株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリF430スクーデリア・スパイダー16M エンジンの調子が悪い修理・コンピューター調整 整備

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

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ウェブサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。
 
 
 
いつもフェラーリ F430 スクーデリア・スパイダー16M メンテナンス御依頼有り難う御座います。
 
只今よりご入庫時のエクステリア&インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。
 
今回も、ご期待にお答えする各部のチェック及びメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

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フェラーリ F430 スクーデリア・スパイダー16M  作業開始準備の為、リフトセクションへと…

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メンテナンス開始です。

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エキゾーストシステムを分解。

 

分解時のみ可能なエンジンルームのクリーニングアップ。

細部までクリーニングアップを行っていきます。

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クリーニングアップ後の画像です。

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普段は見えないところまで徹底したクリーニングアップを行いエキゾーストの組み込みに備えます。

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今回交換するキャタライザー現状の画像。

車両に組み込み前にメンテナンス&クリーニングアップを行っていきます。

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1つ1つのパーツを単体からメンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

機能性と美しさを追求する整備をご提供します。

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エキゾーストシステムを組上げる上での、細かい微調整。

最終的な合わせこみが重要です。

 

機能性と美しさを追求し組上げます。

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キャタライザー交換に伴い分解したパーツのメンテナンス&クリーニングアップを行います。

問題の無い再使用パーツを独自のクオリティーで仕上げます。

 

現状の画像です。

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分解パーツを組み込み前にメンテナンス&クリーニングアップします。

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メンテナンス&クリーニングアップ後の画像です。

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素材毎に、一番適した工法を精査し、メンテナンス&クリーニングアップを実施。

組込みに備えます。

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全ての下準備が整ったパワーユニットに、個々のパーツ精度を確実に取り戻したパーツを、独自のノウハウを盛り込み組み込み。

1台1台手作業で、どれだけ効率的に動力性能を発揮できるかにこだわり組上げます。

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ブレーキオイルの交換。

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塵や汚れが付着しているリザーバタンクのクリーニングアップから。

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また、リザーバタンク内部底に、大気中の水分を吸って加水した浮遊物が貯まっています。

この状態ではブレーキシステム構成パーツに悪影響を与えるばかりか、作動不良またオイル漏れを引き起こしてしまいます。

 

リザーバタンク同様、内部の加水した浮遊物のクリーニングアップも同時に行います。

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クリーニングアップ後の状態です。

ブレーキオイル交換の下準備を整えます。

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新油は、このような透明なブレーキオイル。

クリーンな状態からブレーキオイルの交換を行います。

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ブレーキオイルは、私たちが推奨する430 スクーデリアのパフォーマンスにベストなオイルを選択し交換します。

 

 

ブレーキオイル。

ブレーキオイルの交換時期は、オイルの色などでも簡単な判断はできますが、交換基準はあくまで使用期間、水分吸収量、劣化で判断します。

サーキット走行後は、ブレーキに与える熱量が非常に大きい為、熱によるブレーキオイルの膨張などが繰り返され劣化が急激に進みます。

ブレーキオイルは吸湿性が高く、大気中の水分を吸収する為、期間の経過と共にブレーキオイル内の水分量が多くなり、沸点が下がってしまいます。

そのまま使用し続けると、ハードブレーキを繰り返したときにブレーキオイルが沸騰し気泡が発生し、踏力によって発生した圧力は、気泡を圧縮するだけで制動力を発生させることができず、ブレーキが効かなくなります。

これをペーパーロック現象と言い、大変危険な現象の一つです。

ハードブレーキはしないから…と思うオーナーも多いでしょうが、発生する不具合はこれだけでは無く色々な不具合を発生させます。

ブレーキオイルの水分吸収量が多くなると、キャリパーピストンに錆が発生し、ピストン固着やブレーキの引きずり、片効き等々を引き起こします。

 

通常のストリートでの使用、また、乗らなくても1年毎の交換が必須。

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ブレーキオイル交換と同時に、周辺部分もクリーニングアップ。

私たちが行うごく通常のブレーキオイル交換工程です。

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制御システムの修理 メンテナンスを行います。

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制御システム系統の修理&メンテナンス完了です。

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修理に伴い脱着したホイールのクリーニングアップ&メンテナンスを行います。

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ブレーキダストなどの汚れが付着してしまっているホイール。

クリーニングアップ&メンテナンスを行っていきます。

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ホイール クリーニングアップ&メンテナンス終了後の画像です。

表裏共に、本来の発色を取り戻しました。

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プロのレースチームもホイールの磨きは重要な仕事。

タイヤの状態やホイールの変形、キズやキレツ、そしてホイールナットの座面などもチェック。

 

ワークスチームでも、メカニックの重要な仕事のひとつ。

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クリーニングアップ&メンテナンス終了のホイール。

整備に伴い脱着したパーツは1つ1つメンテナンス&クリーニングアップを行います。

 

これが私たちの行うリペア&メンテナンスの作業過程です。

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4set ニュータイヤへと交換。

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F430スクーデリアのパフォーマンスを十二分に受け止めるスペックを選択。

 

タイヤは、重い車重を支えている重要なパーツです。唯一路面と接し、常に大きな負荷がかかっている重要なパート。

タイヤの寿命は、様々な要因によりどの程度劣化してしまっているかによります。

一般的にはスリップサインと呼ばれる、溝が1.6mmになった際に出る警告の目印が交換時期とされています。

しかし、タイヤはゴム製品であり、日々の走行で雨や土、油などの物質と接し、また、駐車時においても直射日光やオゾンにさらされ徐々に劣化していくものです。

そういった劣化の進み具合も、タイヤの交換時期に大きく関わることを忘れてはいけません。

スリップサインではまだまだ使えるタイヤでも、タイヤにヒビや傷などがある場合は要注意です。

パンクやバーストなどの原因になったり、危険を伴う場合があります。
 

タイヤパフォーマンスを発揮させ安全にドライビングを楽しむには、スリップサインだけでなく、タイヤ全体の劣化や損傷具合も点検し、見極める必要があります。

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整備やメンテナンスに伴い分解した、アンダーカウルやフェンダーライナー類。

内側は非常に汚れていますね。

私たちの作業工程は、分解パーツを1点1点クリーニングアップし美しさを取り戻します。

 

メンテナンス&クリーニングアップ開始です。

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メンテナンス&クリーニングアップ後のカウルの画像です。

細部までこだわったクリーニングアップを実施。

 

リペア&メンテナンス同様に、隠れた箇所ほど重要と考えます。

クリーンな状態から組込みに備えます。

 

気持ち良いものですね。

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クリーニングアップ済みのカウルを組み込み。

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基本装着位置の見直しも図り、1つ1つ丁寧に組み込みます。

全てのチリ合わせや、左右の均一性、ボルトロック状態の位置にもこだわり組み込み。

 

私たちは妥協しない徹底した整備また、メンテナンスを行います。

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全ての整備&メンテナンス終了後の最終チェック。

 

入力されていたERRORコードなども、全てリセット。

電子制御部位は、Ferrari純正車両診断テスターSD3で、F430スクーデリアの基本原理や構造を熟知したエンジニアが独自の最終チェック。

メカニカル面も、的確な最終チェックを行います。

 

最終の詰めです。

このプロセスが重要です。

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最終チェックも終了。

クリーニングアップ実施後のエンジン&エンジンルーム。

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分解時、各パーツ単品でクリーニングアップ&メンテナンスを行っているので、隅々までスッキリ クリーンな状態を復元。

 

各部のクリーニングアップや、精度を取り戻すメンテナンス等、特別な費用は必要ありません。

私たちのごく通常のメンテナンス工程の一貫だからです。

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全ての整備&メンテナンス 終了のフェラーリ F430スクーデリア 16M。

 

こちらのMaintenance Reportには作業内容の一部のみを抜粋し掲載させて頂いています。

実施した全てのリペア&メンテナンス中の分解写真、また新旧のパーツ画像。

全て担当エンジニアが撮影しています。

 

詳細な写真 144枚 (CD-R 1枚に落としてあります)及び、今回のメンテナンス内容また、今後のメンテナンスメニューも分かり易く作成していますので、車輌と一緒にお渡しします。

いつもメンテナンス御依頼有り難う御座います。

 

今後とも末永い御付き合いの程、宜しくお願い致します。

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