株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 348 tb マイスターチェック・発電機オーバーホール・エンジンステー交換・ブローバイホース交換・修理

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、フェラーリ 348 tb ナカムラエンジニアリングへと メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 348 tbを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア・インテリアの傷などのチェック工程に入らせて頂きます。

ご期待にお答えするメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 348 tb   ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック 開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック工程へと進みます。

『ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック』

ただ乗って走るものとしての存在の一般的な定期点検ではなく、クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激を回復させるという私たちのコンセプトの下行うメンテナンスプログラムです。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックの詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/meister-check/

ボディープロテクターの装着。

フェラーリ 348 Tipo 119型 エンジンにアナライザーを接続。

Tipo 119型 エンジン メカニカル・エレクトロニクス機能 現状のコンディションチェック工程を進めます。

Tipo 119型 エンジンが基本適正値で機能しているか否かのチェック。

ナカムラエンジニアリングの解析データを緻密に融合させた独自の解析を行います。

エレクトロニクス関連ポイントのチェック工程へと進みます。

大きく分別すると下記の3項目が代表的な項目です。
1 入力: 電子的・機械的なセンサー(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換するあらゆるチェック。

2 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所のチェック。

3 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号を車両システムにとって有用な形態に再変換されているかなどのチェック。
この3項目から更に分別し、システムに異常が無いかを緻密なチェックを行い見極めます。

Tipo 119型 エンジンのメカニカルチェック工程へと進みます。

①メカニカル性能は低下していないか
②メカニカル各部のクリアランスは正しいか
③メカニカル機能の電源・電流チェック
④メカニカル機能のタイミング
⑤メカニカル機能が異常発熱していないか
⑥周波数の高い金属音が発生していないか
⑦同期した異音また振動が発生していないか
⑧吸気量・排気圧は高過ぎ・低過ぎないか
⑨排気ガス濃度は高過ぎ・低過ぎないか
⑩冷却水は規定圧力・規定量が循環しているか
⑪配管等からの漏れはないか
⑫メカニカルシール部分からの漏れはないか
⑬各部に使用されている潤滑油の粘度が低下していないか
この項目から更に分別し独自のチェックを行います。

Tipo 119型 エンジンのメカニカルまた、モトロニックの基本原理や構造を熟知したメカニックが細部までチェックします。

フェラーリ 348 車両全体の綿密なチェック工程へと進みます。
経年数での指定交換パーツ。

走行距離での指定交換パーツ。

フェラーリ 348 前期・後期・国別仕様でのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

フェラーリ社が推奨される指定交換パーツ。

必ずしも交換が必要とは限りません。
素材や構造を知り尽くしたメカニックが、綿密にチェックし判断します。

フェラーリ 348 車両全体のメカニカル・エレクトロニクスのチェック工程へと進みます。

各部の緻密な測定チェックを行い、各パーツが使用許容範囲内か否かの判断を基本データをもとにチェックします。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックは、『ただ乗って走るものとしての存在』の定期点検ではなく、『クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激を回復させる』という私たちのコンセプトの下行うメンテナンスプログラムです。

テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的な定期点検ではなく、隠れた内部にまで緻密なチェックは及びます。

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密にチェックします。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック項目の1つ。

テスト走行によるプロフィールチェック。

新車時から現在に至るまでのメンテナンス状況により、フェラーリ 348 本来のエンジンパフォーマンス・ドライビングプレジャーがどれだけ維持されているかを、各セクション毎に緻密なプロフィールチェックを行います。

車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

シャシ・ボディー・メカニカル・エレクトロニクスetc...

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

車両のコンディションは、現在に至るまでのメンテナンス状況で、1台 1台 全く異なります。

メンテナンスを請け負わせて頂く会社側の企業理念・経営理念・信条・社是・ビジョン・設備 etc...

メカニックの心得・知識・技術・センス・車両と向き合う思想・理念 etc...

簡素に書きましたが、これらの要素によって良くも悪くも、全く異なる次元の車両となります。

ナカムラエンジニアリング Concept ⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/maintenance/ne-quality/

インジケータ表示の異常点灯。

インジケータは車両の異常を即座にドライバーに知らせる役割を果たします。

① ドライバーが危険な状態にさらされる場合

② 車両が危険な状態にある場合

③ エンジン・ミッション等、作動停止・作動停止予告の場合

上記のみ点灯又は点滅します。

点灯又は点滅した場合、即座に車両を停止させる事が大切です。

インジケータ表示は車両全体をモニタリングしている訳ではありません。

非常に危険な場合のみ点灯又は点滅する警告灯です。

『ここで間違ってはいけないのは、インジケータ表示が点灯又は点滅していない場合、車両に全く問題が無いと勘違いしてしまう場合です』

メカニカル・エレクトロニクスのトラブルシューティング工程へと進みます。

トラブルシューティング Concept ⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/#troubleshoot

解析機器で、緻密なモニタリング チェックを行います。

ピンポイントでトラブルポイントを確定。

直近にオーバーホールを行っているとオーナーにお伺いしたオルタネーター。

外装を見る限り、内部を緻密にフルオーバーホールを行われたとは考えられにくい状態です。


『オルタネーター単体でのチェック』

ナカムラエンジニアリングが設備する解析機器で、エンジン回転数に比例する電圧(ボルト/V)・電流(アンペア/A)の出力・ダイオード・ ICレギュレターetc...のチェック工程へと進みます。

設備する解析機器でオルタネーター単体でのチェックを行った結果、全く電圧(ボルト/V)・電流(アンペア/A)が出力されていない数値でした。

更にトラブルポイント 検証工程へと進みます。

検証工程の為、オルタネーター分解工程後の画像です。

直近にオーバーホールが行われているとオーナーにお伺いしたオルタネーター内部。

内部パーツが損傷している状態です。

焼損しているステータ...

焼損したステータコイルが切損しています。

摩耗したブラシの接点が全く整えられていない状態。

直近にオーバーホールが行われたにも関わらず、再度インジケータ表示が異常点灯した為、今回ナカムラエンジニアリングへとご依頼頂いたフェラーリ 348。

私たちが緻密に検証し論理立てた結果、フルオーバーホールは行われておらず必要最低限のパーツのみ交換され、組み上げ工程でのミスによる内部破損と確定致しました。

今回、ナカムラエンジニアリングでのフルオーバーホールをメンテナンスメニューに組み込ませて頂きます。

エンジン・ミッション・クラッチハウジングからのオイル漏れ。
通常目にする事の無い部分にトラブルは潜んでいます。

オーナーが分からないうちにトラブルは進行し、ダメージが車両内部で拡散している場合が多々あります。
1年に1度、緻密な車両チェックを行い車両のコンディションを見極めておく事が大切です。

トラブルが発生している場合、トラブルポイントを1セクションと考えリペアする事が大切です。

1セクションを確実にリペアする事により、車両のコンディションを整え、深刻なダメージを回避します。

タイミングケース内部から多量のオイルが漏れ出しています。

タイミングベルトの指定交換時期は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも、3年もしくは2万キロどちらか先に達した時点での交換が必要です。

①全く走行することなく保管状態の車両であってもタイミングベルトの経年劣化は促進している為、交換が必要です。

②3年経過しなくても2万㎞での交換が必要です。
③タイミングベルトケース内部でのオイル漏れが発生している場合、オイル漏れの根本的 主原因を特定しリペアを行うことが必須です。

輪ゴムを1日オイルに浸すと張力が消失し切れてしまいますね。

同様に...漏れ出したオイルがタイミングベルトに付着し、ベルト本来の強度が奪われエンジンブローを誘発させます。

ミッションからのオイル漏れ。

複数の部位から多量のミッションオイルが漏れ出している状態。

油脂漏れには色々な主原因があります。

ラバー素材パーツでは...

光やオゾンによる酸化で弾性の消滅。

経年劣化での亀裂や溶解。

金属素材パーツでは...

熱による弾性不良。

回転部分の磨耗。

弾性変形。

フェラーリ・ランボルギーニのメンテナンスに携わらせて頂くには、必要最小限の基礎知識の1つです。

クラッチハウジング内部から多量のオイルが漏れ出しています。

ナカムラエンジニアリングでは、綿密なトラブルシューティングで論理立て検証しメンテナンスメニューを組み立てます。

このプロセスが非常に重要です。

フロント / リヤ サスペンションシステム構成パーツの状態。

フロント サスペンションブッシュ アップ画像です。

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションブッシュ。

フロント スタビライザーブッシュの状態。

スタビライザーの機能性は、コーナーリング時において車体のロールを抑えることにあります。

車体のロールを規制することにより左右方向への荷重移動を早める為、ステアリング レスポンスが高まります。

また、ロール時アライメント変化を抑え、必要以上のロールを低減させ、コーナーリング時の車体の安定を図ります。

スタビライザー本体をシャシーにガッチリ固定する機能を果たすのがスタビライザーブッシュ。

【スタビライザーブッシュの豆知識】

スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュが本来の機能を消失した場合、コーナーリング旋回時において車体を押さえ込む能力が果たせず、適切に車体のロールを押さえ込めなくなります。

サスペンションなど高性能パーツに交換しても、この様な個所の動きを確実に押さえ込まなければ高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ません。

リヤ サスペンションブッシュ アップ画像です。

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションブッシュ。

欠損している部分もあるサスペンションブッシュの現状。

サスペンションブッシュが劣化し機能を消失している場合、車両の基本骨格でもあるフレームやボディーに多大なダメージを与えます。

ブッシュの機能が消失している状態でサスペンション等を高性能パーツに交換しても、高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ないばかりか、逆にオリジナルより遥かに悪化すると共に、車両へのダメージも更に深刻なものとします。

【サスペンションブッシュの豆知識】

サスペンションブッシュの役目は、路面からの凹凸の衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームやボディーに入力されることを防ぐ役割。

衝撃からフレームやボディーを守る、非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。
また、ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れ、ダブルウィッシュボーンのメリットが崩れ、デメリットばかりが大きくなります。

経年劣化によるサスペンションブッシュが本来の機能性を果たせない状態では、フレームやボディー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、ボディーまたフレームのねじれや結合部の破損など、車両の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

見逃されがちなサスペンションブッシュ。

車両にとって非常に重要な個所ですし、交換する事でボディー・鋼管スペースフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。

ブローバイホースの状態。

ブローバイホースがオリジナルの形成パーツではなく、ストレートの汎用ホースを無理に加工し装着されている状態です。

ブローバイガスは、燃焼行程で高圧となった排ガスや未燃焼の混合気がピストンとシリンダーの間隙からクランクケースに漏れ出したガスの事を言います。

ブローバイガスはクランクケース内の圧力に大きな影響を与えます。

ピストンとシリンダーの間隙から吹き抜けたガスには圧力があり、ブローバイガスを抜かないとクランクケース内部の圧力は上昇の一途を辿ります。

この圧力は無視できない程上昇する為、ピストンの上下運動の抵抗・高回転時のエンジン出力の低下・最悪の場合エンジンブローの主原因となる要因の1つです。

メカニックとしての基本的な知識の1つです。

エキゾーストソレノイド ハーネスの状態。

ブローバイホース同様、プロフェッショナルが行ったとは思えない状態です。

機能性と見た目が大切なフェラーリやランボルギーニには、それ相応の対応が必要と私たちは考えます。

私たちは、全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわります。

ナカムラエンジニアリング基本Conceptです。

エンジン冷却系統のウォーターホースの状態。

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているウォーターホース。

フロント / リヤ ブレーキシステム チェック工程へと進みます。

フロント ブレーキシステム構成パーツの状態。

Vol.1 フロント ブレーキディスクパッド

フロント ブレーキディスクパッドが経年劣化している状態。

Vol.2 フロント ブレーキディスクローター

フロント ブレーキディスクローターは、使用許容範囲内の数値ですので問題ありません。

リヤ ブレーキシステム構成パーツの状態。

Vol.1 リヤ ブレーキディスクパッド

リヤ ブレーキディスクパッドが経年劣化している状態。

【ブレーキディスクパッドの豆知識】

ブレーキディスクパッドは、残量だけでなく、劣化の見極めも重要です。

ディスクパッドは、10〜20程度の複数の複合材料で成型されています。

パッド複合材料の経年劣化も進みます。

劣化が進むと本来の制動能力が著しく低下するだけではなく、亀裂が入り危険な場合すらあります。

Vol.2 リヤ ブレーキディスクローター

リヤ ブレーキディスクローターは、使用許容範囲内の数値ですので問題ありません。

車両全体の装備システムの基本作動チェック工程へと進みます。

エアコンが全く効かない状態です。

エアコンガスがトラブルポイントから漏れ完全に抜けています。

エアコンガスが足りないからガスのみ補充した、とよく耳にします。

補充すると一時的にはエアコンは効くようになりますが、これは大きな間違いなんです。

エアコンシステムの構造上、漏れ出すガスと同時にコンプレッサー潤滑用 オイルが同時に漏れます。

エアコンガスを補充する事で、更にオイルが無くなる方向へと促進されます。

これを何度も繰り返すと、コンプレッサー潤滑オイルがなくなりコンプレッサーがブローします。

ブローしたコンプレッサー内部構成パーツの破片がエアコンライン内に飛散しエアコンシステムに深刻なダメージ与えます。

ガス漏れしている場合、トラブルシューティングを即座に行いリペアすることが必須です。

最低でも1年に1度の綿密な点検を行い、車両各部のコンディション チェックを行う事が非常に大切です。

『ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック』は、テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的な点検ではなく、隠れた内部にまで緻密なチェックは及びます。

車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密にチェックします。

綿密なチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両のコンディションを向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てご提案させて頂きます。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック Conceptの詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/meister-check/

浅く広く行う整備方法、また故障個所のみの整備では、一向に車両のコンディションは向上しません。

1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うのが、私たちの基本理念です。

私たちが推奨する、1セクションを確実にリフレッシュするメニューを行う事で、確実に次のステップに進む事が出来、そのメニューを積み重ねて行く事により、最終的に、クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激が、再び豊かな個性がしっかりと自己主張をし始めます。

その魅力を体で感じて頂く事が、私たちナカムラエンジニアリングの使命でもあり役目です。

日々、大人のロマンを形にする完璧なメンテナンスを意識して仕事に取り組んでいます。

ナカムラエンジニアリング Service Policyの詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/dept-price/

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックが終了したフェラーリ 348。

私たちが推奨する1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行う為のメンテナンスメニュー。

ご予算に応じ最良のメニューを作成しご提案させて頂きます。

ご予算に応じ、私たちが推奨する最良のメニューを分かりやすくご説明させて頂き、ご承諾頂きました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 348 tb  整備・メンテナンス開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと...

整備・ メンテナンス工程へと進みます。

ブローバイホース 整備・メンテナンス工程へと進みます。

ブローバイホース 整備・メンテナンスに伴う付属パーツの分離工程へと進みます。

分離工程後の状態です。

整備・メンテナンス前のクリーニングアップへと進みます。

Vol ①

クリーニングアップ後の画像です。

整備・メンテナンス前のクリーニングアップ。

ナカムラエンジニアリングの基本工程ですので無償で行わせて頂きます。

私たちが行う整備・メンテナンスはここから始まります。

Vol ②

分離後のブローバイホースの画像です。

ブローバイホースがオリジナルの形成パーツではなく、汎用のストレート ホースを2分割に...

更に、オリジナルの古い形成部分のみ切り取られ3分割に改造されています。

装着状態ではホースが折れ曲がりブローバイガスをクランクケース内から抜く本来の機能まで損なわれている状態。

余りにもずさんな改造が行われているブローバイホース。

ブローバイガスが抜けないとクランクケース内部の圧力は上昇の一途を辿ります。

この圧力は無視できない程上昇する為、エンジンブローの主原因となる要因の1つです。

メカニックとしての基礎知識だと思うのですが...

近年このようなずさんな対応が非常によく見受けられます。

Vol ③

私たちが素材から厳選し製作したブローバイホースを組み込み。

ナカムラエンジニアリングでは年代を問わず車両を構成している細かな1つ1つのパーツの機能性・素材等の知識を持ち、個々のパーツに最良の工法で加工・メンテナンスを行わせて頂きます。

細かな箇所にも最善を尽くし、機能性はもちろん精度と美しさを追求する整備を行います。

ナカムラエンジニアリング品質です。

ブローバイホース メンテナンスに伴い分離した、再使用パーツのクリーニングアップ工程へと進みます。

現状の画像です。

Vol ①

クリーニングアップ後の画像です。

ナカムラエンジニアリングでは、特殊な工法でパーツを痛める事無く、本来の肌艶に回復させます。

組み込み工程へと進みます。

Vol ②

私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。

全てに最善を尽くすメンテナンスを終えて初めてエンジンに装着されます。

オルタネーター メンテナンス工程へと進みます。

パーツ単位までの分離に伴うクリーニングアップへと進みます。

ナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスは、パーツ単位 分離前に一度全てクリーニングアップを実施します。

これは、分解するボルト、ナットetc.再使用パーツ保護の為に行います。

クリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ①

クリーニングアップ後の画像です。

私たちは、全ての過程において綿密なクリーニングアップにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

シール剤でオイル漏れを...

近年このようなずさんな対応が非常によく見受けられます。

私たちが行う整備・メンテナンスはここから始まります。

Vol ②

クリーンな状態からパーツ単位にまで分離。

更に再使用する分離パーツクリーニングアップ後の状態です。

上記工程は、メンテナンスに伴う基本工程ですので、全て無償で実施させて頂いています。

このプロセスが、ナカムラエンジニアリング 品質です。

オルタネーター交換工程へと進みます。

オルタネーター ニューパーツの画像です。
ナカムラエンジニアリングでは、トラブルパーツは全てオーバーホールを前提に考慮します。

今回オーバーホールに必要なパーツ価格を積算した結果、ニューパーツへの交換が好ましいと判断しました。

Nakamura Engineering.UK.から提案された純正品パーツより安価で機能性・精度共にハイグレードな、サードパーティー製オルタネーターを使用します。

Nakamura Engineering.UK.は、全世界にネットワークを持ちフェラーリ社が世界欠品でメーカーから入手出来ないパーツを、ほぼ全て入手できるのが強みです。

サードパーティー製パーツに至っても厳選されたパーツのみナカムラエンジニアリングに向け発送されます。

パーツ輸入部門の詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/import/

余りにもずさんな処理が行われているオルタネーター遮熱プレート。

プロフェッショナルが行ったとは思えません。
この様な処理が行われている場合、同様の考え方で全てのメンテナンスが行われていると考えても良いでしょう。

オーナーが見えない箇所に手抜きが行われている車両を近年多々見受けられます。

世界欠品のオルタネーター遮熱プレート。

Nakamura Engineering.UK.が入手した26年前のオリジナルパーツです。

Nakamura Engineering.UK.は全世界にネットワークを持ちフェラーリ社が世界欠品でメーカーから入手出来ないパーツを、ほぼ全て入手できるのが強みです。

パーツ輸入 部門の詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/import/

オルタネーター組み込み工程へと進みます。

細かな箇所にも最善を尽くし、機能性はもちろん精度と美しさを追求する整備を行います。

これは、メカニックの非常に高度な知識と技術、また最新の設備とネットワークが必要不可欠なものとなります。

同時交換が好ましいリブベルトの交換工程へと進みます。

画像右がニューパーツ。

画像左が装着されていたリブベルト。

【リブベルトの豆知識】
現在に至るまで使用されていたVベルトより更に接触面積が大きく強固な伝達能力を発揮するリブベルト。

近年の車両は、ほぼリブベルトが使用されています。

主に、オルタネーター、ウォーターポンプ、エアコンコンプレッサーの駆動に使用されるのが一般的なリブベルト。

しかし、リブベルトに至ってもラバーが摩耗しスリップ率が高くなると強固な伝達能力が減少します。

オルタネーター交換に伴い分離した1つ1つの再使用パーツを丹念に仕上げ組み上げた状態です。

私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。

全てに最善を尽くすメンテナンスを終えて初めて装着します。

このプロセスが、ナカムラエンジニアリング 品質です。

組み込み終了後の検証工程へと進みます。

インジケータ異常点灯表示も消灯。

アイドリング状態で1時間検証。

この検証を3日間実施。

アイドリング状態から最高許容回転数までのモニタリング チェック。

このプロセスにより、1度でトラブルを確実に改善します。

緻密な検証を行うには、メカニックの知識・トラブル解析能力・常に校正された最新の設備が必要不可欠です。

車両全体 メカニカル・エレクトロニクスチェック Conceptの詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/mechanical-electronics-check/

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックに伴う、サスペンションシステムのクリーニングアップ工程へと進みます。

クリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ①

クリーニングアップ後の状態です。

埃一つないクリーンな状態まで仕上げます。

私たちは、全ての過程において綿密なクリーニングアップにこだわります。

お客様が見えない部分に至っても、このこだわりに変わりはありません。

メンテナンス メニュー実施に伴うサスペンションシステム・フェンダー内部のクリーニングアップ。

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェック Concept ・ Works ・ Price に全て含まれます。

詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/meister-check/

ホイールのクリーニングアップ・メンテナンス工程へと進みます。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップ・メンテナンスを行います。

Vol ②

クリーニングアップ・メンテナンス後の状態です。

ホイールのクリーニングアップ・メンテナンスは重要な工程の1つです。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつなんです。

お客様から全幅の信頼を得てメンテナンスを請け負わさせて頂くナカムラエンジニアリング。

このような細かな見えない箇所に、企業の責任があると私たちは考えます。

フロア・シャシのクリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ③

クリーニングアップ後の状態です。

フロア プロテクターのクリーニングアップ工程へと進みます。

Vol ④

クリーニングアップ後の状態です。

Vol ⑤

クリーニングアップ・メンテナンス済みパーツ組み込み後の状態です。

全てに最善を尽くすメンテナンスを終えて初めて車両に装着します。

組み込み工程においては精度と機能性を追求し行います。

このプロセスが、ナカムラエンジニアリング 品質です。

メンテナンス メニュー実施に伴うクリーニングアップ・メンテナンス。

上記工程は、ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェック Concept ・ Works ・ Price に全て含まれます。

詳細はこちらまで⇒https://www.nakamuraengineering.com/services/deptlist/meister-check/


最終チェック工程へと進みます。

各種専用機器・テスト走行によるプロフィールチェックで検証します。
このプロセスが重要なんです。

最終チェック・クリーニングアップ終了後Tipo 119型 エンジン。

ナカムラエンジニアリングは、全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわります。

これを具現化するには、優れたメカニックの知識・センス・最新の設備が必要不可欠です。

エクステリア・インテリアの最終仕上げに至っても、メンテナンス同様こだわります。

ナカムラエンジニアリング 品質です。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック・メンテナンス終了のフェラーリ 348。

実施した全てのチェック・トラブルシューティング・整備・メンテナンス工程の分解写真。

また新旧のパーツ画像。

全て担当メカニックが撮影しています。

詳細な写真 314枚をDVD-R 1枚に保存しております。

また、今回のメンテナンス内容・今後のメンテナンスメニューを分かり易く作成させて頂いております。

今回、ナカムラエンジニアリングへとメンテナンスを御依頼頂き、誠に有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

ナカムラエンジニアリングは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

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