株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ F355 スパイダー マイスターチェック・サイドステップ交換・クラッチ修理・ナンバーステー製作・アンダーカバー板金 塗装

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、フェラーリ F355 スパイダー メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ F355 スパイダーを積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ F355 スパイダー チェック開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

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ボデープロテクターの装着。

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チェック開始です。
Ferrari 純正 車両診断テスター SD2を、フェラーリ F355 スパイダー コントロールユニットに接続。

車両側、ECUと交信開始です。

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Errorコードのみのチェックではなく、各部の作動状況や出力波形に至るまで、SD2で出来うる全てのエレクトロニクス関連をチェック。

現状の車両の状態を詳細に把握します。

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ただ、Ferrari 純正 車両診断テスター SD2が車両全てを網羅している訳ではありません。

SD2でモニタリングしても、ERRORコードが入力されない部分も多々存在します。

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Ferrari 純正 車両診断テスターSD2で取得した各部のデータ。

現状のフェラーリ F355 スパイダー 車両全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデータを取得。

最新のFerrariアップデートデータとの比較も行います。
現状の電子制御部位データを全て詳細に把握します。

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SD2で取得したデータは、あくまでもデータとし受け止めます。

データ全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを、専用機器を使用し単体点検を実施。

更に奥深くまで、独自のチェックを進めます。

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エレクトロニクス関連ポイント。

大きく分別すると下記の3項目が代表的な項目です。
1 入力: 電子的・機械的なセンサー(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換するあらゆるチェック。

2 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所のチェック。

3 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号を車輌システムにとって有用な形態に再変換されているかなどのチェック。
この3項目から更に分別し、独自のチェックを行いシステムに異常が無いかを見極めます。

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Tipo F129B型エンジンのメカニカルチェック。

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F355のエンジンは、90度 V8 DOHC 5バルブ。

348tb/tsのF119G型 TB/GTS用のF119H型をベースに開発されたF129B型。

F119Hからストローク量を2mm延長して、排気量を3.5リッターへとアップしたF129B型エンジン。

 

他にもさまざまな進化を遂げているTipo F129B型エンジンです。

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代表的なのは5バルブ化。

IN側に3本 OUT側に2本のバルブを配し、ピストンはマーレー社のショートスカートの鍛造アルミニウム コンロッドはチタン製。

また、R/H L/Hバンクが独立するタイミングベルトでカムシャフトを駆動させます。

更なる高回転型エンジンへと進むフェラーリのプロジェクトが垣間見られます。

 

ブロックとヘッドは、鍛造アルミニウム製パーツで構成されている心臓部。

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最高出力は、380PS / 8,200rpm、最大トルク36.7kg·m/5,800rpmを搾り出します。

高回転型で、フェラーリ最高の官能的なエキゾーストノートを奏でるF129B型エンジン。

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F129B型エンジンのメカニカルまた、モトロニックM2.7 / 5.2 の基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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フェラーリ F355 スパイダー 車両全体の詳細なチェックを行います。
年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ F355 スパイダーの傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。
素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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近年の車両は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。
たとえば、車両下部のアンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計され、エアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力を発生させるダウンフォースを作り出します。

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車両下部全面にアンダーカウルが装備されています。

ダウンフォースを得る為、カウルで覆われているのですが、オイル漏れ等発生してもオーナーには分りにくい反面もあります。

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ダウンフォースを作り出すフロアーカウル現状の画像です。

フロアカウルにヒットした痕跡が見られます。

衝撃で破損してしまっています。

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この状態では、折角ダウンフォース効果を発揮する設計が、かえってドラッグ(乱気流)を発生させてしまいます。

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分解後のフロアーカウルの状態です。

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グランドエフェクト気流効果を乱さないよう、ラインやエッジ部分を完璧に復元できると判断しました。

現品でのリペアメニューを、ご提案させて頂きます。

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フェラーリ F355 メカニカルチェック。

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車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。
メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

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車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。
また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行っていきます。

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ステアリングギヤBOXの状態。

内部構成パーツの経年劣化によりパワーステアリングオイルが漏れ出しています。

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【パワーステアリングギヤボックスの豆知識】

パワーステアリングギヤボックスは,ハンドルの回転を水平方向の動きに変換してタイヤに伝えるとともに、 油圧回路を内蔵していてハンドルの回転に応じたパワーアシストを行っているパーツです。

このパワーアシストの動力源としては、パワステポンプで発生する油圧を発生させますが油圧は最大で約80気圧にも達します。

ステアリングギヤボックスにはこの油圧がかかっているので、長期間経つと内部のオイルシールが劣化してきてオイルの漏れを発生させてしまいます。

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エアコンコンプレッサーからオイルの漏れが発生しています。

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エンジンヘッドカバーの結晶塗装が左右バンクともに剥離している状態です。

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オイルクーラーを振動から守る為のグロメットが組み間違えられ外れてしまっています。

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クラッチシステムの作動不良。

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バッテリーの状態。

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安易な配線の結線状態が見受けられます。

 

【バッテリー寿命の豆知識】

バッテリー寿命は、およそ2~5年です。

但し、車両の使い方によって大きく左右されます。

あまり乗らない車両や夜間走行が多い車両、近場のちょい乗り中心の場合は、極端にバッテリーの寿命が短くなります。

上記のような車両は、バッテリーの交換時期が極端に早まります。

近年、バッテリーを簡単に充電できる商品があります。

常に満充電しておくことで、バッテリーの寿命を最大限に延ばす事が出来ます。

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ライセンスプレート ブラケットのバンパー側取り付け部分の不具合。

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ソフトトップ作動チェック。

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Ferrari 純正 車両診断テスター SD2で的確な作動確認を行います。

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最低でも1年に1度の的確な定期点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切ですね。

そうする事で車両の状態を把握でき、コンディションを整える事が可能です。

非常に重要なことですね。

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車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。
全てのチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。

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全てのチェックが終了したフェラーリ F355 スパイダー。
確実に現状の車両の状態を把握し切らせて頂きました。

現状の車両の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。

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オーナー様とお打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ F355 スパイダー 整備&メンテナンス開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

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整備&メンテナンス開始です。

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R/H L/H 共にサイドシルキックプレートの交換工程から作業開始です。

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サイドシルキックプレートが錆で浸食されています。
錆は、金属の表面の不安定な金属原子が、環境中の酸素や水分などと腐食をおこし、生成される腐食物です。

錆には、鉄の赤錆・黒錆、銅の緑青、アルミニウムの白錆などがありますね。
この状態は、赤錆と呼ばれる錆です。

通常の赤錆には下地の保護作用はなく、腐食はいつまでも進行してしまう腐食生物です。

 

錆に侵食されたパーツは、表面から脱落して行くことで構造体として強度低下します。

また、錆が激しく進行し、やがては貫通してしまう部位もあります。
サイドシルキックプレートが取り着けられる車両側フレーム サイドシルに錆が浸食進行しないよう、サイドシルキックプレートの交換を行っていきます。

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サイドシルキックプレートR/H L/H 分解後の画像です。

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サイドシルキックプレート裏側からの画像です。

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錆が激しく進行し、裏側からの錆が表面まで貫通している状態です。

 

サイドシルキックプレートの錆。

主原因は、

①キックプレートと車両側フレーム サイドシルの間に、洗車時また雨天走行などにより水分が入り込んだ。

②早期に付着した水分を拭きあげられる事無く車両が保管されていた。

③その水分が不動態皮膜に孔食と呼ばれる局部腐食作用を受け、錆が激しく侵食進行しキックプレート表面にまで侵食進行している。

 

この順番で現状に至っています。

私たちは、発生している不具合を緻密に検証し論理立てます。

これにより確実な対処方法をオーナーにお伝えし、同じことを車両に発生させません。

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続いて、車両側フレーム サイドシルに錆が進行していないか? のチェックを行っていきます。

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車両側フレーム サイドシルからキックプレート分解後の画像です。

キックプレートは、車両側フレーム サイドシルにボルト及びボンドで強固に接着されています。

 

ボンドで強固に接着されているキックプレートを、時間を掛け丁寧に取り外した車両側フレーム サイドシル現在の状態です。

全面に強固なボンドが塗布されています。

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車両側フレーム サイドシル全面にキックプレートの錆が付着しています。

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キックプレートの錆が少しでもサイドシルを浸食していると下地の保護作用はなく、サイドシルの腐食はいつまでも浸食進行し続け、やがては車両側フレームのサイドシルを貫通し車両構造体としての強度が著しく低下します。

 

サイドシルに錆が浸食進行している場合、早急に錆の除去作業を行わなくてはなりません。

そのまま安易にキックプレートの取り付けを行った場合、再度表面まで錆が侵食進行してくるばかりか、フレームが錆で貫通し車両の基本骨格であるフレームの強度を著しく低下します。

 

車両と同じペイントが施されているサイドシルの強固なボンドを、ペイントに一切傷がつかないよう緻密に除去していきます。

除去後、車両側フレーム サイドシルに錆が浸食進行していないかを綿密にチェックしていきます。

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サイドシルの強固なボンドを緻密に除去後の画像です。

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R/H L/H側共にクリーンな状態からサイドシルを綿密にチェック。

サイドシルには一切の錆の浸食進行は有りません。

 

私たちの行う整備は、単に交換するパーツを組み立てるだけの簡単な整備ではありません。

ナカムラエンジニアリングの行う整備は、「正しく為されしもの、細やかなれどもすべて尊し」

 

ナカムラエンジニアリングの企業哲学です。

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交換するサイドシルキックプレート及びプレートラバー R/H L/H ニューパーツの画像です。

キックプレートの塗装工程へと進みます。

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ニューパーツのサイドシルキックプレート R/H L/H 塗装完了です。

塗装を施したキックプレートに、ニューパーツのプレートラバー組み込み後の画像です。

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クラッチマスターシリンダーの交換工程へと進みます。

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車両より取り外したクラッチマスターシリンダーの画像です。

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油圧式のクラッチ操作回路にはマスターシリンダーとクラッチレリーズシリンダーがあります。

今回交換するマスターシリンダーはクラッチペダル側にあり、ペダル踏力を油圧に変えてレリーズシリンダーへ油圧を伝える役割を担います。

油圧を発生させるピストン、ピストンをもどすリターンスプリング、油圧を発生させるプライマリーカップ(SBRなどのゴム製)

オイル漏れを防止するセカンダリーカップ(同ゴム)から構成されていますが、SBRゴムカップが経年劣化によりクラッチオイルが漏れ出している状態です。

ペダルを踏み込むと、クラッチマスターシリンダーが押し込まれ、発生した油圧はパイプを介してレリーズシリンダーへと油圧を伝える仕組みになっています。

クラッチオイルが漏れ出すと規定圧力の油圧がクラッチレリーズシリンダーに伝達されずクラッチの切れが悪くなる等の症状が出だします。

また、クラッチオイルは、通常ポリエチレングリコールモノエーテルが主成分です。

成分上、漏れ出したクラッチオイルが塗装等に付着すると塗膜を完全に侵食し剥離させてしまいます。

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交換するニューパーツのクラッチマスターシリンダーの画像です。

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クラッチマスターシリンダーを取り外した車両側の現状の画像です。

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クラッチマスターシリンダーを取り外した室内からの画像です。

オイル漏れにより汚れている装着部分。

また、漏れ出したクラッチオイルも付着しています。

 

ニューパーツ組み込み工程前に、装着部分のクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

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私たちは、最善を尽くすメンテナンスをご提供する為、細部までクリーニングアップを行います。

クリーンな状態からニューパーツのクラッチマスターシリンダーの組み込み工程に進みます。

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クラッチマスターシリンダー組み込み完了後の画像です。

 

私たちの行う整備は、単に分解したパーツを組み立てるだけの簡単な整備ではありません。

ナカムラエンジニアリングの行う整備は、装着する部位や周辺部分に至るまで、担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に仕上げニューパーツを組み上げます。

 

私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。

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オイルの交換工程へと進みます。

車両のオイルは、大きく分けて2種類に分別できます。

ひとつは、エンジンやミッション、デフなどの潤滑を目的としたオイル。

ふたつめは、ブレーキやクラッチ、F1マチック、パワーステアリングなどの油圧システムのオイル。

オイル交換の目安は、『性能が劣化したら…』と、言葉では簡単に言えますが、オーナーはオイル性能が劣化したという自覚症状を感じとることができないので難しいですね。

オイルの性能の劣化はゆっくりと進行するから分かりにくいものです。

オイルの性能劣化は、普通に使用しているだけでも時間の経過とともに劣化してしまいます。

空気と触れることで酸化してしまうのが主な理由。

高温になるとより酸化しやすくなります。

劣化したオイルのまま使用を続けると、エンジンやミッションなどを壊すことになります。

ちなみにスーパーGTなどのレースチームは、予選と決勝レースの間にもオイル交換をするほどオイル管理には気を遣っています。

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潤滑系のオイル交換の目安として、使用期間また、使用許容限度が設定されています。

使用期間また、使用許容限度を1度でも超えたオイルは、本来の性能を発揮できずメカニカルを痛めてしまいます。

また、車両ポテンシャルに十二分に対応できるオイルをチョイスするノウハウも重要です。

私たちは、添加されている成分内容や粘度など、車両のモデル・使用する部位に適した厳選したオイルを使用し、より一層車両をベストなコンディションへと導きます。

オイルの管理は非常に大切なポイントですね。
私たちが厳選したフェラーリ F355 スパイダーに推奨するエンジンオイルを使用します。

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ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は行いません。
クリーンな状態から規定トルクでロックします。

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オイルフィルターの交換工程へと進みます。

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オイルフィルターを取外し、フィルター取り付けフランジ内部のクリーニングアップを行います。

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クリーニングアップ後の画像です。

スッキリ気持ちよいものですね。

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クリーンなフランジに、新しいオイルフィルターを装着後の画像です。

また、周辺部分も隅々までクリーニングアップを実施。

 

【オイルフィルターの豆知識】

エンジンオイルにはエンジン内部を清浄に保つ為にオイル中の汚れやゴミを取り込むオイルフィルターがありますね。

オイルフィルターがあると、エンジンオイルがそこを通過することにより、オイル内に取り込まれていた金属粉やスラッジ(ホコリや燃焼カスなどの不純物)が濾し取られます。

特に金属粉は、放置すると研磨剤と同様の効果をエンジン内に及ぼしてエンジン損傷の原因になる為、その除去は重要です。

オイルフィルターのろ過能力は上げ過ぎると油圧上昇や目詰まりなどの不具合を引き起こす可能性がある為にその性能はある一定のところで抑えられています。

その為オイルフィルターですべての金属粉やスラッジ等が除去できる訳ではないんです。

また、オイルフィルターの能力が低下し目詰まりを起こした場合を想定してバイパス機構を備えています。

フィルターが目詰まりしてエンジン内各所にオイルが供給できなくなると、エンジンが焼き付く原因となるからです。

ただしこの機構はあくまで非常用であり、的確なスパンでの交換が必要です。
1つ1つのパーツや組込みには、全てに裏付ける意味があるんです。

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ミッションオイルの交換工程へと進みます。

 

エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤーの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまで良くなるミッションオイル。

シフト操作をすると、ミッション内部で大きなギヤーが噛み合ったり外れたりしますよね。

ギヤーオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますが、ギヤーオイルの場合、この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤーの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

 

私たちが厳選した、フェラーリ F355 スパイダーに推奨するミッションオイルを使用します。

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ドレンボルトに付着している金属粉。

オイルの使用期間また、使用許容限度を超過していたのか?

オイルの応力分散作用が不足していたのでしょうか?

 

金属粉等放置すると研磨剤と同様の影響を及ぼします。

ミッション損傷の原因になる為、その除去は重要です。

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ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は行いません。

 

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

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ブレーキオイルの交換工程へと進みます。

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ブレーキオイル交換前に、リザーバータンク内部またアウターケースのクリーニングアップを行います。

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リザーバータンク内部また、アウターケースをスッキリ クリーニングアップ後の画像です。

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クリーンな状態からブレーキオイルを交換していきます。

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ブレーキオイルを専用機器で交換していきます。

ブレーキオイルに至っても、私たちが厳選したフェラーリ F355 スパイダーのブレーキシステムに推奨するオイルを使用します。
【ブレーキオイルの豆知識】

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、これだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また乗らなくても1年毎の交換が必要です。

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リザーバータンクの外部、更に内部までクリーンな状態からブレーキオイルを交換。

新油はこのように透明なブレーキオイルです。

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オイル交換と同時に、周辺部分もスッキリ クリーニングアップ。

気持ち良いものですね。

 

この一連の工程が、ナカムラエンジニアリングが行うオイル交換の流れです。

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ライセンスプレートのガタ付きの整備工程へと進みます。

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ライセンスプレートを分解後の画像です。

このブラケットの取付けがあまくなっている状態。

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ブラケットを強化パーツに変更する為、フロントバンパーの分解工程へと。

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細部までプロテクター処理を実施。

リヤバンパー分解時、ボディーとの干渉を完全にプロテクトします。

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フロントバンパー分解後の画像です。

強化ブラケットをオリジナルで設計、製作していきます。

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私たちが厳選した、品質の高い金属板から設計したダンパーブラケットのパーツを専用機器で緻密に切り出します。

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フロントバンパーとのフィッティングの確認。

 

私たちが厳選した、品質の高い素材で設計したブラケットの形状に専用機器で緻密に曲げ加工。

曲線も綿密に仕上げ仮組を行います。

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緻密な仮組も完了。

溶接工程を行います。

溶接はTIGを使用し行います。

 

オリジナルパーツ等製作する各種機械設備は、機械作業室にすべて設置してあります。

この機械作業室は、車両を保管しているスペースとは全く違う別棟に立ててあります。

 

保管中の車両への金属塵の飛散や塵を完全に遮断する為、別棟の機械作業室内部で色々な機械加工が行われます。

保管車両には最善の配慮がなされています。

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TIG溶接で専用ボルト溶接後の画像です。

 

熟練したメカニックによる溶接のビート部分。

このように仕上げるにはかなり高度なテクニックが必要なんです。

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仕上がった強化ライセンスプレートに最終処理加工を実施。

品質の高い素材を使用しライセンスプレート完成後の画像です。

 

私たちは、どのようなパーツでもオリジナルで設計、製作を手掛けます。

隠れた部分に装着するオリジナルパーツも、細かな曲線も綿密に仕上げ、あたかも純正パーツのように仕上げます。

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フロントバンパー装着前に、フロントバッフルや細かな部分のクリーニングアップを行います。

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細部までクリーニングアップ後の画像です。

 

配線や配管の裏側までマッドブラックの発色を回復させました。

私たちが行うメンテナンスは、通常見えない箇所のクオリティーを非常に重要視します。

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私たちは、全ての過程において徹底した美しさにこだわります。

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

 

機能性と精度、美しさまでの追及。

これらの工程を終えて初めて、オリジナルで製作した強化ライセンスプレートが装着されるのです。

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クリーンなフロントバッフルにフロントバンパーを組み込み。

左右の均一性やチリ合わせにこだわりフロントバンパーを組み上げます。

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機能性とパーツの品質。また見た目にも美しいオリジナルパーツを製作します。

 

問われるのは製作技能だけではないと思います。

オリジナルパーツ製作に対する品質へのこだわり、テクニック、センス、組上がりの美しさなど、全ての要素が高次元でなければなりませんね。

私たちは、妥協しないこだわったオリジナルパーツを製作します。

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オイルクーラーを振動から守る為のグロメットの組み込み工程へと進みます。
オイルクーラーを振動から守る為のグロメットが組み間違えられ外れてしまっている状態。

再度オイルクーラーを分解しグロメットを組込んでいきます。

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同時に、周辺部分のクリーニングアップ及びペイントの剥がれも修正していきます。

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周辺部分のクリーニングアップ及びペイントの剥がれも修正。

組み込み完了のオイルクーラーの振動防止用グロメット。

 

小さいながら重要な役割を果たすパーツです。

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バッテリーの交換工程へと進みます。

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バッテリーを取外したブラケット及び周辺部分のフレームには、汚れが蓄積していますね。

全体のクリーニングアップを行います。

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ブラケット及びフレームのクリーニングアップ実施後の画像です。

本来のマッドなブラックの発色を回復させました。

 

私たちが行うメンテナンスは、通常見えない箇所のクオリティーを非常に重要視します。

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クリーンなブラケットに、新しいバッテリーを装着。

バッテリー交換に伴い、雑然としていた配線の取り回しも見直しスッキリと。
バッテリーは外観では同サイズに見えても性能が大きく違う場合が多々あります。

サイズと20時間率だけ合わせても適合しません。

私たちが厳選したフェラーリ F355 スパイダーに推奨するバッテリーへと換装。

基本性能を回復させます。

 

【バッテリー寿命の豆知識】

 

バッテリー寿命は、およそ2~5年です。

但し、車両の使い方によって大きく左右されます。

あまり乗らない車両や夜間走行が多い車両、近場のちょい乗り中心の場合は、極端にバッテリーの寿命が短くなります。

上記のような車両は、バッテリーの交換時期が極端に早まります。

近年、バッテリーを簡単に充電できる商品があります。

常に満充電しておくことで、バッテリーの寿命を最大限に延ばす事が出来ます。

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整備に伴い分解したフェンダーライナー現状の画像です。

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メンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のフェンダーライナーの画像です。

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ナカムラエンジニアリングでは、整備に伴い分解した再使用パーツを1つ1つ丁寧に仕上げます。

クリーンな状態から組み上げていきます。

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F355 スパイダー フロントフェンダー内部画像です。

サスペンションシステム ステアリングシステム、またブレーキシステム等のクリーニングアップ工程へと進みます。

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私たちがマイスターチェック時に行う、フェンダー内部のクリーニングアップ。

細部まで徹底して行います。

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同じくリヤフェンダー内部画像です。

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クリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後のフロントフェンダー内部の画像です。

マイスターチェックに伴うクリーニングアップ。

 

ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つです。

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細部までクリーンな状態に仕上げます。

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リヤフェンダー内部クリーニングアップ後の画像です。

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クリーニングアップ後のフェンダーハウス内部のフェンダーライナーも基本装着位置を見直し組み込み。

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美しさの追及。

クリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

 

ナカムラエンジニアリングが行う、特別メンテナンス プログラム マイスターチェックの特徴の1つです。

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マイスターチェックに伴い、取外したホイールのクリーニングアップを行います。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

4輪全てクリーニングアップを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ後の画像です。

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プロのレースチームでもホイールの磨きは重要な仕事の1つです。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェックします。

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつなんです。

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点検に伴い脱着したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

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フェラーリ F355 スパイダー 車両底、フロア部分シャシー現状の画像です。

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細部までクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

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担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に仕上げます。

お客様が見えない所に企業の責任があると私たちは考えます。

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整備前の画像です。

 

近年の車両は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。
たとえば、車両下部のアンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計され、エアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力を発生させるダウンフォースを作り出します。

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この状態では、折角ダウンフォース効果を発揮する設計が、かえってドラッグ(乱気流)を発生させてしまいます。

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分解後のフロアーカウルの状態です。

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フロアーカウルを乱雑にカットされている部分もあります。

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現品を完璧に修復可能と判断しました。

フロアカウル現品リペアを行っていきます。

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車両底全体をクリーニングアップしたフレームは非常に綺麗な状態です。

クリーンなフレームに、現品リペアしたフロアーカウル組み込み後の画像です。

 

形成を一体と考えハンドレイアップ成形でリペアしたフロアーカウルを組み込み。

高品質で付加価値と信頼性の高い、車両にとって本当にクオリティーの高い成形工法でのリペアをご提供させて頂きます。

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グランドエフェクト気流効果を乱さないようエアーアウトレットダクトのラインやエッジ部分を完璧に再現。

 

私たちは、どのような形状のパーツに対しても、これまでの蓄積されたデータベースから最適な成形・加工方法を選択し、妥協しないこだわった、ご期待にお応えするリペアをご提案させて頂きます。

 

私たちは、大人の趣味をサポートするメンテナンス ファクトリーです。

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サイドシルキックプレートの組み込み工程へと進みます。

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R/H L/H 共にクリーンに仕上げた状態から綿密なチェック実施後のサイドシル。

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サイドシルキックプレートの組み付け工程へと進みます。

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R/H L/H サイドシルキックプレート組み込み完了です。

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私たちは見える箇所だけでなく、通常見えないポイントまで綿密なチェク、またメンテナンスを行い車両のコンディションを整えます。
私たちの行う整備は、不具合パーツを交換し治すだけの簡単な修理ではありません。

ナカムラエンジニアリングの行う整備は、分解した部位を担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に仕上げます。

 

私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。

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全ての整備&メンテナンス完了のフェラーリ F355 スパイダー。

最終チェック&セットアップ工程へと進みます。

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Ferrari 純正テスターSD2で、整備&メンテナンスに伴うECUのセットアップ。

まず、以前の車両セットをセットダウン。

続いて整備&メンテナンス後の車両に合わせセットアップを行います。

この工程が仕上がりを大きく左右します。

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最終セットアップを行っていきます。

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Ferrari 純正車両診断テスター SD2で、F355 スパイダーの基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自のセットアップを実施。

フェラーリ F355 スパイダーのポテンシャルを余す事無く引き出します。

最終の詰めです。

このプロセスが重要です。

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独自のセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のフェラーリ F355 スパイダーのエンジン及びエンジンルームです。

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1つ1つ独自のクオリティーで仕上げたパーツを組み込んだエンジンは、非常に綺麗ですね。
ご入庫時のエンジンと比べると、機能性は当然のこと、見た目にも非常に綺麗に仕上がりました。

ナカムラエンジニアリングでは、このような整備を行わせて頂いております。

 

私たちは、大人の趣味をサポートするメンテナンス ファクトリーです。

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各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。
精度の追求やクリーニングアップ、またセットアップは、ナカムラエンジニアリングが行う整備の特徴の1つでも有ります。

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エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

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全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ F355 スパイダー。
こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。
詳細な写真 500枚(DVD-R 2枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

 

今回メンテナンス御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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ナカムラエンジニアリングの行う整備は、「正しく為されしもの、細やかなれどもすべて尊し」

ナカムラエンジニアリングの企業哲学です。

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