銘柄、純正でもサスペンションのプリロードの違い、またサスペンションシステムを変更している場合はバンプ、リバンプ、ストロークスピード等々数限りなく違いがあります。

蓄積した膨大なデータでオーダーメイドのセットアップを行います。

 

その結果、乗りやすい=リスクを回避できる=積極的にアクセルを踏んでいけドライビングに集中できる。

この法則が大切。

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続いてカウル類のメンテナンス&クリーニングアップへと。

現状のカウル類の画像です。

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チェック&リペアまた、メンテナンスに伴い分解した、アンダーカウルやフェンダーライナー類。

分解したパーツは通常問題が無いので、そのまま組み込まれるのが一般的です。

 

私たちの作業は、分解パーツを1点1点クリーニングアップし美観を取り戻します。

また、トラブルを未然に防ぐ事も兼ね全て組み込み前に表裏共にクリーニングアップします。

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クリーニングアップ&メンテナンス後のカウルの画像です。

細部までスッキリ クリーンな状態を取り戻します。

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リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要です。

クリーンな状態で組込みに備えます。

 

各部メンテナンスと同時に施工する独自のクリーニングアップ。

各部のクリーニングアップは、本来の素材を熟知し蘇らせる意味で1番適した仕上げを行います。

ケミカル用品で一時的に艶を出す様な安易仕上げは、一切行いません。

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クリーニングアップ&メンテナンスを行ったシャシーに、こちらもクリーニングアップ済みのクリーンなカウル類を組み込み。

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カウル1つの組み込にもこだわります。

基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

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リペア&メンテナンス後のリヤディフューザーの画像。

本来のグランドエフェクト効果を発揮させます。

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同時進行で行っていたフロントバンパーの現品リペア。

リペア前の画像です。

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上記フロントバンパーをハンドレイアップ成形でリペア完了の画像です。

カウル形成を一体と考えハンドレイアップ成形リペア。

 

グランドエフェクト気流効果を乱さないよう、ラインやエッジ部分を完璧に再現。

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高品質で、付加価値と信頼性の高い、車輌にとって本当にクオリティーの高い成形方法のリペアを提供させて頂きます。

どのような形状のパーツに対しても、これまでの蓄積されたデータベースから、最適な成形・加工方法を選択し、ご満足頂けるリペアのご提案をさせて頂きます。

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ライセンスブラケットの加工へと。

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オーナーのご希望に必要なパーツは、固体に合わせ1から設計、製作します。

汎用品等は一切使用しません。

 

また、装着は車輌の既存ボルトホールを使用し装着できる様に製作しています。

車輌にむやみな穴は開けません。

 

製作が続きます。

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ライセンスフレームのリペア。

傷ついている為、一手間かけてみます。

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ライセンスフレームを現品リペア後の画像です。

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こちらもハンドレイアップ成形でのリペア。

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一手間掛けることで新品同様に仕上げます。

製作中のライセンスブラケット装着時、よりエクステリアを引き立たせてくれることでしょう。

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バンパーペイントのみパートナーの下で行われ、組込みに備えます。

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仕上がったバンパーを、細部までチリ合わせを行い組み込み。

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全ての見直しを図り組込み。

細部にこだわります。

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続いて、プロテクションフィルムの貼り付け。

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プロテクションフィルムは信頼できるパートナーにお越し頂き施工。

 

走行中の砂塵・はねた小石・虫でさえ高速走行時に衝突すればボディにダメージを与えます。

プロテクションフィルムは、そうした飛来物の衝撃を緩和し、塗装面をダメージから守ります。

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フロントバンパー現品リペア&プロテクションフィルムも貼り付け完了です。

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完璧なフィニッシュ。

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続いてエンジンカウルのメンテナンス&クリーニングアップへと。

現状の画像です。

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クリーニングアップ&メンテナンス後のカウルの画像です。

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私たちの作業は、分解パーツを1点1点クリーニングアップし美観を取り戻します。

リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要です。

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クリーニングアップ&メンテナンスを行ったパワーユニットに、クリーンなカウルを組み込み。

 

カウル1つの組み込にもこだわります。

基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

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続いて、Ferrari 純正テスター SD3でパワーユニット&パワートレインのリペア&メンテナンスに伴うECUのセットアップを行っていきます。

まず、以前の車輌セットをセットダウン。

続いてリペア&メンテナンス後の車輌に合わせセットアップします。

 

この工程が、仕上がった車輌のポテンシャルを大きく左右します。

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最終セットアップ。

 

Ferrari純正車両診断テスターSD3で、Tipo F140Cの基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自のセットアップを実施。

独自の味付けを行い、599のポテンシャルを余す事無く引き出します。

メカニカル面も、的確な最終チェックまた、独自の味付けを行います。

 

最終の詰めです。

このプロセスが重要です。

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最終セットアップも完了。

クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。

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私たちのごく通常のリペア&メンテナンス工程の流れです。

 

精度を取り戻すメンテナンス。

随所に施すクリーニングアップやリフレッシュなど、追加作業と思われがちですが、追加費用は頂きません。

これは、私たちのクラフトマンシップの一貫であり、より良いコンディションに車輌を仕上げる為のメンテナンスだからです。

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エクステリア&インテリアも最終仕上げ終了です。

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全てのリペア&メンテナンス終了のフェラーリ 599GTB Fiorano。

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 628枚 (CD-R 3枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車輌と一緒にお持ち致します。

 

いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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Ferrariや、Lamborghini は、どのモデルに関わらず工業製品であって美術品でもあります。

この様な車輌をメンテナンスさせて頂くにあたって、車輌に対してのオーナーの思いや、価値観を理解し、常に業務に携らせて頂いています。

 

車輌を常に向上させ完璧なコンディションに近づけ後世に残していく。

トラブルの解析なども常に的確なトラブルシューティングを行い、根本からトラブルをリペアし、構造を熟知した上でセットアップを行い、100%のポテンシャルを発揮できる車輌に仕上げていく。

独自のノウハウとテクニックまた、専用の最新設備で車輌のポテンシャルを余すことなく発揮させキャラクターを取り戻す。

また、何処を見ても綺麗。

隠れた所にも気遣いをする。

効率にとらわれず、1台1台の車輌を仕上げていく。

 

もし、僕自身の車輌なら、ここまで徹底的にして欲しい。

そういったメンテナンスを実施する車輌だと僕は思いますし、その思いを皆さんの車輌にも日々向上心を持って実践しています。

今回オーナーと御相談の上、決定させて頂きましたメンテナンスメニュー。

今後も、車輌全体のコンディションを把握させて頂きながら良きパートナーとして共に車輌を向上させて頂ければと思います。

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