株式会社ナカムラエンジニアリング

フェラーリ612 スカリエッティ 車検整備・タイミングベルト交換・エンジン警告灯点灯 修理・クラッチ調整

※ メンテナンスリポートの更新は 2018/10/28 を以て終了いたしました。以下は過去の記事となりますのでご了承ください。

オフィシャルサイトへの掲載を了承頂きましたので、随時画像の方をアップさせて頂きます。

 

いつも、 Ferrari 612 Scaglietti.ナカムラエンジニアリングへと メンテナンスを御依頼頂き誠に有り難う御座います。

 

只今よりご入庫時のエクステリア・インテリアの傷などのチェックに入らせて頂きます。

今回も、ご期待にお応えするメンテナンスを実施させて頂きますので宜しくお願い致します。

Ferrari 612 Scaglietti. チェック 開始準備の為、クリーンなリフトセクションへ…

Ferrari 612 Scaglietti 車両チェックへと進みます。

Ferrari 612 Scaglietti メカニカル・エレクトロニクス機能のコンディションチェック。

フェラーリ 車両診断テスターは、Errorコードのモニタリング・各部の作動状況や出力波形etc...チェックに使用するのみです。

 

車両診断テスターであっても、1つ1つの末端パーツまで全てを網羅している訳ではありません。

解析データを、ナカムラエンジニアリングのデータベースと融合させチェックを行います。

ボディープロテクターの装着。

 

エンジンのコンディションチェックへと進みます。

①メカニカル性能は低下していないか
②メカニカル各部のクリアランスは正しいか
③メカニカル機能の電源・電流チェック
④メカニカル機能のタイミング
⑤メカニカル機能が異常発熱していないか
⑥周波数の高い金属音が発生していないか
⑦同期した異音また振動が発生していないか
⑧吸気量・排気圧は高過ぎ・低過ぎないか
⑨排気ガス濃度は高過ぎ・低過ぎないか
⑩冷却水は規定圧力・規定量が循環しているか
⑪配管等からの漏れはないか
⑫メカニカルシール部分からの漏れはないか
⑬各部に使用されている潤滑油の粘度が低下していないか

この項目から更に分別しチェックします。

ナカムラエンジニアリングでメンテナンスを積み重ねて頂いている612 Scaglietti。

 

綺麗なぁ~!

Ferrari 612 Scaglietti 車両全体のコンディションチェック。

 

経年数での指定交換パーツ。

走行距離での指定交換パーツ。

Ferrari 612 Scaglietti 国別仕様でのチェック。

また車両のコンディションを整える為のチェックを行います。

 

指定交換パーツの中には、色々な素材のパーツが有ります。

代表的な素材の指定交換パーツの一部。

1 ラバーパーツなどは、光やオゾンによる酸化で弾性が失われ、亀裂や溶解が、ある程度の年数で起こってしまいます。

2 金属製パーツでは、継続的に、また繰り返し車両より受ける衝撃や、常に動いている作動パーツに金属材料としての強度が低下し、疲労が発生してしまうパーツ。

3 金属だけではなく樹脂パーツやカーボンパーツでも劣化は発生します。

 

フェラーリ社が推奨される指定交換パーツ。

必ずしも交換が必要とは限りません。

Ferrari 612 Scaglietti 車両全体のコンディションチェック。

見えない箇所にも最善を尽くすナカムラエンジニアリング。

フロアーもピカピカです

車両を構成している多種多様なパーツが使用許容範囲内か否かをチェックします。

 

ナカムラエンジニアリングが行う車検取得チェックは、『ただ乗って走るものとしての存在』の一般的な車検取得チェックではなく、『フェラーリから伝わってくる五感への刺激を回復させる』という私たちのコンセプトの下行います。

 

テスターを接続しリフトUPで主たる箇所のみチェックする一般的な点検ではなく、隠れた内部にまでチェックは及びます。

 

不具合箇所の特定だけではなく、新車時のコンディションに回復させるという観点で行います。

ナカムラエンジニアリングが行うチェック車検取得チェック項目の1つ。

テスト走行によるプロフィールチェック。

 

エンジンパフォーマンス・ドライビングプレジャーをセクション毎にチェックします。

プロフィールチェック後、再度リフトUP。

 

ナカムラエンジニアリングの解析データーを下に、再度チェックへと進みます。

車両のコンディションは、現在に至るまでのメンテナンス状況で、1台1台全く異なります

毎年必ず定期チェックでご依頼頂いている612 Scaglietti

1セクションずつ積み上げてきた結果がそろそろ実になろうとしている

最初にご依頼頂いたときの状態を思い返すと...

やって来て凄く良かった、と思います

1台でも多くのフェラーリのコンディションを完璧に仕上げたい!

僕はその気持ちでいっぱいです

サスペンションシステムのコンディション。

ステアリングシステムのコンディション。

ブレーキシステムのコンディション。

エンジン・ミッション・クラッチのコンディション。

大切にしておられるのがフェラーリを見ればすぐ分かります

お互い協力し合って仕上げてきた612 Scaglietti

凄く嬉しいです

フェラーリ 車両診断テスターSD-3でのセルフラーニングをお勧めします。

油脂類のコンディション。

車両装備システムのコンディション。

表示されるインフォメーションには常に気を配りましょう

フェラーリは、最低でも1年に1度のコンディション チェックを行いましょう。

推奨するメニューをご提案させて頂き、ご依頼頂きました今回のメンテナンスメニュー

このメニューは、担当するメカニックが過去の整備データーを確認し、現在のコンディションと融合させ作り上げてくれます

僕の手元に届いた時には、全ての内容が詳細に書かれています。

全てが克明に記載されているファイル。

メカニックも、僕と同じ考え方を共有してくれている。

1台でも多くのフェラーリのコンディションを整えていきたい。

ただ、それだけの思い。

 

 

ここまでお互い協力しあって仕上げてきた612

隅々まで整備が行き届いてきました

ボデープロテクターの装着

タイミングベルト交換へと進みます。

タイミングベルトの交換期限は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも3年 (3年で0kmの走行でも交換が必要)

また3年経過しなくても、前回の交換から2万キロ走行した場合です。

 

どちらか先に達した時点での交換が必要です。

 

毎回クリーニングアップを行っているので綺麗です

今回もカムシャフトギヤー・クランクギヤーのクリーニングアップ・メンテナンスするよー

Before  ⤴

After    ⤵

僕たちはただタイミングベルトを交換するだけではありません

動力性能と美しさへの絶え間ない追求。

テンショナーベアリング

ナカムラエンジニアリングのフルオリジナル

フェラーリのポテンシャルを発揮できるように仕上げています

タイミングベルトの交換期限は、モデルに関わらず手厚く保管されている車両でも3年 (3年で0kmの走行でも交換が必要)

また3年経過しなくても、前回の交換から2万キロ走行した場合です。

 

どちらか先に達した時点での交換が必要です。

ただし内部でオイル漏れしている場合、交換期限に関わらずオイル漏れ整備とタイミングベルトの交換が必要です。

 

タイミングベルト テンショナーベアリング交換へと進みます。

僕はここまでやって初めて交換しましたってオーナーに胸を張って言える

トルクレンチで最終ロック。

 

通常のレンチでは、締め付け不足による緩み・締め過ぎによる破損・あるいは締め付けの個人差によるばらつきが生じます。

とても重要なことなんです。

フェラーリは、整備も磨きも見えないところが肝心

タイミングベルトケースのクリーニングアップへと進みます。

Before  ⤴

After    ⤵

分解パーツ1つ1つのコンディションを整え始めてエンジンへと組み上げていきます

フェラーリを本当に愛する大人の為に…

Before  ⤴

After    ⤵

 

Before  ⤴

After    ⤵

リブベルトカバーもクリーニングアップ

整えて備える...

1つ1つの分解パーツのコンディションを整え組み付ける

当然、ハーネスやクランプの取り回しや角度も調整します

 

エアクリーナーBOXやエアクリーナーも同じ

全て清掃してから磨き上げます

僕はフェラーリの整備ってこう言うものだと思います

この1つ1つの積み重ね

 

これだけ光沢があるのは外から中までワックスをかけているから

1台でも多くのフェラーリを蘇らせたい

ただただその思いだけで...

 

自己満足って言われればそうかもしれない

ただ僕が満足しないのに、オーナーが満足してくれるはずがない

ホースクランプの角度とトルクもバッチリ

これが僕たちの仕事

油脂類の交換へと進みます。

エンジンオイル・エレメントの交換から。

 

ナカムラエンジニアリングでは、主成分・添加成分内容・粘度etc…を、使用する車両に応じて変更します。

ドレンボルトをスッキリ クリーニングアップ。

一度締め付けたガスケットの再使用は致しません。

 

クリーンな状態から規定トルクでロックします。

オイルフィルターは純正品を使用します。

作業はフェラーリ専用SSTにて行います。

フランジ内部のクリーニングアップへと進みます。

クリーンな状態からオイルフィルターを組み付けます。

 

エンジン冷却水。

同様に推奨するクーラントに交換します。

ブレーキオイルの交換へと進みます。

交換期限を迎えたオイル。

リザーバタンク アウターケース・タンク内部 クリーニングアップ後の状態です。

綺麗な状態から交換工程へと進みます。

ナカムラエンジニアリングでは、主成分・添加成分内容・使用許容温度etc…を、使用する車両に応じて変更します。

私たちは全ての整備をメカニックの綺麗な手と、磨き上げられた工具によって行います。

新油はこのように透明なオイル。

周辺部分もクリーニングアップし終了です。

 

見えない箇所にも最善を尽くす。

私たちは妥協しない整備・メンテナンスを行います。

車検整備に伴う、フロント/リヤ サスペンションシステム・フェンダー内部のクリーニングアップへと進みます。

Before  ⤴

After    ⤵

 

ホイールのクリーニングアップ・メンテナンスへと進みます。

Before  ⤴

After    ⤵

洗浄後、全てワックスをかけて1本1本仕上げる

だからこれだけの光沢がでます

 

オーナーが喜んでくれると凄く嬉しい

何物にも代えがたい...

 

そんな気持ちで毎日フェラーリと向き合っています

Before  ⤴

After    ⤵

 

 

Before  ⤴

After    ⤵

組み込み前にフロアーもきれいに磨き上げます

 

ただ単に整備するだけじゃない

 

最終チェック・セットアップ

 

Ferrari、工業製品であって美術品。

 

フェラーリを常に向上させ最高のコンディションに近づけ後世に残す...

私たちは日々その思いを胸にフェラーリと向き合います。

 

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