株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ F430 マイスターチェック・異音修理・室内プラスチック部品修理・ボディー板金 塗装

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
今回、フェラーリ F430 メンテナンス御依頼誠に有り難う御座います。

弊社4t積載車が、お引取りさせて頂きましたフェラーリ F430を積んでファクトリーに戻って参りました。

只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ F430 ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェック開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

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チェック工程開始です。
Ferrari 純正 車両診断テスター SD3を、フェラーリ F430 コントロールユニットに接続。

車両側、ECUと交信開始です。

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Errorコードのみのチェックではなく、各部の作動状況や出力波形に至るまで、SD3で出来うる全てのエレクトロニクス関連をチェック。

現状の車両の状態を詳細に把握します。

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ただ、Ferrari 純正 車両診断テスター SD3が車両全てを網羅している訳ではありません。

SD3でモニタリングしても、ERRORコードが入力されない部分も多々存在します。

 

データ全てを鵜呑みにせず、完備する各種専用機器で更に独自の解析を行います。

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Ferrari 純正 車両診断テスターSD3で取得した各部のデータ。

 

現状のフェラーリ F430 車両全体のエレクトロニクスパーツの作動状況。

また、メカニカルの作動また、セット状況。

各部のデータを取得。

最新のFerrariアップデートデータとの比較も行います。

 

現状の電子制御部位データを全て詳細に把握します。

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SD3で取得したデータは、あくまでもデータとし受け止めます。

データ全てを鵜呑みにせず、基本作動が適正値内で確実に作動しているかを、完備する各種専用機器で単体点検を実施。

 

更に奥深くまで、独自の解析を進めます。

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エレクトロニクス関連ポイントのチェック工程へと進みます。

大きく分別すると下記の3項目が代表的な項目です。
1 入力: 電子的・機械的なセンサー(または変換器)で、温度、圧力、電磁場等の物理量をシステムの外部から取得して、電流信号や電圧信号に変換するあらゆるチェック。

2 信号処理回路: 組み合わされた電子素子により信号を操作し、解釈したり、変換したりする個所のチェック。

3 出力: アクチュエータや他の素子(変換器も含む)により、電流・電圧信号を車輌システムにとって有用な形態に再変換されているかなどのチェック。
この3項目から更に分別し、独自のチェックを行いシステムに異常が無いかを見極めます。

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ボディープロテクターの装着。

Tipo F136E型エンジンのメカニカルチェック工程へと進みます。

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360後継モデルのF430。
心臓部は、4.3L V8気筒32バルブ。

F355~360に採用されていた1気筒5バルブ F131Bの改良版ではなく、マセラティ用にフェラーリのエンジン開発部門が作った4.2Lを大きく改良したユニット。
4バルブをベースに排気量を4308ccに拡大したTipoF136E型エンジン。

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最高出力はエンツォのために開発された可変式バルブタイミングシステムの採用また、圧縮比を 11.3までに引き上げられ490PSを発揮。

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エンジンマネージメントシステム ボッシュ製モトロニックをME7までバージョンアップ。

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TipoF136E型エンジンのメカニカル、またモトロニックME7の基本原理や構造を熟知したエンジニアが細部までチェックします。

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フェラーリ F430 車両全体の詳細なチェック工程へと進みます。
年数的、指定交換パーツ。

走行距離的、指定交換パーツ。

フェラーリ F430の傾向的不具合発生ポイントのチェック。

また車両のコンディションを整える為の独自のチェックへと。
指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

指定交換に列記されているパーツでも必ず交換しないといけない訳ではありません。
素材や構造を知り尽くしたエンジニアが、的確にチェックし判断します。

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近年の車両は、エアロダイナミクスが非常に進んでいます。
たとえば、車両下部のアンダーカウル。

ベンチュリートンネルにダウンフォースの多くを獲得するグランドエフェクト・カーとして設計され、エアロダイナミクスをさらに追求。

ベルヌーイの定理により、ベンチュリーの流速が速くなり空気圧が大きく下がり、下向きの揚力を発生させるダウンフォースを作り出します。

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車両下部全面にアンダーカウルが装備されています。

ダウンフォースを得る為、カウルで覆われているのですが、オイル漏れ等発生してもオーナーには分りにくい反面もあります。

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フロントバンパー及びリヤフロアーカウル現状の画像です。

ヒットした痕跡が見受けられます。

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グランドエフェクト気流効果を乱さないよう、ラインやエッジ部分を完璧に復元できると判断しました。

現品でのリペアメニューを、ご提案させて頂きます。

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フェラーリ F430 メカニカルチェック工程へと進みます。

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車両はさまざまなパーツや機構で構成されていますね。

メカニカルまた、エレクトロニクス ボディー構成などなど…

書ききれない複雑な機構を組み合わせ1台の車両として構築されています。

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車両毎に傾向的不具合も存在し、指定交換が促されているパーツも存在します。

車両の使用状況や用途、保管状態で車両のコンディションは千差万別です。
また、これまで車両がどの様な考え方でチェックされてきていたか、どのような工法でリペア&メンテナンスを受けてきたか?

壊れた箇所のリペアだけではなく、車両のコンディションを整えていくというメンテナンスが的確に行われてきた車両か否か?

色々な状況で、リペア、メンテナンスポイントが違ってきます。

状況によってパーツ寿命が長くもなりまた、短くもなります。

 

1から独自の思想、理念また目線で、的確なチェックを行います。

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通常見えない箇所に装着されているF1マチックオイルのオイルタンク。

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取り扱い方法を間違えてキャップを開けられてしまったのでしょう。

ブリーダーパイプが折損している状態。

 

この状態ではF1マチックオイルに砂埃が混入し、F1マチックのソレノイドやアクチュエーターを破損させてしまいます。

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リバーススイッチのガタ付きのトラブルシューティング。

クリスタルのような繊細なレザーを綿密にプロテクト。

 

スイッチの分解工程へと進みます。

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折損したスイッチの破片を大きなワッシャで無理やり固定しようとされています。

見えない箇所とは言え、プロが行った作業とは思えない状態ですね。

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右フロントフェンダーハウス内部の状態。

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クーリングアウトレットフィンが折損してしまっています。

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フロントホイール左右の状態。

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左右共にヒットした痕跡が見受けられます。

右に至ってはホイールにクラックが入りタイヤもバーストしている状態です。

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フェラーリ傾向的不具合の代表的なポイントの1つ。

インテリアの樹脂パーツの溶解が起こっています。

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私たちが行う樹脂パーツのリペアは、2度とペイントが溶解することは有りません。

独自に配合したペイントで、新車時の滑らかな肌触りを再現。

また、塗色は新車時の色と全く同じ。

ジェントルな色彩を再現できる塗色を独自で配合。

 

一気に新車時の樹脂パーツのインテリアへと復元させます。

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ハイマウントストップランプの不灯。

トラブルシューティングを行っていきます。

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ナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスブログラム マイスターチェックは、テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的な点検ではなく、隠れた内部にまで緻密なチェックは及びます。

 

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点から車両を綿密にチェックします。

そうする事で車両の状態を緻密に把握でき、コンディションを整える事が可能です。

非常に重要なことですね。

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最低でも1年に1度の的確な点検で、各部のコンディションのチェックを行う事が大切ですね。

 

車両全体を項目毎にチェックし、問題の所在を的確にピックアップします。

また、コンディションをより良き方向に整えるポイントもピックアップ。
綿密なチェック終了後、客観的ではなく主観的に見た、車両を向上させる為のメンテナンスメニューを組み立てます。

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ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックが終了したフェラーリ F430。

 

確実に現状の車両の状態を把握し切らせて頂きました。

現状の車両の状態を分かり易くまとめ御連絡させて頂きます。

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オーナー様とお打ち合わせさせて頂き決定しました今回のメンテナンスメニュー。

パーツ入荷次第、実作業に入らせて頂きますので宜しくお願い致します。

フェラーリ F430 整備&メンテナンス開始準備の為、クリーンなリフトセクションへと…

フェラーリ F430 傷付いているフロントバンパースポイラー及びリヤデュフューザーのリペア工程から行っていきます。

フロントバンパースポイラー及びリヤデュフューザーのリペアに伴いアンダーカウルの分解工程へと進みます。

アンダーカウル分解工程後の画像です。

R/H L/H共に傷ついているフロントバンパースポイラー。

同じくR/H L/H共に傷ついているリヤデュフューザー。

現品リペアを行う為フロントバンパースポイラー及びリヤデュフューザーの分解工程へと進みます。

フロントバンパースポイラー及びリヤデュフューザー分解工程後の画像です。

フロントバンパースポイラー及びリヤデュフューザーに、細部までプロテクター処理を実施。

分解時、ボディーとの干渉を完全にプロテクトし分解工程完了です。

フェラーリ F430 フロントバンパースポイラー分解後の画像です。

リヤデュフューザー分解後の画像です。

フロントバンパースポイラー及びリヤデュフューザーの現品リペアを行っていきます。

フェラーリ傾向的不具合ポイントの代表的なポイントの1つ。

インテリア内部の樹脂パーツ表面溶解のリペア工程へと進みます。

塗装が溶解したインテリア内部の樹脂パーツ。

クリスタルのような繊細な内装を細部までプロテクト処理を行い樹脂パーツの分解工程へと進みます。

インテリアより分解工程後の塗装が溶解した樹脂パーツ。

部分的なリペアでは、リペアされていない樹脂パーツの溶解が必ず起こってきます。

溶解する度にリペアしていては費用もかさみ、またカラーが均一化されず違和感だけが残ります。

 

インテリア内部の樹脂パーツを1セクションと考え一気にリセットします。

アシュトレイカバー裏面の画像です。

ロックブラケットが折損している状態。

塗装が溶解した樹脂パーツと同時に、現品を確実また美しく新車時同様にリペアしていきます。

油脂類の交換工程へと進みます。

車両のオイルは、大きく分けて2種類に分別できます。

ひとつは、エンジンやミッション、デフなどの潤滑を目的としたオイル。

ふたつめは、ブレーキやクラッチ、F1マチック、パワーステアリングなどの油圧システムのオイル。

オイル交換の目安は、『性能が劣化したら…』と、言葉では簡単に言えますが、オーナーはオイル性能が劣化したという自覚症状を感じとることができないので難しいですね。

オイルの性能の劣化はゆっくりと進行するから分かりにくいものです。

オイルの性能劣化は、普通に使用しているだけでも時間の経過とともに劣化してしまいます。

空気と触れることで酸化してしまうのが主な理由。

高温になるとより酸化しやすくなります。

劣化したオイルのまま使用を続けると、エンジンやミッションなどを壊すことになります。

ちなみにスーパーGTなどのレースチームは、予選と決勝レースの間にもオイル交換をするほどオイル管理には気を遣っています。

潤滑系のオイル交換の目安として、使用期間また、使用許容限度が設定されています。

使用期間また、使用許容限度を1度でも超えたオイルは、本来の性能を発揮できずメカニカルを痛めてしまいます。

また、車両ポテンシャルに十二分に対応できるオイルをチョイスするノウハウも重要です。

私たちは、添加されている成分内容や粘度など、車両のモデル・使用する部位に適した厳選したオイルを使用し、より一層車両をベストなコンディションへと導きます。

オイルの管理は非常に大切なポイントですね。
私たちが厳選したフェラーリ F430に推奨するエンジンオイルを使用します。

ドレンボルトに付着している金属粉。

 

金属粉等放置すると研磨剤と同様の効果を及ぼします。

エンジンブローの原因になる為、その除去は重要です。

ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

 

一度締め付けたガスケットの再使用は行いません。
クリーンな状態から規定トルクでロックします。

オイルフィルターの交換工程へと進みます。

オイルフィルターを取外し、フィルター取り付けフランジ内部のクリーニングアップ工程を行います。

クリーニングアップ工程後の画像です。

スッキリ気持ちよいものですね。
クリーンな状態からオイルフィルターを規定トルクで組み付けていきます。

クリーンなフランジに、新しいオイルフィルターを装着後の画像です。

また、周辺部分も隅々までクリーニングアップを実施。

 

【オイルフィルターの豆知識】

エンジンオイルにはエンジン内部を清浄に保つ為にオイル中の汚れやゴミを取り込むオイルフィルターがありますね。

オイルフィルターがあると、エンジンオイルがそこを通過することにより、オイル内に取り込まれていた金属粉やスラッジ(ホコリや燃焼カスなどの不純物)が濾し取られます。

特に金属粉は、放置すると研磨剤と同様の効果をエンジン内に及ぼしてエンジン損傷の原因になる為、その除去は重要です。

オイルフィルターのろ過能力は上げ過ぎると油圧上昇や目詰まりなどの不具合を引き起こす可能性がある為にその性能はある一定のところで抑えられています。

その為オイルフィルターですべての金属粉やスラッジ等が除去できる訳ではないんです。

また、オイルフィルターの能力が低下し目詰まりを起こした場合を想定してバイパス機構を備えています。

フィルターが目詰まりしてエンジン内各所にオイルが供給できなくなると、エンジンが焼き付く原因となるからです。

ただしこの機構はあくまで非常用であり、的確なスパンでの交換が必要です。
1つ1つのパーツや組込みには、全てに裏付ける意味があるんです。

ミッションオイルの交換工程へと進みます。

 

【ミッションオイルの豆知識】

 

エンジンオイルの交換はオーナーが1番気にし交換されますが、ミッションオイルも忘れてはいけない油脂類の1つ。

ギヤーの焼き付きを避け、またシフトフィーリングまで良くなるミッションオイル。

シフト操作をすると、ミッション内部で大きなギヤーが噛み合ったり外れたりしますよね。

ギヤーオイルには、潤滑 冷却 防錆 応力分散の4つの作用が求められます。

エンジンオイルでは、これに加えて密閉作用や洗浄作用が要求されますが、ギヤーオイルの場合、この効果はほとんど必要が無いでしょう。

それよりも重視されるのが応力分散作用ですね。 この作用がしっかりと発揮できるミッションオイルを使用しないと、ギヤーの焼き付きなどのダメージに繋がったり、シフトフィールの悪化に直結します。

 

私たちが厳選した、フェラーリ F430に推奨するミッションオイルを使用します。

ドレンボルトに付着している金属粉。

オイルの使用期間また、使用許容限度を超過していたのか?

オイルの応力分散作用が不足していたのでしょうか?

 

金属粉等放置すると研磨剤と同様の影響を及ぼします。

ミッション損傷の原因になる為、その除去は重要です。

ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は行いません。

パワーステアリングオイルの交換工程へと進みます。

パワーステアリングオイルも、私たちが厳選したフェラーリ F430に推奨するオイルを使用します。

 

【パワーステアリングオイルの豆知識】

 

パワーステアリングは、エンジンの出力を利用してポンプを作動させることで高圧な油圧を発生させ、その力でステアリング回転力を軽減する部位。

ラック&ピニオン式とボールネジ式に大別されます。

また、スピードを感知することによりアシスト力を制御するパワーステアリングも有ります。

フェラーリF430は、油圧式。

油圧式を採用する利点に、自然なステアリングフィーリングが得られると共に、ドライビングプレジャーを追求出来ます。

 

パワーステアリングオイルの劣化が進んだ場合には、パワーロスによる操作性悪化やポンプからのオイル漏れが発生するなど、2次的不具合を誘発させます。 的確な交換距離及び年数での交換が必要です。

エンジン冷却水の交換工程へと進みます。

私たちが厳選したフェラーリ F430に推奨するエンジン冷却水を使用します。

 

【エンジン冷却水の豆知識】

 

エンジン冷却水は、エンジンオイルと同様、重要な役割を果たす液体です。

主成分はエチレングリコールという化合物と水で構成されています。

高温なエンジンを常に冷却する役割を果たしています。

 

また、ラジエーターやエンジンブロックで使用される構成パーツに錆が発生しない様にする役目や、消泡性能などなど…もかね合わせています。

エンジン稼動時には、常に高温にさらされる為、エンジン冷却水も劣化します。

エンジン冷却水には、さまざまな化合物が含まれています。

 

エンジンオイル同様に長期使用せず、1年に1回、酷使されたエンジン冷却水を交換することにより、本来の性能を発揮させ、エンジンを守ります。

1度締め付けられたOリングガスケットの再使用は行いません。

F1マチックオイル交換工程へと進みます。
F1マチックオイルの交換は見逃されがちです。

FerrariのF1マチックオイル交換は、Ferrari 純正 車両診断テスターで通信しながらの交換。

 

Lamborghiniのeギヤーオイル同様、純正テスターを使用せず無理に交換すると、F1マチックポンプや、各ソレノイド機構に負担が掛かり破損します。

破損してしまうと非常に高額なパーツ。

Ferrari 純正 車両診断テスターでの交換が必要です。
F1 マチックオイルは、私たちが厳選したF430のF1マチックに推奨するオイルを使用します。

油脂の管理や選択は非常に大切なポイントです。

 

【F1マチックの豆知識】

355以降のモデルから主流となっているF1マチック。

マニュアルトランスミッション操作を自動化するシステムです。

クラッチまた、トランスミッション自体はMTとほぼ同じ構造ですが、ECUやアクチュエーター等でクラッチを作動させるシステムです。

使用用途にもよりますが、F1マチックオイルは2年毎に交換する事が好ましいでしょう。

 

また、6ヶ月程度でクラッチの残量チェックや調整をすることが大切ですね。

ブレーキオイルの交換工程へと進みます。

使用限度を超過し劣化したブレーキオイルの画像です。

この状態ではブレーキシステム構成パーツに悪影響を与えるばかりか、作動不良またオイル漏れを引き起こしてしまいます。

 

ブレーキオイル交換前にリザーバータンク アウターケース及びタンク内部のクリーニングアップ工程を行っていきます。

リザーバータンク アウターケース及びタンク内部をスッキリ クリーニングアップ。

アウター及びインナーがクリーンな状態からブレーキオイル交換工程へと進みます。

ブレーキオイルを専用機器で交換していきます。

ブレーキオイルに至っても、私たちが厳選したフェラーリ F430のブレーキシステムに推奨するオイルを使用します。
 

【ブレーキオイルの豆知識】

 

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

 

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

 

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

 

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、これだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また乗らなくても1年毎の交換が必要です。

リザーバータンクの外部、更に内部までクリーンな状態からブレーキオイルを交換。

新油はこのように透明なブレーキオイルです。

油脂類の交換工程に伴い分解したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

ナカムラエンジニアリングでは、重整備であれ、オイル交換であれ、分解したパーツを1点1点クリーニングアップを行い組み込んでいきます。
この一連の工程が、ナカムラエンジニアリングが行うオイル交換の流れです。

機能性と美しさの追及。

 

ナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスの品質です。

フロント R/H L/H ハブベアリングの交換工程へと進みます。

 

私たちナカムラエンジニアリングが行う丁寧な作業と、機能性と美しさを追求するフロント R/H L/H ハブベアリングの交換工程をご覧下さい。

車両より分解工程後のフロント アップライトの画像です。

 

ハブベアリング交換に伴うアップライトの分解工程へと進みます。

アップライト分解工程後の各構成パーツの現状の画像です。

まず交換するハブベアリングの画像です。

 

ホイールにクラックが入ってしまう程の衝撃を受けたF430。

ベアリングに傷や歪のダメージを受けていると考えられます。

 

このような場合、交換しておく事がセオリー。

 

 

【ハブベアリングの豆知識】

 

ハブベアリングは、正確かつ滑らかにホイールを回転させる役割を担うパーツ。

摩擦によるエネルギー損失や発熱を減少させ、パーツの焼きつきを防ぐことが目的。

使用許容範囲を超え使用し続けると、ベアリングが焼き付き最悪ホイールが走行中外れてしまう、人命に関わる重要なパーツです。

 

近年車両のエレクトロニクス化が著しく進み、ハブベアリング内部にも電子パーツが内蔵されています。

再使用するブレーキディスクローター現状の画像です。

再使用するアップライト現状の画像です。

 

ニューパーツのハブベアリング組み込み前に、再使用するブレーキディスクローター及びアップライトのメンテナンス及びクリーニングアップ工程へと進みます。

メンテナンス及びクリーニングアップ工程後の画像です。

私たちは、全ての過程において徹底した機能性と美しさにこだわります。

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

 

機能性と精度、美しさまでの追及。

これらの工程を終えて初めてニューパーツのハブベアリングがアップライトに装着されるのです。

フロント R/H L/H ハブベアリングニューパーツの画像です。

画像右がセンターハブ ロックナット ニューパーツの画像です。

画像左が装着されていた古いセンターハブ ロックナットの画像です。

 

一度分解したセンターハブ ロックナットは必ずニューパーツに交換するのがセオリー。

メンテナンス後のアップライトにニューパーツ組み込み工程後の画像です。

 

私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

 

機能性と精度、美しさまでの追及。

これらの工程を終えて初めて、メンテナンス済みパーツが車両に装着されるのです。

センターハブ ロックナットをトルクレンチで最終ロックします。

トルクレンチを使用する事により、規定トルクによる締め付け管理が確実に行えます。
通常のレンチでは、締め付け不足による緩みや、締め過ぎによる破損、あるいは締め付けの個人差によるばらつきが発生します。

私たちは規定トルクでシッカリとしたトルク管理を行う為、全てトルクレンチを使用し各部を組み込みます。
全てを規定トルクにそろえる。

とても重要なことなんです。

私たちのファクトリーでは、エアーツールなど一切使用しません。

全てメカニックの手と、磨き上げられた工具によって行います。

エアーツールなど一切使用せず、全てメカニックの綺麗な手と磨き上げられた工具によって行われます。

自動車工場で連想しがちな機械音など全くない。

 

このような環境のもと一切妥協なく完璧に仕上げられていくのです。

F1マチック ブリーダーパイプのメンテナンス工程へと進みます。

取り扱い方法を間違えてキャップを開けられてしまったのでしょう。

この状態ではF1マチックオイルに砂埃が混入し、F1マチックのソレノイドやアクチュエーターを破損させてしまいます。

右がニューパーツの画像。

左がブリーダーパイプが折損している、F1マチックオイルタンクのリザーバーキャップ。

 

メーカーからはタンクアッセンブリーのパーツ供給のみです。

リザーバーキャップのみの販売は行われていません。

 

 

私たちは、イギリスに本拠を置く、自社のパーツセンター Nakamura Engineering.UK.からニューパーツのリザーバーキャップのみを入手します。

ニューパーツのリザーバータンクキャップ装着後の画像です。

 

折損により飛散していたF1マチックオイルも全てクリーニングアップ。

細部までクリーンな状態にしメンテナンス工程完了です。

F430 エンジンルームのクリーニングアップ工程へと進みます。

マイスターチェックの点検に伴い各プロテクターを分解したエンジン及びエンジンルーム内部の画像です。

 

ナカムラエンジニアリングでは、チェックに伴い分解したパーツを1点1点メンテナンス&クリーニングアップを行い組み込ます。

 

同時に隠れたエンジン及びエンジンルーム内部のクリーニングアップを行っていきます。

隠れたエンジン及びエンジンルーム内部には、汚れがビッシリ付着しています。

分解したパーツ組み込み前に、汚れているエンジン及びエンジンルーム内部を、細部までクリーニングアップしていきます。

エンジン及びエンジンルーム内部クリーニングアップ工程後の画像です。

チェック時のみ可能な内部のクリーニングアップ。

 

蓄積していた汚れを細部までクリーニングアップを実施。

スッキリ クリーンな状態に回復させました。

マイスターチェックの為、各部を分解した時のみ可能なエンジン、またエンジンルーム内部のクリーニングアップ。

細部まで丁寧に仕上げます。

 

クリーンな状態から分解したパーツを仕上げ組み込みます。

この工程を行う事で組上がり時の細部の仕上がりが大きく左右します。

 

チェックに伴うエンジンルームのクリーニングアップ。

特別な費用は必要ありません。

 

ナカムラエンジニアリングが行うマイスターチェック工程の一部だからなんです。

私たちの行う整備は、単に分解したパーツを組み立てるだけの簡単な整備ではありません。

 

ナカムラエンジニアリングの行う整備は、分解したパーツを細部に至るまで担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に仕上げ組み上げます。

機能性と美しさの追及。

 

私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。


ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックに伴うクリーニングアップ工程へと進みます。

 

サスペンションシステム ステアリングシステム、またブレーキシステム等のクリーニングアップを行っていきます。

 

F430 フロントフェンダー内部現状の画像です。

私たちがマイスターチェック時に行う、フェンダー内部クリーニングアップ。

細部まで徹底して行っていきます。

同じくリヤフェンダー内部現状の画像です。

クリーニングアップを行っていきます。

クリーニングアップ後のフロントフェンダー内部の画像です。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックに伴うクリーニングアップ。

 

ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つです。

細部までクリーンな状態に仕上げます。

リヤフェンダー内部クリーニングアップ後の画像です。

美しさの追及。

クリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

 

ナカムラエンジニアリングが行う、メンテナンス プログラム マイスターチェックの特徴の1つです。

右フロントフェンダーハウス内部のクーリングアウトレットフィンの交換工程へと進みます。

クーリングアウトレットフィンの一部分が折損してしまっている状態。

ニューパーツの画像です。

 

クリーニングアップ後のクリーンなフェンダー内部に装着していきます。

クリーニングアップ後の装着部分にニューパーツを組み込み。

 

私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

 

機能性と精度、美しさまでの追及。

これらの工程を終えて初めて、クーリングアウトレットフィンが組み込まれるのです。

フェラーリ F430 車両底、フロア部分シャシー現状の画像です。

 

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックに伴い、分解したフロア部分シャシーのクリーニングアップ工程へと進みます。

細部までクリーニングアップを行っていきます。

クリーニングアップ後の画像です。

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックに伴い分解したフロア部分シャシーのクリーニングアップも実施し、機能美を追求するメンテナンスを行います。

 

私たちが行う整備は、通常見えない箇所の美しさとクオリティーを重要視します。

 

最善を尽くすメンテナンスをご提供します。

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックの点検に伴い分解したアンダーカウル。

 

汚れ切った現状の画像です。

ナカムラエンジニアリングでは、点検に伴い分解したパーツを1点1点クリーニングアップを行い組み込んでいきます。

 

クリーニングアップを行っていきます。

クリーニングアップ後のアンダーカウルの画像です。

クリーンな状態で組み込みに備えます。

 

美しさの追及。

クリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

 

ナカムラエンジニアリングが行う、メンテナンス プログラム マイスターチェックの特徴の1つです。

左右共にヒットした痕跡が見受けられるホイール及びタイヤの交換工程へと進みます。

ホイールにクラックが入り、タイヤもバーストしている状態です。

 

こちらのホイールは、マグネシウム素材を使用したホイールです。

 

現品でのリペアも不可能ではありません。

綺麗に修復する事も可能ですが、ここまでの状態になった場合、修復してもやはり、危険なリスクが伴います。

 

オークション等で売られているホイールは、このようなホイールを修復され販売されている場合がほとんど。

 

ニューパーツへと交換していきます。

ニューパーツの画像です。

私たちはホイールの交換時や、タイヤ交換時には、必ずエアーバルブも交換します。

ニューパーツのホイールに、ニュータイヤを組み込み後の画像です。

 

ニューパーツのタイヤは、後輪のタイヤの銘柄に合わせF430のハイパフォーマンスに十二分に対応可能なモデルをチョイス。

 

前後で銘柄を変更するようなセンスのない交換は行いません。

後輪のホイール現状の画像です。

 

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェックに伴い、取外したホイールのクリーニングアップ工程へと進みます。

ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

クリーニングアップを行っていきます。

ホイール クリーニングアップ後の画像です。

プロのレースチームでもホイールの磨きは重要な仕事の1つです。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェックします。

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつなんです。

点検に伴い脱着したパーツ1つ1つを独自のクオリティーで仕上げます。

R/H L/H共に傷ついていたフロントバンパースポイラー。

現品でのリペア後の画像です。

フロントバンパースポイラー形成を一体と考え、ハンドレイアップ成形でリペアしました。

グランドエフェクト気流効果を乱さないよう、ラインやエッジ部分を完璧に再現。

 

高品質で、付加価値と信頼性の高い、車両にとって本当にクオリティーの高い成形方法のリペアを提供させて頂きます。

 

どのような形状のパーツに対しても、これまでの蓄積されたデータベースから、最適な成形・加工方法を選択し、ご満足頂けるリペアをご提供させて頂きます。

フロントバンパースポイラー装着前に、車両側クリーニングアップ後の画像です。

これが私たちが行うフロントバンパースポイラー装着前に行うクリーニングアップです。

私たちが行う整備は、通常見えない箇所の美しさとクオリティーを重要視します。

私たちのメンテナンスに対するこだわりは、このようなポイントから始まります。

 

各部のクリーニングアップの特別な費用は必要ありません。

組み込み前のクリーニングアップ。 ナカムラエンジニアリングクオリティーの特徴の1つです。

クリーンなフロントセクションに、フロントバンパースポイラー組み込み後の画像です。

 

左右の均一性やチリ合わせにこだわりフロントバンパースポイラーを組み込みます。

独自の最新の工法で現品リペア後の樹脂パーツの画像です。

樹脂パーツを1セクションと考え、インテリア全ての樹脂パーツをリセットします。

私たちが行う樹脂パーツのリペアは、2度とペイントが溶解することは有りません。

 

私たちが行うリペアは、綺麗に塗装するだけではNGです。

 

熟練した技でその車両本来の塗装の肌艶を復元させます。

 

塗装工程は一切ごまかしの効かない、とても神経を使う作業です。

 

パーツ本来の肌艶を復元させる技術もさることながら、新車当時と同じ色を作る調色は経験だけでなくセンスが重要になってきます。

 

 

私たちが行うリペアはそこまでを追求し行われるのです。

アシュトレイカバー裏面のロックブラケットの折損のリペア後の画像です。

表面に出ない部分だけに、手抜きの行われ易い工程です。

 

私たちは、見える箇所だけでなく、通常見えないポイントまで最善を尽くし美しさを回復させコンディションを整えるリペアを行います。

 

このような箇所で、企業としての考え方が問われます。

樹脂パーツを装着するインテリアのメンテナンス及びクリーニングアップ工程へと進みます。

 

生産時のインテリア精度の誤差、また車歴で精度が低下していないかを項目毎に測定チェック。

精度が低下している部位においては、樹脂パーツ組み込み前に綿密な精度に修正し組み上げます。

メンテナンス及びクリーニングアップ後のインテリアに、リペア後の樹脂パーツを組込み後の画像です。

 

樹脂パーツを組上げる上での細かな微調整。

担当メカニックが気持ちを込めて丁寧に組み上げます。

 

お客様が見えない所に企業の責任があると私たちは考えます。

インテリアの樹脂パーツを一気にリペア。

1セクションを確実にリセットします。

 

私たちの行う整備は、単に不具合箇所の整備だけではなく、手作業で何時間もかけて仕上げられるのです。

 

問われるのはリペア技能だけではないと思います。

メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。

 

これがナカムラエンジニアリングが行うメンテナンスなんです。

R/H L/H共に傷ついていたリヤフロアーカウル。

現品でのリペア後の画像です。

リヤフロアーカウル形成を一体と考え、ハンドレイアップ成形でリペアしました。

グランドエフェクト気流効果を乱さないよう、ラインやエッジ部分を完璧に再現。

 

高品質で、付加価値と信頼性の高い、車両にとって本当にクオリティーの高い成形方法のリペアを提供させて頂きます。

 

どのような形状のパーツに対しても、これまでの蓄積されたデータベースから、最適な成形・加工方法を選択し、ご満足頂けるリペアをご提供させて頂きます。

メンテナンス及びクリーニングアップ済みのアンダーカウルを、クリーンなシャシーに組込み完了後の画像です。

基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

ナカムラエンジニアリング メンテナンスプログラム マイスターチェックをご依頼頂いた車両全てに実施させて頂く。

 

私たちは、全ての過程において徹底した精度と美しさにこだわります。

本来そういう整備が基本と私たちは考えます。

 

機能性と精度、美しさまでの追及。

これらの工程を終えて初めて、フロアーカウルが装着されるのです。

 

私たちが行わせて頂く点検の基本方針です。

コーナーウエイトレシオ及びフルアライメントの測定及びセットアップ工程へと進みます。

コーナーウエイトレシオの測定及びセットアップ工程から。

コーナーウェイトゲージとは、タイヤ毎に測れる車重計のことです。

個々のタイヤにかかる重量を車高調整などで変え、左右バランスを整えます。

 

コーナーウエイトレシオの測定及びセットアップ。

測定前に、以前のセットアップをセットダウンし、クリアな状態に。

 

セットダウン後、1からセットアップを行っていきます。

フルアライメント調整の前に、コーナーウェイト測定・セットアップ工程を行います。

 

荷重移動がスムーズになり、サスペンションの性能がフルに発揮できます。

又、コーナーウェイトを合計し、(車両重量として軽量化計画を立てたり)パワーチェックを同時に行い、パワーウェイトレシオ・トルクウェイトレシオを計算する事も出来ます。

フルアライメントの測定及びセットアップ工程へと進みます。

 

サスペンションシステムの変更、整備&メンテナンスまた何らかのセットを変更した場合、フルアライメントの測定及びセットアップは必要不可欠な作業。
また、変更点が無くてもアライメントは変化してしまいます。

定期的な測定及びセットアップが好ましいポイントです。

埃一つないクリーンな状態。

 

アライメントをセットできるポイントは多々存在します。

クリーンな状態からでなければ、確実なセットアップは行えないと私たちは考えます。

 

私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。

アライメントのポイントは、サスペンションシステムや、タイヤのキャラクターをどれだけ活かせるかが最重要ポイント。

ですので、基本アライメントは存在するものの、正解は1つではありません。
車両の仕様はもちろん、使用用途やドライビングテクニックによっても、最適なアライメントにセットします。

1台1台オーダーメイドのアライメントにセットアップします。
タイヤの銘柄、純正でもサスペンションのプリロードの違い、またサスペンションシステムを変更している場合はバンプ、リバンプ、ストロークスピード等々数限りなく違いがあります。

今までのデータを下に、オーダーメイドのセットアップを行います。

 

その結果、乗りやすい=リスクを回避できる=積極的にアクセルを踏んでいけドライビングに集中できる。

この法則が大切。

全ての整備&メンテナンス完了のフェラーリ F430。

最終チェック及びセットアップ工程へと進みます。

Ferrari 純正テスターSD3で、整備&メンテナンスに伴うECUのセットアップ。
まず、以前の車両セットをセットダウン。

続いて整備&メンテナンス後の車両に合わせセットアップを行います。

この工程が仕上がりを大きく左右します。

最終セットアップを行っていきます。

 

Ferrari 純正車両診断テスター SD3で、F430の基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自のセットアップを実施。

フェラーリ F430のポテンシャルを余す事無く引き出します。

最終の詰めです。

このプロセスが重要です。

最終チェック及びセットアップも終了。

最終クリーニングアップ実施後のフェラーリ F430のエンジン及びエンジンルームです。

 

1つ1つ独自のクオリティーで仕上げたパーツを組み込んだエンジンは、非常に綺麗ですね。
ご入庫時のエンジンと比べると、機能性は当然のこと、見た目にも非常に綺麗に仕上がりました。

 

ナカムラエンジニアリングでは、このような整備を行わせて頂いております。

問われるのはリペア技能だけではないと思います。

メンテナンスに対する品質へのこだわり、テクニック、センスなど、すべての要素が高次元でなければなりません。

各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

 

機能性と見た目が大切なフェラーリやランボルギーニには、それ相応の対応が必要と私たちは考えます。

私たちは、全ての過程において本来のポテンシャルを発揮させるメンテナンスを行い、また仕上がりの美しさにもこだわります。

 

私たちが行わせて頂く整備の基本方針です。

 

私たちは、大人の趣味をサポートするメンテナンス ファクトリーです。

エクステリア、インテリアの最終仕上げも、メンテナンス同様こだわります。

ナカムラエンジニアリング メンテナンス プログラム マイスターチェック終了のフェラーリ F430。

 

実施した全てのリペア及びメンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全ての点検及び整備工程を担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 487枚(DVD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車両と一緒にお渡しします。

 

今回メンテナンス御依頼有り難う御座います。

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

ナカムラエンジニアリングの行う整備は、「正しく為されしもの、細やかなれどもすべて尊し」

ナカムラエンジニアリングの企業哲学です。

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