株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 412 マイスターチェック・サスペンションブッシュ交換・修理

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、フェラーリ 412 ナカムラエンジニアリングへと メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ 412を積載しファクトリーに戻って参りました。

 

只今よりご入庫時のエクステリア・インテリアの傷などのチェック工程に入らせて頂きます。

ご期待にお答えするメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 412 ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック 開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと...

 

フェラーリ 412 チェック工程へと進みます。

 

ナカムラエンジニアリングが行う緻密なチェック工程を是非ご覧下さい。

ボディープロテクターの装着。

Tipo F101E型 エンジン メカニカル・エレクトロニクス機能 現状のコンディションチェック工程へと進みます。

 

フェラーリ 412 Tipo F101E型 エンジンにアナライザーを接続。

Tipo F101E型 エンジンが基本適正値で機能しているか否かのチェック。

 

ナカムラエンジニアリングの解析データを緻密に融合させた検証を行います。

ナカムラエンジニアリングが設備する多種多様な解析機器で、車両末端に至るまで緻密なモニタリング チェックを行います。

Tipo F101E型 エンジンのメカニカルチェック工程へと進みます。

①メカニカル性能は低下していないか
②メカニカル各部のクリアランスは正しいか
③メカニカル機能の電源・電流チェック
④メカニカル機能のタイミング
⑤メカニカル機能が異常発熱していないか
⑥周波数の高い金属音が発生していないか
⑦同期した異音また振動が発生していないか
⑧吸気量・排気圧は高過ぎ・低過ぎないか
⑨排気ガス濃度は高過ぎ・低過ぎないか
⑩冷却水は規定圧力・規定量が循環しているか
⑪配管等からの漏れはないか
⑫メカニカルシール部分からの漏れはないか
⑬各部に使用されている潤滑油の粘度が低下していないか
この項目から更に分別し検証を行います。

Tipo F101E型 エンジンのメカニカル・エレクトロニクスの基本原理や構造を熟知したメカニックが検証します。

フェラーリ 412 車両全体の綿密な検証工程へと進みます。

経年数での指定交換パーツ。

走行距離での指定交換パーツ。

フェラーリ 412 国別仕様でのチェック。

また車両のコンディションを整える為の検証を行います。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

 

フェラーリ社が推奨される指定交換パーツ。

必ずしも交換が必要とは限りません。

素材や構造を知り尽くしたメカニックが、綿密に検証し判断します。

フェラーリ 412 車両全体のメカニカル・エレクトロニクスのチェック工程へと進みます。

車両を構成している多種多様なパーツが使用許容範囲内か否かを、基本データをもとにチェックします。

 

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックは、『ただ乗って走るものとしての存在』の一般的な定期点検ではなく、『クラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激を回復させる』という私たちのコンセプトの下行います。

 

テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的な定期点検ではなく、隠れた内部にまで緻密なチェックは及びます。

 

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密に検証します。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック項目の1つ。

テスト走行によるプロフィールチェック。

 

新車時から現在に至るまでのメンテナンス状況により、フェラーリ 412本来のエンジンパフォーマンス・ドライビングプレジャーがどれだけ維持されているかを、セクション毎に緻密なプロフィールチェックを行います。

プロフィールチェック後、再度リフトUP。

 

ナカムラエンジニアリングの解析データーを下に、再度綿密なチェック工程へと進みます。

車両のコンディションは、現在に至るまでのメンテナンス状況で、1台1台全く異なります。

 

メンテナンスを請け負う会社側の企業理念・信条・ビジョン・設備 etc…

メカニックの心得・知識・技術・センス・車両と向き合う思想・理念 etc…

 

これらの要素によって良くも悪くも、全く異なる次元の車両となります。

 

フロント / リヤ サスペンションシステム構成パーツの状態。

Vol.①

サスペンションブッシュ

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションブッシュ。

 

サスペンションブッシュが劣化し機能を消失している場合、車両の基本骨格でもあるフレームやボディーに致命的なダメージを与えます。

 

ブッシュの機能が消失している状態でサスペンションetc…を高性能パーツに交換しても、高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ないばかりか、逆にオリジナルより遥かに悪化すると共に、車両へのダメージも更に深刻なものとします。

 

 

【サスペンションブッシュの豆知識】

 

サスペンションブッシュの役目は、路面からの凹凸の衝撃を、タイヤやサスペンションで吸収できなかった残りの衝撃や入力を、車体の基本骨格であるフレームやボディーに入力されることを防ぐ役割。

衝撃からフレームやボディーを守る、非常に重要な役割を担うのがサスペンションブッシュ。

また、ステアリング特性では、前後左右に荷重が掛かったときアッパー・ロアアームが簡単にヨジレ、ロールしやすくなります。

しかも急激に車体がロールしアライメントが崩れ、ダブルウィッシュボーンのメリットが崩れ、デメリットばかりが大きくなります。

 

経年劣化によるサスペンションブッシュが本来の機能性を果たせない状態では、フレームやボディー全体に振動が直接入力され、常にの衝撃で、ボディーまたフレームのねじれや結合部の破損など、車両の基本骨格へ致命的なダメージを与えます。

見逃されがちなサスペンションブッシュ。

 

車両にとって非常に重要な役割を担うサスペンションブッシュ。

交換する事でボディー・鋼管スペースフレームを確実に守り、またドライバビリティーも格段にアップします。

Vol.②

スタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュ

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているスタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュ。

ブッシュの機能が消失している場合、サスペンションetc…を高性能パーツに交換しても、スタビライザー本体の機能が発揮されず、高性能サスペンションの能力を引き出す事すら出来ません。

 

 

【スタビライザーブッシュの豆知識】

 

スタビライザー本体をシャシーにガッチリ固定する機能を果たすのがスタビライザーブッシュ・リンクロッドブッシュ。

 

ブッシュが機能を消失した場合、コーナーリング旋回時においてスタビライザー本体の機能が果たせず、車体のロールを押さえ込めなくなります。

 

機能が消失しているブッシュを交換することで、スタビライザー本体の能力が発揮され車体のロールを規制し左右方向への荷重移動を早める為、ステアリング レスポンスが高まります。

 

また、ロール時アライメント変化を抑え、必要以上のロールを低減させ、コーナーリング時の車体の安定を図ります。

Vol.③

ショックアブソーバーブッシュ

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているショックアブソーバ ブッシュ。

Vol.④

サスペンションマウント

外部からの要因また、使用対応年数を著しく超過し劣化し切っているサスペンションマウント。

 

【ラバーパーツの豆知識】

 

ラバーパーツは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

弾性が消失しているラバーパーツは、本来持つ機能性も消失しています。

Vol.⑤

油圧レベライザー リヤショックアブソーバー

油圧レベライザーシステムからのオイル漏れ。

Vol.⑥

ボールジョイント

緻密な測定チェックの結果、使用許容数値を著しく超過しているボールジョイント。

 

【ボールジョイントの豆知識】

 

サスペンション機構がスムーズに上下左右に動く様に、人間の関節と同じ役目をしているのがボールジョイント。

ボールジョイントの内部はグリスで満たされボール部分の磨耗を防止しています。

 

しかし、いくらグリスが入っているとはいえ、可動しているうちに少しずつボール、そして受け皿部分が磨耗します。

磨耗が使用許容限度を超過すると、ホイールが揺れた状態で回転する事になり、ハブ・ベアリング etc...にダメージを与えます。

 

ボールジョイントは、サスペンションシステム構成パーツの重要な役割を担うパーツです。

フロント / リヤ ブレーキシステム構成パーツのコンディション。

Vol.①

ブレーキキャリパー

リアルでダイレクトに機能しない状態。

新車当時から一度もオーバーホールが実施されていないと考察します。

 

使用許容期限・一定の走行距離でのオーバーホールが好ましいブレーキキャリパー。

フェラーリ 412に装備されているブレーキキャリパーは、対向ピストンキャリパー。

 

【対向ピストンブレーキキャリパーの豆知識】

 

対向ピストンキャリパーは、キャリパー内部にブレーキピストンを2つ以上持ち、ピストンがキャリパーの左右両側に対向して配置されているタイプ。

Vol.②

ブレーキディスクパッド

使用許容期間を著しく超過し経年劣化しているブレーキディスクパッド。

 

 

【ブレーキディスクパッドの豆知識】

 

ブレーキディスクパッドは、残量だけでなく劣化の見極めも重要です。

 

ディスクパッドは、10〜20程度の複数の複合材料で成型されています。

パッド複合材料の経年劣化も進みます。

 

劣化が進むと本来の制動能力が著しく低下するだけではなく、亀裂が入り危険な場合すらあります。

Tipo F101E型 エンジン

アイドリング不安定・使用許容回転数に至るまでのレスポンス異常。

 

トラブルを抱えているTipo F101E型 エンジン。


多種多様な解析機器での検証。

 

クラシックフェラーリに関するメカニックの非常に高度な知識とトラブル解析能力が必要不可欠です。

トラブルシューティング工程へと進みます。

ナカムラエンジニアリングが設備する多種多様な解析機器を使用し緻密なモニタリングチェックを行います。

解析データを緻密に融合させた分析を行います。

 

分析後、再度 論理立て検証しメンテナンスメニューを組み立てます。

このプロセスが非常に重要です。

 

私たちナカムラエンジニアリングは、綿密なトラブルシューティングを行いピンポイントでトラブル箇所を確定し、且つ論理立て検証します。

 

このプロセスにより、1度でトラブルを確実に改善します。

エンジン冷却水

リザーバータンク内部を浸食していた錆が表面にまで達し、エンジン冷却水漏れが起こっています。

【錆の豆知識・赤錆編】

 

錆は、金属の表面の不安定な金属原子が、環境中の酸素や水分などと腐食を起こし、生成される腐食物です。

錆には、鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、アルミニウムの白錆etc...があります。

この錆は、赤錆と呼ばれる錆です。

鉄錆は、水の存在下での鉄の自然酸化によって生じる凝集膜です。

赤錆は下地の保護作用はなく、いつまでも進行してしまう腐食生物です。

 

エンジン始動直後から多量の冷却水が漏れ出す状態。

 

エンジン冷却水の漏れ。

 

突発的なオーバーヒートを誘発させ、エンジン本体に深刻なダメージを与えるトラブルの1つです。

エンジン・ミッション・デファレンシャルのオイル漏れ。

エンジンのオイル漏れ。

通常目にする事の無い部分にトラブルは潜んでいます。

オーナーが分からない間にトラブルは進行し、拡散します。

ナカムラエンジニアリングが推奨する期間毎で車両の緻密なチェックを行い、常にコンディションを整えておく事が大切です。

ミッションのオイル漏れ。

デファレンシャルのオイル漏れ。

エンジン・ミッション・デファレンシャルからのオイル漏れ。

 

オイル漏れを引き起こす要因の中には、色々な素材のパーツが有ります。

 

代表的なのは、ガスケット・ラバー素材パーツ。

ラバーパーツは、ある程度の年数で光やオゾンによる酸化で弾性が失われます。

特にエンジン・ミッション関連パーツは、熱による弾性不良・回転部分の磨耗。

(エンジンを長期間始動しない車両は、形成変化を起こします。)

 

構成金属パーツは、金属を構成する個々の原子そのものが膨張し、格子間隔が大きくなり、弾性変形が生じパーツ締結面が歪みます。

 

的確なトラブルシューティングを行う為のメカニックの基礎知識の1つです。

リヤサスペンション オートレベライザー油圧ラインのオイル漏れ。

オートレベライザー油圧ホースの経年劣化によるオイル漏れ。

 

他のレベライザーホースも同様に劣化していると考えて良いでしょう。

 

1セクションを完全にリセットする。

車両のコンディションを整えるには、非常に重要なポイントです。

オートマチック マウントブッシュの破損。

マウントブッシュが、オートマチックオイルに浸食され朽ち果てている状態。

フューエルポンプ

フューエルポンプハーネスの状態。

 

ハーネス結線時に使用されているビニールテープでの保護。

あまり良くない仕事です。

 

配線結線時、ナカムラエンジニアリングでは熱収縮チューブを使用します。

電子線照射によるプラスチックの形状記憶効果を応用した熱収縮チューブ。

主原料はポリオレフィン、フッ素系ポリマー、熱可塑性エラストマーetc...

 

メンテナンスの基本だと私たちは考えます。

車両全体の装備システムの基本作動チェック工程へと進みます。

ブロアーファンからの異音。

クーラーガス漏れ。

フューエルリッド不良。

ワイパーラバーの損傷。

浅く広く行う整備方法、また故障個所のみの整備では、一向に車両のコンディションは向上しません。

1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うのが、私たちの基本理念です。

 

私たちが推奨する、1セクションを確実にリフレッシュするメニューを行う事で、確実に次のステップに進む事が出来、そのメニューを積み重ねて行く事により、最終的に、クラシックフェラーリから伝わってくる五感への刺激が、再び豊かな個性がしっかりと自己主張をし始めます。

 

その魅力を体で感じて頂く事が、私たちナカムラエンジニアリングの使命でもあり役目です。

日々、大人のロマンを形にする完璧なメンテナンスを意識して仕事に取り組んでいます。

 

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェック終了のフェラーリ 412。

 

1セクションを確実に整備・メンテナンスし、車両のコンディションを整えるというコンセプトの下作成するメンテナンスメニュー。

 

ご予算に応じ、私たちが推奨するメニューを作成しご提案させて頂きます。

ご提案させて頂きました、私たちが推奨するメニューを分かりやすくご説明させて頂き、ご承諾頂きました今回のメンテナンスメニュー。

 

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ 412  整備・メンテナンス開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

フェラーリ 412  整備・ メンテナンスへと進みます。

私たちは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

フロント・リヤ  サスペンションシステム整備。

フロント サスペンションシステムから整備を進めます。

分解後の画像です。

アッパーアーム ブッシュ交換へと進みます。

アッパーアーム分解後の状態です。

ブッシュ分解・アンダーコート除去へと進みます。

ブッシュ分解・アンダーコート除去後の状態です。

フロント サスペンションシステム整備に使用するニューパーツ。

ブッシュ組み込み・塗装後の画像です。

機能性と優美さをも追求するメンテナンスを実施。

 

ナカムラエンジニアリング 品質です。

ロアアーム ブッシュ交換。

 

ブッシュ分解・アンダーコート除去へと進みます。

ブッシュ分解・アンダーコート除去後の状態です。

ブッシュ組み込み・塗装後の画像です。

スタビライザー・リンクロッドブッシュの交換へと進みます。

ブッシュ分解・アンダーコート除去後の状態です。

再使用パーツは全てクリーニングアップ。

ブッシュ組み込み・塗装後の画像です。

ショックアブソーバー・アッパーマウント ブッシュ交換へと進みます。

分解後の状態です。

ブッシュ分解・クリーニングアップへと進みます。

クリーニングアップ後の画像です。

ブッシュ組み込み後の画像です。

アッパーマウント ブッシュ分解・クリーニングアップへと進みます。

クリーニングアップ後の状態です。

ブッシュ組み込み後の画像です。

コイルスプリング・ダストブーツのクリーニングアップ。

 

コイルスプリング塗装へと進みます。

コイルスプリング クリーニングアップ・塗装後の画像です。

ダストブーツはクリーニングアップ。

組立へと進みます。

組み立て後の画像です。

 

1つ1つのパーツを丹念に仕上げます。

見えない箇所にも最善を尽くす。

 

このプロセスがナカムラエンジニアリング品質です。

アッパーアーム ボールジョイントの交換。

ロアアーム ボールジョイントの交換。

アップライト・ブレーキディスクローターのクリーニングアップ・メンテナンスへと進みます。

クリーニングアップ・メンテナンス後の画像です。

 

クリーニングアップ・メンテナンスは、サスペンションシステム整備に伴う基本メンテナンスですので無償で行います。

アームフォークのアンダーコート除去へと進みます。

アンダーコート除去・塗装後の画像です。

 

組み込みへと進みます。

仮組みでフィッティングの確認。

最善を尽くすメンテナンスをご提供します。

組み込み後の画像です。

フロント サスペンションシステム 整備終了です。

 

リヤ サスペンションシステムの整備へと進みます。

分解後の画像です。

アッパーアーム ブッシュ交換へと進みます。

アッパーアーム分解後の状態です。

 

ブッシュ分解・アンダーコート除去へと進みます。

ブッシュ分解・アンダーコート除去後の状態です。

リヤ サスペンションシステム 整備に使用するニューパーツ。

ブッシュ組み込み・塗装後の画像です。

基本性能を回復させ、美しさにもこだわります。

 

整備の基本と私たちは考えます。

アッパーアームプレート塗装除去へと進みます。

塗装除去後の状態です。

 

パーツを浸食している錆。

錆は時間が経過すればする程、パーツを浸食します。

侵食されたパーツは、表面から脱落して行くことで構造体として強度低下します。

一度発生した錆は、加速度的に侵攻します。

錆の除去は必要不可欠です。

 

錆の除去へと進みます。

除去後の画像です。

ここが肝心なメンテナンスとなります。

 

塗装へと進みます。

塗装後の画像です。

組み立て後の画像です。

ボルト1本まで優美に仕上げます。

ロアアーム ブッシュ交換へと進みます。

ロアアーム分解後の状態です。

 

ブッシュ分解・アンダーコート除去へと進みます。

ブッシュ分解・アンダーコート除去後の状態です。

ブッシュ組み込み・塗装後の画像です。

 

私たちが行う塗装は、パーツ本来の肌艶を回復させ新車当時と同じカラーを蘇らせます。

技術もさることながら、センスが重要になってきます。

ロアアームプレート塗装除去へと進みます。

塗装除去後の状態です。

錆の除去へと進みます。

除去後の画像です。

塗装へと進みます。

塗装後の画像です。

組み立て後の画像です。

 

ショックアブソーバーブッシュ・マウントインシュレーター交換へと進みます。

分解後の状態です。

 

ブッシュ分解へと進みます。

分解後の状態です。

 

クリーニングアップへと進みます。

クリーニングアップ後の画像です。

ブッシュ組み込み後の画像です。

コイルスプリングのクリーニングアップ・塗装へと進みます。

コイルスプリング クリーニングアップ・塗装後の画像です。

組立へと進みます。

組み立て後の画像です。

機能性と美しさを追求します。

スタビライザーリンクロッドブッシュの交換へと進みます。

アンダーコート除去・塗装・ブッシュ組み込み後の画像です。

アームフォークのアンダーコート除去へと進みます。

アンダーコート除去・塗装後の画像です。

 

メカニックが情熱を込めて仕上げます。

ブレーキディスクローターのクリーニングアップ・メンテナンスへと進みます。

クリーニングアップ・メンテナンス後の画像です。

 

私たちが行う整備は、1つ1つの分解パーツをクリーニングアップ・メンテナンスします。

クリーニングアップ・メンテナンスは、サスペンションシステム整備に伴う基本メンテナンスですので無償で行います。

 

最善を尽くすメンテナンスを終え初めて車両に組み込みます。

ナカムラエンジニアリング品質です。

仮組みでフィッティングの確認。

 

私たちが行う組み込みはここから始まります。

フロント・リヤ サスペンションシステムを1セクションと考えた整備完了です。

 

仕上がったフロント サスペンションシステムの画像です。

仕上がったリヤ サスペンションシステムの画像です。

サスペンションシステムを1セクションと考えた整備・メンテナンス。

 

浅く広く行う整備方法、また故障個所のみの整備では、一向に車両のコンディションは向上しません。

1セクションを奥深く確実に整備・メンテナンスを行うのが、私たちの基本理念です。

私たちが推奨する、各セクション毎のメンテナンスメニューを積み重ねて行く事により、最終的にクラシック フェラーリから伝わってくる五感への刺激が、再び豊かに自己主張し始めます。

 

その魅力を体で感じて頂く事が、私たちナカムラエンジニアリングの使命でもあり役目です。

日々、大人のロマンを形にする完璧なメンテナンスを意識して仕事に取り組んでいます。

ホイールのクリーニングアップ・メンテナンスへと進みます。

クリーニングアップ・メンテナンス後の画像です。

全てのクリーニングアップ・メンテナンスは、マイスターチェック費用に含まれます。

 

コーナーウエイトレシオ 測定・セットアップへと進みます。

タイヤにかかる重量を変更しバランスを整えます。

フルアライメント 測定・セットアップへと進みます。

サスペンションシステムの整備・変更等を行った場合フルアライメントの測定・セットアップが必要です。

 

基本アライメントは存在するものの正解は1つではありません。

1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。

オートレベライザー アクチュエーターホースの交換。

ナカムラエンジニアリングでは、使用する部位に応じて厳選したパーツのみ使用します。

ウォーターリザーバータンクの交換へと進みます。

分解後の画像です。

錆に浸食され貫通しているリザーバータンク。

ニューパーツの画像です。

組み込み後の画像です。

クリーンな状態からリザーバータンクを組み込み。

油脂類の交換へと進みます。

エンジンオイルの交換。

 

ナカムラエンジニアリングでは、主成分・添加成分内容・粘度etc…を、使用する車両に応じて変更します。

ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は致しません。

 

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

オイルフィルターの交換。

オリジナルのオイルフィルターに交換。

ミッションオイルの交換。

 

同様に推奨するオイルに交換します。

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

ブレーキオイルの交換。

交換期間を著しく超過し劣化し切ったブレーキオイル。

リザーバタンク アウターケース・タンク内部 クリーニングアップ後の状態です。

ナカムラエンジニアリングでは、主成分・添加成分内容・使用許容温度etc…を、使用する車両に応じて変更します。

新油はこのように透明なブレーキオイル。

機能性と優美さをも追求するメンテナンスを実施。

 

ディストリビューターキャップ・ローター・プラグコード交換へと進みます。

ニューパーツの画像です。

スパークプラグ交換へと進みます。

ナカムラエンジニアリングが蓄積したデータから燃焼効率を更に促進させる厳選したスパークプラグ。

プラグコード1本でも、組上げる上での最終的な合わせこみを行い整然と組み込みます。

 

ナカムラエンジニアリングの整備は、クルマではなく芸術作品を生み出すという意識で日々作業に取り組んでいます。

ETCの取り付け。

インテリアの雰囲気を崩さないようスッキリ仕上げます。

 

問われるのは整備技術だけではないと思います。

最終チェック・セットアップ。

ナカムラエンジニアリングは、全ての過程において機能性・仕上がりの優美さにこだわります。

オーナーが見えない箇所に至ってもこのこだわりに変わりありません。

 

エクステリア・インテリアの最終仕上げに至っても、メンテナンス同様こだわります。

整備・メンテナンス終了のフェラーリ 412。

 

実施した全てのチェック・整備時の画像。

また新旧のパーツ画像。

全て担当メカニックが撮影しています。

詳細な写真 970枚をDVD-R 2枚に保存しております。

 

また、今回のメンテナンス内容・今後のメンテナンスメニューを分かり易く作成させて頂いております。

 

ナカムラエンジニアリングへとメンテナンスを御依頼頂き、誠に有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

ナカムラエンジニアリングは、大人のロマンを形にするメンテナンス ファクトリーです。

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