株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ 458 イタリア 車高調整式サスペンション取付・コーナーウエイトレシオ測定 アライメント調整 修理

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

s-DSC04606

ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

今回、フェラーリ 458 イタリア メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えするメンテナンスを実施させて頂きますので、宜しくお願い致します。

s-DSC06952

フェラーリ 458 イタリア  サスペンションチューニングの為、リフトセクションへと…

s-DSC06954

サスペンションチューニングに伴う綿密な設計に入っていきます。

s-DSC06962

s-DSC06966

私たちが手がけるサスペンションシステムは、0.001m/secの次元で開発し単なる減衰力の強弱だけでなく、車両の運動エネルギーを減衰させて行く、ダンパーの過渡特性でさえもコントロールを可能にします。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

仕様が決定したサスペンションシステム。

製作出来次第、組込み工程へと入らせて頂きます。

s-DSC07798

フェラーリ 458 イタリア サスペンション チューニング開始準備の為、リフトセクションへと...

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07877

s-DSC07879

s-DSC07880

独自のノウハウを注ぎ込み製作したQUANTUM レーシングダンパー

20種類以上の中から選んだ特性の違うメインピストンと、強さの違うバルブの組合せから導き出される途方もない種類の減衰力特性の中から、車両に合わせキャラクター設定します。

車両の使用目的やオーナーの要望をお聞きした上で、車高、バネレート、減衰力特性、そして減衰力を検討&ご提案させて頂き製作したモデルです。

この基本コンセプトの違いが、他社とは決定的に違うドライバビリティーとなって現れます。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07893

s-DSC07894

s-DSC07887

フェンダー内部をクリーニングアップ。

車両側サスペンション締結部分の接合面や軸受けetc.の加工修正を行い、締結部分の精度を回復させるメンテナンスを実施。

メンテナンス実施後のフレームに、QUANTUM レーシングダンパーの仮組を行いフィッティングの確認。

より精度を高め、独自のノウハウを注ぎ込み製作したQUANTUM レーシングダンパーのキャラクターを存分に発揮させます。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07912

トルクレンチで最終ロック。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

私たちは規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込みます。

 

全てを規定トルクにそろえる。

とても重要なことなんです。

s-DSC07913

私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。

全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07895

s-DSC07897

ただ単にサスペンションシステムを組み込んでも、QUANTUM レーシングダンパーのポテンシャルは発揮されません。

サスペンションシステムを組上げる上での細かな微調整。

最終的な合わせこみが重要です。

 

QUANTUM レーシングダンパーのキャラクターを100%発揮するよう、独自のノウハウを注ぎ込み組上げます。

運動性能と美しさも追求し組込み。

 

問われるのは整備技能だけではないと思います。

メンテナンスに対するこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07902

レーシングダンパー交換に伴い脱着したホイールのクリーニングアップ&メンテナンスを行います。

s-DSC07904

s-DSC07905

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07906

ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

s-DSC07908

プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつです。

s-DSC07909

私たちは、作業に伴い脱着したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

機能性、また美しさを徹底して追求するメンテナンスを行います。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07943

s-DSC07944

フェラーリ 458 イタリア 車両底、シャシークリーニングアップ後の画像です。

細部までクリーンな状態からコーナーウエイトレシオ&フルアライメントの測定&セットアップをおこなっていきます。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07916

コーナーウエイトレシオの測定及びセットアップ。

チューニングしたサスペンションシステムに合わせ、1からセットアップします。

s-DSC07917

コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。

個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えます。

s-DSC07918

s-DSC07919

コーナーウェイト測定・セットアップを行います。

 

コーナーウェイトをセットアップする事により荷重移動がスムーズになり、サスペンションの性能がフルに発揮できます。

 

又、コーナーウェイトを合計(車両重量として軽量化計画を立てたり)パワーチェックを同時に行い、パワーウェイトレシオ・トルクウェイトレシオを計算する事も出来ます。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07929

フルアライメントの測定及びセットアップ。

s-DSC07936

埃一つないクリーンな状態。

アライメントをセットできるポイントは多々存在します。

完璧にクリーンな状態からでなければ、確実なセットアップが行えません。

 

全てにおいて完璧を追求し続けます。

s-DSC07939

オーナーが大切にされている車両。

車両への乗り降りからメンテナンスに至るまで細心の注意を払い独自のサービスをご提供させて頂いています。

 

パーツを握っているエンジニアの手。

手がこんなに綺麗なのは、汚れたらすぐ洗う、という当たり前の習慣を日々欠かすことなく行っているからです。

爪の間に油が染みこんでいたり、作業服の袖口が汚れたままだったとすればオーナーは不安もいだかれる事でしょう。

 

私たちのサービスはそこから始まります。

s-DSC07934

サスペンションシステムの変更、リペア&メンテナンスまた何らかのセットを変更した場合、フルアライメントの測定及びセットアップは必要不可欠な作業。

 

また、変更点が無くてもアライメントは変化してしまいます。

定期的な測定及びセットアップが好ましいポイントです。

s-DSC07935

s-DSC07932

アライメントのポイントは、サスペンションシステムや、タイヤのキャラクターをどれだけ活かせるかが最重要ポイント。

ですので、基本アライメントは存在するものの、正解は1つではありません。

 

車両の仕様はもちろん、使用用途やドライビングテクニックによっても、最適なアライメントにセットします。

s-DSC07927

1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。

 

タイヤの銘柄、純正でもサスペンションのプリロードの違い、またサスペンションシステムを変更している場合はバンプ、リバンプ、ストロークスピード等々数限りなく違いがあります。

蓄積した膨大なデータで、オーダーメイドのセットアップを行います。

 

その結果、乗りやすい=リスクを回避できる=積極的にアクセルを踏んでいけドライビングに集中できる。

この法則が大切ですね。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07940

ダンパー交換に伴い分解したアンダーカウルパーツ。

通常このまま組み込まれるのが一般的です。

 

私たちが行う整備は、分解したパーツを1点1点メンテナンスを行い組み込みます。

 

メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07941

メンテナンス&クリーニングアップ後のカウルの画像です。
 

通常見えない分解パーツも、細部までこだわったメンテナンス・クリーニングアップを実施。

クリーンな状態で組み込みに備えます。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07983

メンテナンス・クリーニングアップ済みのカウルを、セットアップ済みのクリーンなシャシーに組み込み。

s-DSC07982

基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

全てのチリ合わせや、左右の均一性、ボルトロック状態の位置にもこだわり組み込み。

 

私たちは妥協しない徹底した整備また、メンテナンスを行います。

 

これら一連のクリーニングアップやメンテナンス、またセットアップ工程は、ナカムラエンジニアリング クオリティーの特徴の1つでもあります。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07990

s-DSC07991

フロントリフティングシステムの作動前、作動後の画像。

リフティングシステムは、純正オプションのシステムを使用しリフティングを可能としました。

s-ナカムラエンジニアリング ロゴ

s-DSC07986

全ての作業完了のフェラーリ 458 イタリア。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全ての作業中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 162枚 (DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のチューニング及びメンテナンス内容も分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

今回、チューニング御依頼誠に有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

CONTACT US

お問い合わせ

ご相談・お見積もりなどお気軽にご連絡ください。
24時間365日体制にてお電話でも受付対応しております。
TEL: 0743-54-6400

お問い合わせフォーム