株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 348 tb フューズボックス基板修理・配線カプラー製作

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
いつも フェラーリ 348tb メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 348tbを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 348 トラブルシューティング開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

トラブルシューティングへと進みます。

 

Ferrari 純正車両診断テスター SD2を、フェラーリ 348 コントロールユニットに接続。

車両側、ECUと交信開始です。

 

Errorコードのみのチェックではなく、各部の作動状況や出力波形に至るまで、SD2で出来うる全てのエレクトロニクス関連をチェック。

現状の車両の状態を詳細に把握します。

トラブルポイントの情報を項目毎にチェック。
ただ、Ferrari 純正車両診断テスターが車両全てを網羅している訳ではありません。

SD2でモニタリングしたデータは、あくまでもデータとし受け止めトラブルシューティングを行います。

テスターには表示されないERRORコードも多々存在します。

データ全てを鵜呑みにせず、完備する各種専用機器で更に独自の解析を行います。

エレクトロニクス制御系統のトラブルシューティング工程へと進みます。

表面的なトラブルポイントだけではなく、パラメーターをもとに奥深くに潜んでいる根本的なトラブルポイントのトラブルシューティングを行っていきます。

メカニカル系統のトラブルシューティングへと進みます。

同様に、奥深くに潜んでいる根本的なトラブルポイントのトラブルシューティングを行っていきます。

エレクトロニクス関連のトラブルか、メカニカル機構でのトラブルかを見極める事が重要です。

また、複合したトラブルも的確に判断します。

 

間違ったトラブルシューティングでのリペアでは、一向に不具合は改善されません。

 

フェラーリ 348のエレクトロニクスまた、メカニカルの基本構造を熟知したエンジニアが、綿密なトラブルシューティングを行い主原因をピンポイントで確定します。

私たちは、複数のトラブルを綿密なトラブルシューティングで論理立て検証し、メンテナンスメニューを組み立てます。

この一連が、ナカムラエンジニアリングが行うトラブルシューティングです。

全てのトラブルシューティング工程完了のフェラーリ 348。

 

現状車両に発生しているトラブルポイント。

なぜトラブルが発生したのか?

ピンポイントで的確に確定させて頂きました。

 

根本的なトラブルの改善メニューを作成しご連絡させて頂きます。

オーナー様とお打ち合わせを行い決定した、根本的なトラブルを改善させるメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 348 整備&メンテナンス開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

フェラーリ 348のエレクトロニクスまた、メカニカルの基本構造を熟知したエンジニアが、綿密なトラブルシューティングで論理立て検証したトラブルポイント。

 

整備及びメンテナンス開始です。

エレクトロニクス制御系統の整備及びメンテナンス工程へと進みます。

R/H L/Hのパワーウインドウのトラブルポイントが、全く違った箇所に同時に発生しています。

私たちが論理立て検証したトラブルシューティングの結果。

 

①R/H側パワーウインドウ車両ハーネスの経年劣化で、被覆にダメージを負った複数のハーネスが時折ショートする状態。

②ハーネスのショートが進行し、R/H側パワーウインドウが作動不良に。

③ショートした事による異常な電流・電圧がパワーウインドウの制御を司るユニット本体を破損に至らせる。

④ユニット本体の破損はL/H側出力信号不良の為、L/H側パワーウインドウが作動不良に。

 

この順番で現状に至っています。

1箇所のトラブルが、関連する高額なパーツを破損へと至らせています。

 

私たちは複数のトラブルを、綿密なトラブルシューティングで論理立て検証しメンテナンスメニューを組み立てます。

これがナカムラエンジニアリングが行うトラブルシューティングです。

破損に至ったユニットのフルオーバーホール工程へと進みます。

 

メーカーではアッセンブリー交換となりますが、超高額なパーツです。

いわゆる非分解ユニットです。

 

私たちは、フェラーリのメカニカルまた、エレクトロニクスの基本原理やユニットの構造を熟知しています。

緻密なユニットのフルオーバーホールを行います。

 

ユニットのフルオーバーホールは、システム全体をトータルで考え行う必要があります。

非分解ユニットのフルオーバーホール及びセットアップ後の画像です。

 

このように仕上げるには、専用機器と、高度なテクニックが必要なんです。

 

企業の知識と技術が問われる部分です。

フルオーバーホール及びセットアップ後のユニットを車両へと装着。

正常な機能を回復した、L/H側パワーウインドウ。

私たちは、全ての基本構造を熟知した上で、最善を尽くすメンテナンスを行います。

R/H側パワーウインドウのメンテナンスへと進みます。

R/H側パワーウインドウ車両ハーネスの製作を行います。

 

製作に使用するハーネスのカラーまた、細かな表示に至ってもオリジナル同様のハーネスを取り揃え製作します。

細かな事ですが、このようなメンテナンスが基本だと私たちは考えます。

車両ハーネス製作後の画像です。

 

問われるのはリペア技能だけではないと思います。

メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。

 

これがナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスなんです。

正常な機能を回復した、R/H側パワーウインドウ。

 

私たちは、綿密なトラブルシューティングで論理立て検証し的確なメンテナンスメニューを組み立て、細部に至るまで担当メカニックが手作業で何時間もかけ気持ちを込めて丁寧に仕上げ組み上げます。

 

機能性と見た目が大切なフェラーリやランボルギーニには、それ相応の対応が必要と私たちは考えます。

全ての過程において本来の機能を回復させ、また仕上がりの美しさにもこだわります。

 

私たちは、大人の趣味をサポートするメンテナンス ファクトリーです。

エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

ナカムラエンジニアリングが行う、1セクションを確実にリセットするメンテナンス終了のフェラーリ 348。

 

実施した全てのリペア及びメンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全ての点検及び整備工程を担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 89枚(CD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容も分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

 

いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

ナカムラエンジニアリングの行う整備は、「正しく為されしもの、細やかなれどもすべて尊し」

ナカムラエンジニアリングの企業哲学です。

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