株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ328 GTS 車検整備・タイミングベルト交換・オイルクーラーオイル漏れ修理 整備

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

いつもフェラーリ 328 GTS メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回も、ご期待にお応えするメンテナンスを実施させて頂きますので、宜しくお願い致します。

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フェラーリ 328 GTS チェック開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

チェック開始です。

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328の心臓部は、3,2ℓ 90度 V8DOHC 32バルブ TipoF105Cユニット。

 

圧縮比 9.8:1 最大出力 270PS/7,000rpm、最大トルク31.0kg·m/5,500rpmを発揮。

328のTipoF105Cユニットは、前期 後期 また、仕様によって排気量の変更 圧縮比の変更 カムフィールの変更。

それに伴い最大出力の違いもあります。

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インジェクションも年代で3種類。

 

前期のインジェクションシステムは、ボッシュ製 Kジェトロ。

後期のインジェクションシステムは、ボッシュ製 KAジェトロ。

最後期には、ボッシュ製 KEジェトロのインジェクションシステムも存在します。

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K KA KE ジェトロ。

フラップが噴射量を制御するシステム。

全ての気筒に連続的に燃料噴射を行います。

 

システムに異常が無くても、セットアップで性能が大きく変わります。

機械的作動部分が多いので、経年劣化などでセッティングが変化するので、定期的な基本セットアップが性能を保ちます。

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K KA KE ジェトロは、経年劣化や長期放置による不具合の発生は少ないですが、要件によりエンジンの初期性能が発揮できなくなっている車輌が非常に多いです。

また、エレクトロニクス関連も全てチェック。

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TipoF105C パワーユニットまた、 K KA KE ジェトロの構造や基本原理また、マレリ製マイクロプレックスを熟知したエンジニアが、各項目、全て個別にチェックします。

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328は、鋼管チューブラーのメインフレームで構成され、前後にサブフレームを接合させたモデル。

走行中の応力負担も、フレームだけでなくボディパネルにも依存する設計。

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328では、2種類のフレームが存在します。

2種類のフレームの違いから、基本アライメント等、色々な違いがあります。

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フェラーリ 328 車両全体の詳細なチェックを行います。

 

年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ 328の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車輌より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。

 

素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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フェラーリ 328 メカニカルチェック。

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車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

 

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

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車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。

 

また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

今回も、1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。

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全てのメンテナンス状況をデータ管理させて頂いているフェラーリ 328。

タイミングベルトの交換時期を迎えています。

 

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車輌でも、3年もしくは2万キロどちらか先に達した時点で交換が必須。

(たとえば3年で0kmの走行でも交換。また6ヶ月で2万キロの走行でもその時点で交換。)

 

交換する期限を厳守しないと、バルブクラッシュを引き起こし、エンジンに多大なダメージを与える重要な部分です。

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オイルの漏れが発生しています。

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通常目にする事の無い部分に不具合が発生している場合が多いのは事実です。

オーナーが分からないうちに不具合が進行し、他のパーツに悪影響を及ぼしてしまっている場合が多々あります。

 

的確な定期チェックでトラブルポイントを早期に発見し、確実な修理を行うことで多大なダメージを回避することが重要です。

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複数の部位からのオイル漏れ。

 

全てのメンテナンス状況をデータ管理させて頂いているフェラーリ 328。

今回はクリーニングアップを行い今後の進捗状態で整備の時期を判断していきたいと思います。

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オイルクーラーエアーガイドカバーの欠損。

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最低でも1年に1度の的確な定期点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切ですね。

そうする事で車両の状態を把握でき、コンディションを整える事が可能です。

 

非常に重要なことですね。

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車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

 

全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。

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全てのチェックが終了したフェラーリ 328 GTS。

 

確実に現状の車両の状態を把握し切らせて頂きました。

現状の車両の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。

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お打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ 328 GTS 整備&メンテナンス開始準備の為、リフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

整備&メンテナンス開始です。

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整備&メンテナンスに伴う各油脂類の抜き取り。

注入時には、添加されている成分内容や粘度など、私たちが厳選したフェラーリ 328に推奨するオイルを使用します。

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全てのメンテナンス状況をデータ管理させて頂いているフェラーリ 328。

タイミングベルトの交換時期を迎えています。

 

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車輌でも、3年もしくは2万キロどちらか先に達した時点で交換が必須。

(たとえば3年で0kmの走行でも交換。また6ヶ月で2万キロの走行でもその時点で交換。)

 

交換する期限を厳守しないと、バルブクラッシュを引き起こし、エンジンに多大なダメージを与える重要な部分です。

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タイミングベルト交換作業に入ります。

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タイミングベルト分解後の現状の画像。

一般的にはこの汚れた状態でタイミングベルト交換作業が行われます。

 

私たちが行うタイミングベルト交換工程は、まず内部に付着している細かな砂や塵を、一度全てクリーニングアップします。

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汚れたカムシャフトプーリーもクリーニングアップしていきます。

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タイミングベルト分解時のみ可能な内部のクリーニングアップ開始です。

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クリーニングアップ後の画像です。

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カムシャフトプーリーもスッキリ クリーニングアップ。

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蓄積していた汚れも、細部まで完璧なクリーニングアップを実施。

私たちは見える箇所だけでなく、通常見えないポイントまで徹底したクリーニングアップを行いタイミングベルト組込みに備えます。

 

各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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画像左が、交換時期を迎えたタイミングベルト。

画像右がニューパーツ。

 

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも3年 (3年で0kmの走行でも交換)

また3年経過しなくても、前回の交換から2万キロ走行した場合。

どちらか先に達した時点で交換が必須です。

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よくタイミングベルトが切れたという言葉を聞きますが、コグドベルト自体が切損する場合はほとんど無く、ラバー製の歯がポロリと欠損してしまう事を、タイミングベルトが切れたと表現されています。

 

使用許容範囲超過、水濡れ、オイル漏れ、外界に露出している部分が多い等、さまざまな要因で劣化が促進し、ラバー製の歯が欠損しバルブクラッシュを引き起こしエンジンに多大なダメージを与えてしまいます。

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タイミングベルトニューパーツの画像。

私たちは、純正の新品であっても長期に在庫されていたタイミングベルトは使用しません。

また、低価格のOEMパーツも使用しません。

 

私たちは、パーツ管理が行き届いた純正のタイミングベルトのみ使用します。

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3年間使用し続けていたナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングsetの画像。

ベアリングシールの劣化もなく錆びの発生もありません。

今回更に機能が進化した最新のナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングsetへと換装します。

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アップデート仕様のナカムラエンジニアリング オリジナル テンショナーベアリングset。

 

オリジナルで製作しているタイミングベルトテンショナーベアリングは、アウターケースは無垢材より削り出し製作。

錆の発生を完全にシャットアウトする亜鉛メッキ処理を施工。

ベアリング本体には、国産最高級ベアリング NTN製のベアリングを使用。

国産最高級ベアリングを使用する事により、回転負荷の著しい軽減が可能。

タイミングベルトへの負担を最小限に抑えます。

オリジナルのタイミングベルトテンショナーベアリングを使用する事により、エンジン回転も非常にスムーズになり、タイミングベルトへの負担も著しく軽減。

 

全ての問題を完全にクリアした、オリジナルのタイミングベルト テンショナーベアリングです。

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タイミングベルトテンショナーのメンテナンスを行っていきます。

フェラーリ 328のタイミングベルトテンショナーはメカニカルタイプ。

 

テンショナーは、タイミングベルトに適切な張力を与え、スムーズで静粛な駆動による伝動能力を最大限に発揮させる重要な部位。

基本張力が発揮できる様に現品をメンテナンスしていきます。

 

テンショナーのメンテナンスで、下記の効果を発揮させます。

タイミングベルトの緩みによるバルブタイミングのズレを防ぎます。

3年(3年で0kmの走行でも交換)もしくは2万キロどちらか先に達する間に、劣化で伸びたタイミングベルトから生ずる揺動、振動を静粛にします。

 

一般的にはそのまま再使用されるのが通常です。

私たちの作業工程は、テンショナーに独自のメンテナンスを施しタイミングベルトとの駆動性を高めます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のタイミングベルトテンショナーの画像です。

メンテナンスで、リアルでダイレクトな作動を回復したテンショナー。

 

私たちが行う整備は、独自のクオリティーでメンテナンスを施し運動性能と機能性、また美しさを回復させます。

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ナカムラエンジニアリング タイミングベルトテンショナーベアリングset.を、メンテナンス済みのテンショナーへ組込み。

テンショナーのメンテナンスと、アップデートパーツを使用し諸問題を完全にリセットします。

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全ての下準備が整ったエンジンに、1つ1つ精度や美しさを回復したパーツを組み込み。

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1つ1つ手作業で、どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。

動力性能と機能美を徹底して追求するメンテナンスを行います。

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タイミングベルト交換に伴い分解したタイミングベルトカバー。

単品からメンテナンス&クリーニングアップしていきます。

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タイミングベルトのラバー粉が、駆動と同じ形状で随所に付着しています。

ニューパーツに付着しない様、クリーニングアップを行います。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像。

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細部まで徹底したメンテナンス&クリーニングアップを実施。

クリーンな状態から組み込みに備えます。

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丹念に仕上げたタイミングケースを組み込み。

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見えない箇所全てにひと手間をかけたメンテナンスを行います。

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タイミングベルト交換に伴い取外したクランクプーリー現状の画像。

チョットひと手間かけてみます。

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美しさを回復しました。

組込みに備えます。

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丹念に仕上げたパーツを組み込み。

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1つ1つのパーツを独自のクオリティーで仕上げ、動力性能と機能美を回復させるメンテナンスを行います。

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オイルクーラーダクトの取り付け。

まず、オイルクーラーや周辺部分のクリーニングアップから行っていきます。

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オイルクーラーや周辺部分をクリーニングアップ後の画像。

スッキリ気持ちよいものですね。

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クリーンな状態からオイルクーラーダクトを装着完了です。

 

このように、単にパーツ交換を行うだけではなく、周辺部位のクリーニングアップやメンテナンスを実施します。

ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。

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インテークホースの切損。

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ニューパーツの画像です。

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エアクリーナーBOXにニューパーツを組み込み。

クランプ角度にもこだわり組み込みます。

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基本装着位置の見直しも行い、エアクリーナーBOXを組み込み完了です。

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エンジンオイルの交換。

 

オイルの劣化度は、目で見る 触るなど簡単な方法で判断しにくいものです。

真っ黒になったオイルや、異臭 変色している物は別ですが…

 

通常、使用期間や走行距離で判断します。

各オイル類には全て食品と同じ様に賞味期限が有ります。

賞味期限切れでは本来の性能を発揮できず車輌を痛めてしまいます。

劣化の発生は、外気による酸化、メカニカル圧力によるオイル分子のせんだん、熱、ブローバイガス内のフューエルの混入で劣化していくのが一般的です。

 

エンジンオイルは、ベースオイルで色々と分類されます。

鉱物油

部分合成油

化学合成油

PAO

エステル

植物油

規格で分けると…

API規格

ILSAC規格

SAE規格

ACEA規格

JASO規格

粘度による分類では…

SAE粘度

HTHS粘度

エンジンオイルでは、潤滑 冷却 防錆 応力分散 密閉作用 洗浄作用の6つの作用が求められます。

 

私たちが厳選した、フェラーリ 328のエンジンに推奨するエンジンオイルを使用します。

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ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は行いません。

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ブレーキオイルの交換。

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使用許容期限に近付いたブレーキオイルの画像です。

ブレーキオイル交換前にリザーバタンク内部また、アウターケースのクリーニングアップを行います。

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リザーバタンク内部また、アウターケースをスッキリ クリーニングアップ。

クリーンな状態からブレーキオイルを交換していきます。

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ブレーキオイルを専用機器で交換。

ブレーキオイルに至っても、私たちが厳選したフェラーリ 328のブレーキシステムに推奨するオイルを使用します。

 

ブレーキオイル。

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。

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各部のオイル交換と同時に周辺部分もスッキリ クリーニングアップ。

 

他の油脂類も多々存在しますが、全てのメンテナンスをご依頼頂いているフェラーリ 328。

全てデータ管理をさせて頂いています。

他の油脂類は前回のチェック時に交換していますので今回交換の必要はありません。

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整備に伴い分解したプロテクター類。

通常このまま組み込まれるのが一般的です。

 

分解したパーツを1点1点メンテナンス、またクリーニングアップを行い組み込みます。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のプロテクター類の画像です。

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分解パーツは、1つ1つ細部までこだわったクリーニングアップを実施。

クリーンな状態で組み込みに備えます。

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サスペンションシステム ステアリングシステム等のメンテナンス&クリーニングアップを行います。

 

定期的な、足回り&車輌全体のトルク管理が必要です。

今回も、各部の調整と同時に締め付けトルクのチェックまた、サスペンションシステムも本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンスを行います。

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全てを管理させて頂いている車両。

毎回のクリーニングアップで非常に綺麗な状態を保っています。

 

今回もメンテナンス&クリーニングアップを行いコンディションを整えます。

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同じくリヤセクション。

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メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

サスペンションシステム ステアリングシステムも、本来のパフォーマンスを発揮出来るようメンテナンス完了。

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ダストや砂などをクリーニングアップする事により、本来の機能がよりリアルになると共に、クリーンな状態を取り戻しました。

今回も、きめ細やかなメンテナンス&クリーニングアップを随所に施しました。

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同じくリヤサスペンションシステム。

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メンテナンスで運動性能を、クリーニングアップで美しさを両立させます。

リペアからメンテナンス、クリーニングアップに至るまで、常に独自のクオリティーで管理し、コンディションを保ち、また向上もさせます。

 

各部のクリーニングアップやメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

 

これら一連の作業過程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。

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整備に伴い脱着したホイールのクリーニングアップ&メンテナンスを行います。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

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プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつです。

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整備に伴い脱着したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

機能性、また美しさを徹底して追求するメンテナンスを行います。

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フェラーリ 328 車両底、フロア部分シャシー現状の画像。

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細部までクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の車両底、フロア部分シャシーの画像です。

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クリーンな状態から各部のセットアップも行い、パフォーマンスのバージョンアップを図ります。

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運動性能と機能美を追求するメンテナンスを行います。

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クリーニングアップ済みのカウルを、セットアップ済みのクリーンなシャシーに組み込み。

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基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

全てのチリ合わせや、左右の均一性、ボルトロック状態の位置にもこだわり組み込み。

 

私たちは妥協しない徹底した整備また、メンテナンスを行います。

 

これら一連のクリーニングアップやメンテナンス、またセットアップ工程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つです。

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全ての整備&メンテナンス完了のフェラーリ 328。

最終チェック&セットアップを専用機器で行っていきます。

 

TipoF105C ユニットの基本原理やマイクロプレックス構造を熟知したエンジニアがセットアップします。

また、独自のセットアップを施しフェラーリ 328のポテンシャルを余す事無く引き出します。

 

最終の詰めの作業。

このプロセスが重要なんです。

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独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のフェラーリ 328のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツを単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を回復。

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各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

 

これら全てのメンテナンスや精度の追求、またクリーニングアップやセットアップ工程は、ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つでも有ります。

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エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

 

全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ 328。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 275枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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